デイヴィッド・オーヴァソン

  デイヴィッド・オーヴァソン (David Ovason, 生年未詳)は、イタリア出身の占星術師。アメリカで英語の著書を複数刊行しており、日本では英語式に表記されるのが通例なので、ここでもそれに従う。 ディヴィッド・オーヴァソン とも表記される。

 『風水都市ワシントンDC』(2000年)、『秘密結社の1ドル札』(2009年)など、陰謀論的なアプローチの著書が翻訳されている。


【画像】『風水都市ワシントンDC』


【画像】『秘密結社の1ドル札』

ノストラダムス関連

 オーヴァソンの処女作となったのが1997年に刊行された『ノストラダムスの秘密(未作成)』である。これは『ノストラダムス大全(未作成)』として日本語訳が刊行されたほか、いくつかの国で翻訳版が刊行された。


【画像】The Secrets of Nostradamus : A Radical New Interpretation of the Master's Prophecies


【画像】『ノストラダムス大全―誤解と誤訳の400年を検証する』

 彼の解釈の特徴は神秘思想における「緑の言語」を利用するというもので、いくつかの点では実証的な研究でも認められている神秘思想上の影響関係を踏まえている。ただし、具体的な解釈になると恣意的な印象は否定できず、田窪勇人も同時代資料の紹介の側面を指摘する一方で、「サブカルチャー色の濃い本」と位置付けている *1
 緑の言語に触発された解釈としては、クリストファー・ロックのいくつかの論文がある(ロックの論文は日本のいくつかの大学の紀要に掲載されているが、いずれも英語で書かれている)。

 2001年に同時多発テロが起こると、それについての解釈を展開した『ノストラダムス:アメリカ向けの予言』という薄手のペーパーバックを緊急出版した(未邦訳)。


【画像】Nostradamus: Prophecies for America


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