1574年1月4日に洗礼を受けた。代父は
サン=レミの神学博士でサン=マルタン参事会聖堂の参事会員でもあった伯父(または叔父)のピエール・ダルメラン(Pierre d'Alméran)、代母はトミーヌ・リシエール(Thomine Richière)であった。
ピエール・ダルメランは、
ジョーム・ド・ノートルダムが一時代理を務めた貴族アントワーヌ・アルメランの息子である。
彼女は何人もの子を産んだらしいが、ジョアニスの名を継いだ男児ガブリエルは先妻の子だったという。
ガブリエルはディアーヌという娘をもうけたが、この娘は1647年に12歳でアンピュス侯爵ドミニク・ド・カステラーヌ(Dominique de Castellane, marquis d'Ampus)に嫁ぎ、「麗しきプロヴァンス娘」(la belle Provençale)と称えられ、宮廷で若かりしころのルイ14世とも踊ったという。
最終更新:2011年05月05日 19:28