Calcine

  Calcine百詩篇第4巻23番のみに登場する単語。続くMagnesとともに、どちらも鉱物と解釈する説と、どちらも地名と解釈する説がある。
 Calcine という語は現代フランス語になく、DMF や LAF にも載っていない。ただし、フランス語にはラテン語の calx (石灰) に由来する calciner (焼いて石灰にする) という動詞があり、それと語源を同じくする「石灰」の意味と理解されることが一般的である。エドガー・レオニロジェ・プレヴォマリニー・ローズジャン=ポール・クレベールらはそれを採用している *1 。レオニのみはプロヴァンス語の calcina (石灰)を根拠として挙げた。
 それに対し、ピエール・ブランダムールはギリシア語のΧαλκίδα に対応する Calcide と校訂し、ギリシア・エヴォイア県の県庁所在地カルキスと推測した *2ブリューノ・プテ=ジラールは支持している *3


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