polemars

  polemars はいくつかの意味が指摘されている語。百詩篇第2巻48番にのみ登場し、文脈からすると「紐」や「綱」の意味に理解するのが自然だと思われる。なお、ラブレーの作品にも登場していることが、高田勇伊藤進およびジャン=ポール・クレベールらによって指摘されている。
  • ピエール・ブランダムールは古いフランス語の poulemart と同じと見なし、「荷造り用の紐」と解釈した。poulemart なら LAF にも載っており、「太い糸、細い紐」 (gros fil, petite ficelle)、「武器の一種」 (sorte d' arme) とある *1高田勇伊藤進ロジェ・プレヴォピーター・ラメジャラーもこの読み方を支持している。
  • ジャン=ポール・クレベールはプロヴァンス語の poulemar ないし pouloumar で、帆に使う綱(corde)を意味する海事用語とした *2 。LTDF にも確かに載っており、「太い紐」(grosse ficelle)、「帆の糸」(Fil de voile)、「マグロ用の網を作るのに使う糸」(fil servant à faire les filets pour le thon)といった語義が載っている *3

 以前には、語順を入れ替えることで chef (指導者)を形容する語と解釈されていた。



名前:
コメント: