copie

 copie は英語経由で日本語化している「コピー」と同じで、「複写」「謄本」などの意味。

 しかし、ノストラダムスはラテン語の copia に基づいて「軍隊」の意味で使っているとアナトール・ル・ペルチエが指摘しており、現代の実証的な論者たちからも支持されている。

 なお、古フランス語の copie には「豊富」(abondance)、「軍隊」(troupe)などの意味があったので*1、ラテン語を持ち出すまでもなく「軍隊」の意味は導ける。

登場箇所



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最終更新:2012年02月08日 21:48

*1 LAF