カトリーヌ・ド・ノートルダム

 カトリーヌ・ド・ノートルダム(Catherine de Nostredame)は、ノストラダムスの叔母。ピエール・ド・ノートルダムブランシュ・ド・サント=マリーの間に生まれた子供の一人で、長女と推測されている*1エドガール・ルロワは認識していなかったが、ウジェーヌ・レー(未作成)の調査で明らかになった。

 生年未詳は未詳である。1483年初め頃に、アルルの商人トロフィム・エカルディ(Trophime Aycardi)と結婚した。この時点で18歳以下であったろうとされている。ウジェーヌ・レーはその根拠を示していないが、おそらく両親の結婚の年から判断したものだろう。

 その後、アルルの仲買人(négociant)であったトロフィム・マリー(Trophime Marie)と再婚し、一子(名前は未詳)をもうけたが、1498年に死別した。1502年には、アルルの改宗キリスト教徒(職業未詳)のルイ・ジャン(Louis Jean)と三度目の結婚をした。その後のことはよく分からない*2


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最終更新:2011年04月07日 20:30

*1 Lhez [1968] pp.410-411

*2 以上の情報も全て Lhez [1968] に依拠している。