誰も書かなかった「日本救世神国」の黙示録

 『 誰も書かなかった「日本救世神国」の黙示録 』は、2012年6月に文芸社から出版された門松光流の著書。


【画像】『誰も書かなかった「日本救世神国」の黙示録』

内容

 四六版476ページ、全5章の構成である。

  • 第一章 聖母預言と聖書預言による「日本神国の証明」
  • 第二章 これが「ノストラダムスの大預言」の真実だ
  • 第三章 米国と第二次大戦関連のノストラ預言
  • 第四章 日本は世界唯一の救世神国の証明
  • 第五章 「神とは何か」編

 章立てからも見当がつくように、ノストラダムス、聖書、聖母預言(ファティマ、ラ・サレットなど)はいずれも共通して日本が「救世神国」であることを示しているというものである。また、その説明の中でユダヤ陰謀論の視点を織り交ぜながら、戦前・戦後のマルクス主義への批判を展開し、阪神淡路大震災や東日本大震災は本来の神国に立ち返るようにという警告だったと位置付けている。

ノストラダムス関連

 書名にこそノストラダムスの名がないものの、全編にノストラダムス予言解釈がちりばめられている。そもそも著者が予言解読に踏み込むきっかけとなったのは、五島勉の『ノストラダムスの大予言III(未作成)』を読んだことだったといい、百詩篇第10巻65番が「最後の秘詩」と位置づけられている。
 さらに、五島、鬼塚五十一(未作成)中矢伸一(未作成)らはそれぞれの予言の紹介者としての使命を負っていたので、その名前を元に三位一体図を描くことができると主張している(下図)。

【画像】五島らの名前を使った三位一体図 *1

 予言詩はおもに独自に訳したものだというが、「エウレックス」「オーホ」といった大乗和子訳の不適切な表記がそのまま残っていることなどから言って、フランス語にどこまで習熟しているのかは不明であり、当「大事典」として支持できない訳も少なくない。

書誌

書名
誰も書かなかった「日本救世神国」の黙示録
副題
日本は科学的に実証できる唯一の神国だった
著者
門松光流
版元
文芸社
出版日
2012年6月15日
注記

外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire)

Titre
Daremo kakanakatta “Nihon(Nippon) kyûsei shinkoku” no Mokushiroku (trad./ L’Apocalypse jamais inécrite du “Japon - Le pays divin messianique”)
Sous-Titre
Nihon(Nippon) wa kagakuteki ni jisshou dekiru yuiitsu no shinkoku datta (trad. / On vérifie scientifiquement que le Japon est le seul pays divin.)
Auteur
KADOMA Kôryû
Publication
Bungeisha
Lieu
Tokyo
Date
le 15 juin 2012
Note


名前:
コメント: