Ponterosoはおそらく地名だが、あまりフランス語的でない綴りに思われる。直接あてはまる場所はないようで、以下の説がある。
- アナトール・ル・ペルチエは、教皇領にあった地名ポン・デ・サバン(Pont des Sabins, Pons-Roseus)と捉えていた。
- エドガー・レオニは語源的には「赤い橋」の意味だとして、ブルッヘにある橋ではないかとした。
- レオニはもうひとつの可能性としてイタリア・ジェノヴァ近郊のポンテロッソ(Ponterosso)を挙げている。
- ピーター・ラメジャラーはポンテロッソの可能性のほか、ponte がラテン語の pontus から来ているのなら、「赤い海」=「紅海」の可能性があることを示している。
- ロジェ・プレヴォは、ドイツの地名ローゼンハイムとみている。根拠を明示していないが、ローゼンハイムの「ローゼン」とそのラテン語名ポンス・オエニイ(Pons Oenii)の「ポンス」を組み合わせたものと見ているようである。
登場箇所
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最終更新:2020年06月09日 00:05