シナゴーグ

 シナゴーグ (Synagogue) はユダヤ教徒の会堂のことである。礼拝、裁判、子供の教育などのための場で、ことにバビロン捕囚以後にシナゴーグでの律法教育などは、ユダヤ教の信仰の保持と継承の点で重要な役割を果たした。
 その後もユダヤ人社会の団結などの点で、シナゴーグは共同体の中心的機能を担う存在であったといえる*1

ノストラダムス関連

 ノストラダムス自身はユダヤ教徒ではなく、父方の祖父ピエールの代に改宗が済んでいた。
 そのため、ユダヤ系の思想家の影響を受けたことはあったとしても、シナゴーグと積極的に関わった可能性は低いと思われる。

 『予言集』では詩百篇第8巻96番で一度だけ言及されている。


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最終更新:2012年10月05日 21:23

*1 『新共同訳聖書 聖書辞典』などによる。