イエール諸島

  イエール諸島 (Îles d' Hyères) はトゥーロンの南東に浮かぶポルクロル (Porquerolles)、ポール=クロ (Port-Cros)、ルヴァン (Levant) などの島々の総称。古代ローマ時代には ストエカデス (Stoechades) と呼ばれていた。

 5世紀にはレランス諸島から来た修道士たちが入植したというが、12世紀にはイスラム教徒が占拠した。のちにフランスが奪還し、フランソワ1世の時代に要塞が作られた。その頃には、太陽の照り返しの美しい岩々から「黄金の島々」の異名でも呼ばれたという。
 最大の島であるポルクロルは、2つの要塞と海水浴場などがある観光地となっている。ポール=クロは周辺の海洋環境の素晴らしさからフランス最小の国立公園 (ポール=クロ国立公園) に指定されている。ルヴァンはその9割が海軍の軍用地となっている *1

ノストラダムス関連

 ノストラダムスはイタリアなどへもたびたび足を伸ばしていたため、その途中で立ち寄っていたとしても不思議ではないが、いまのところ史料から裏付けることは出来ない。百詩篇第7巻37番アンリ2世への手紙予兆詩第17番で言及されているが、いずれもラテン語名の「ストエカデス」で呼ばれている。


コメントらん
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  • それまで知られていなかった地名が、大事件によって、知られるってのはよくある話。 イエール諸島も現代では知名度を持たないが、将来には有名になる歴史的舞台になる。 -- とある信奉者 (2013-09-15 18:56:25)

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