Nostradamus Maya 2012

 『ノストラダムス・マヤ・2012』(Nostradamus Maya 2012)は、2009年にバルセロナのロビンブック出版(Ediciones Robinbook)によって刊行されたスペンサー・カーター(未作成)の著書。エルネスト・フレルス(Ernesto Frers)によってスペイン語訳された文献だが、原著に当たる英語版などはないようである。2011年にペーパーバック版が出版された。


【画像】ペーパーバック版の表紙

内容

 全編カラーページで、豊富な図版が挿入された三部構成になっている。
 第一部「世界終末の予言」(La profecía del fin del mundo)で、ノストラダムス、聖マラキの予言、ホピ族の予言、チラム・バラムの予言などが扱われている。

 第二部「謎の起源」(Un origen enigmático)では、アトランティスなどとの関係が述べられ、第三部「トウモロコシの人類」(Los hombres de maíz)でマヤ文明について論じられている。

コメント

 題名にノストラダムスとある割には、ノストラダムスそのものを論じたページは数ページ程度しかない。ノストラダムス本としては見掛け倒しともいえるが、逆に言えば、海外のオカルト業界ではノストラダムスが終末予言の語り手として、なおも一定の価値を持っているということでもあるのだろう。


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最終更新:2011年06月11日 21:36