Nostradamus ou l'éclat des Empires

 『ノストラダムスあるいは諸帝国の閃光』(Nostradamus ou l'éclat des Empires)は2011年に出版されたパトリス・ギナール(未作成)の著書。ブックス・オン・デマンド出版(Éditions Books on Demand / Books on Demand GmbH)という版元から出版されたが、奥付によると自身でページ組みなども行ったようなので、自費出版に近いのかもしれない。


【画像】扉

内容

 パトリス・ギナールが Corpus Nostradamus で公表していた1568年版『予言集』同士の原文比較を踏まえ、詩百篇第8巻に含まれる100篇(補遺篇を含まない)の完全解明を試みている。前書きでヴライク・イオネスクらに敬意を表しているように、その方法論は信奉者的なものである。
 巻末付録ではその解釈を年代順に並べているが、ごくわずかな例外を除いて、ほとんどの詩篇を執筆時点よりも未来に位置付けて解釈している。その事件年代の幅は西暦1202年から2200年代に及ぶ。


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最終更新:2019年01月07日 13:01