nerte

 (la) nerte百詩篇第7巻37番に登場する単語。DFE と LAF はともに銀梅花(ギンバイカ、ミルト)としている。銀梅花は月桂樹と並び、栄冠の象徴とされていた。

 アナトール・ル・ペルチエはロマン語で「黒みがかった、黒色」を意味する単語とした *1エドガー・レオニも古フランス語の nerte に「黒」の意味があったとし、それか、ギリシア語で「下部」を意味する nerthe ではないかとした *2 。黒の類語とする読み方はブリューノ・プテ=ジラールも踏襲した *3リチャード・シーバースの「夕暮れ」(gloaming) という訳も、この系統といえるのかもしれない。

 ピーター・ラメジャラージャン=ポール・クレベールはマルセイユ近郊の小さな港ラ・ネルト (La Nerthe, 現在はマルセイユ市内) と理解した *4


名前:
コメント: