イエール諸島 (Îles d' Hyères) はトゥーロンの南東に浮かぶポルクロル (Porquerolles)、ポール=クロ (Port-Cros)、ルヴァン (Levant) などの島々の総称。
古代ローマ時代にはストエカデス (Stoechades) と呼ばれていた。
5世紀には
レランス諸島から来た修道士たちが入植したというが、12世紀には
イスラーム信徒が占拠した。
のちにフランスが奪還し、
フランソワ1世の時代に要塞が作られた。その頃には、太陽の照り返しの美しい岩々から「黄金の島々」の異名でも呼ばれたという。
最大の島であるポルクロルは、2つの要塞と海水浴場などがある観光地となっている。
ポール=クロは周辺の海洋環境の素晴らしさからフランス最小の国立公園 (ポール=クロ国立公園) に指定されている。
ルヴァンはその9割が海軍の軍用地となっている。
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- それまで知られていなかった地名が、大事件によって、知られるってのはよくある話。 イエール諸島も現代では知名度を持たないが、将来には有名になる歴史的舞台になる。 -- とある信奉者 (2013-09-15 18:56:25)
最終更新:2013年09月15日 18:56