卜占官

 卜占官 (augur, ぼくせんかん) は古代ローマにおいて鳥の飛び方、方向、鳴き声などで吉凶を占った占い師のことである。卜徴官、鳥占師、鳥占僧などという訳語があてられることもある。
 フランス語では augure だが、これは単なる「縁起、前兆」などの意味で用いられることもある。

登場箇所

 ラテン語のまま Augur で登場しているのは詩百篇第5巻6番のみである。ほかはいずれも augure(s) と綴られているが、上で述べたように「前兆」の意味でも使われるため、以下の登場箇所全てで卜占官の意味で用いられているわけではない。



※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
最終更新:2012年03月19日 22:26