Prophetie, ou Revolution Merveilleuse des quatre saisons de l'an (1567)

 『 予言あるいはその年の四季の驚異の転回 』(Prophetie, ou Revolution Merveilleuse des quatre saisons de l'an)は、1567年にリヨンミシェル・ジョーヴによって出版されたミシェル・ド・ノストラダムス(ノストラダムス2世)の著書。

【画像】扉 *1

正式名

  • PROPHETIE, OV REVOLVTION, MER-ueilleuse, des quatre saisons de l'an,
    • Et apparition des grands & tres-horribles Signes, Comettes, Estoilles, & tremblement de terre qui pourront aduenir depuis l'an present iusques en l'an de grande mortalité 1568. An de Bissexte.
    • PAR MI. DE NOSTRADAMVS.
    • A LYON,
    • PAR MICHEL IOVE. M.D.LXVII.
    • Auec permißion.

  • 予言あるいはその年の四季の驚異の転回、
    • いとも恐るべき大いなる徴候、彗星、星々の出現、そして地震が今年から、夥しい死を招く1568年閏年までに起こるかもしれない。
    • Mi. ド・ノストラダムスによる。
    • リヨンにて、
    • ミシェル・ジョーヴによる。1567年。
    • 特認とともに。

 この題名は1565年版の『予言あるいはその年の四季の驚異の転回』と酷似している。ただし、そちらでは複数形になっていた冒頭の「予言」(Propheties)が、こちらでは単数になっている。1565年版は現存しないので、単なる記録ミスの可能性もある。

内容

 八つ折版で26ページとノンブルのない3ページ分の計29ページ分で構成されている。本自体は32ページ分あり、3ページ分の白紙がある。1565年版には肖像画などが掲載されていたらしいが、この版には、冒頭の帯模様などを除けば図版が一切ない。
 ノンブルのある26ページ分(扉と裏の白紙を含むので実質24ページ)が本編に当たっており、散文で予言が記載されている。
 残り3ページ分は「読者向けの十行詩」と「予言あるいは予兆の転回の告知」(Advertissement de Prophetie, ou reuolution des Presages)と題する詩となっている。

 こうした内容は、ピエール・ブランダムールが指摘したように *2 、『今年に始まり、夥しい死を招いた年と言われることになる1568年閏年まで続く驚異の予言』(1566年 - 1567年頃)とほぼ同じであり、実質的な再版と位置づけることができる。
 ただし、1565年版が現存しないこともあり、そちらも含めた再版の関係は不明である。

所蔵先

  • リヨン市立図書館
  • マギル大学オスラー医学図書館

 2003年にはリヨン市立図書館の蔵書を基にした影印版が出版された。また、Gallicaでも全ページ分が公開されている。

再版

 翌年、ジョーヴによってそのまま再版された。


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