ヴィエンヌ(Vienne)は、フランス南東部、イゼール県の都市。ローヌ川の左岸に位置する河港都市で、古来、交通の要衝として重要な地位を占めてきた。
歴史
ローマ帝国に占領される前はアロブロゲス人たちの拠点都市のひとつであり、ローマ併合後はウィエネンシス州の主要都市となった。古代ローマ時代の名称ウィエンナ(Vienna)はカエサルの『ガリア戦記』にも見られるが、正確な語源は分からないらしい。その後、ブルグント王国の首都となり、1349年にフランス王国に編入された。
現在でも古代ローマ時代の劇場跡や神殿跡、13世紀以降に現在の形に改築されたサン=モーリス大聖堂などが残っている。
ノストラダムス関連
ノストラダムス自身がヴィエンヌに立ち寄ったことかどうかを史料的に確認できるかは不明である。
だが、ヴィエンヌから川沿いに少し遡上すれば
リヨンに至るため、当然立ち寄ったことはあっただろう。
地図
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最終更新:2011年03月16日 20:23