ヴェネツィア

  ヴェネツィア (Venezia) はイタリア、ヴェネト州の州都にしてヴェネツィア県の県庁所在地。英語名は ヴェニス (Venice)、フランス語名は ヴニーズ (Venise)。
 文献によって若干の数の違いはあるものの、122の島、400の橋、176の運河を持つ「水の都」であり、ヴェネト潟湖に発達したその独自の都市景観は、「ヴェネツィアとその潟」として、世界遺産に登録されている。世界文化遺産に登録されるためには6つの基準のうち、少なくとも1つを満たす必要があるが、ヴェネツィアは6項目すべてを満たす数少ない文化遺産である。


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歴史

 古称はウェネティア (Venetia)。もともとはロンゴバルド王国の侵攻から逃れたパドウァ人が小島に住み着いたのが最初だといわれる。828年にはエジプトのアレキサンドリアから福音史家聖マルコの遺体が運び込まれたとされており、11世紀にはサン・マルコ大聖堂が建設された。
 都市そのものはラテン語の dux から派生した「ドージェ」(Doge) と呼ばれる総督の下での共和政体が確立し、海上交易によって勢力を伸ばした。ことに15世紀にはヴェネツィア共和国の最盛期を迎えたが、地中海世界で勢力を伸ばしたオスマン帝国との度重なる戦いの中で領地を蚕食され、17世紀には衰退に向かった。1797年にナポレオンに占領されて共和国は終焉を迎え、オーストリアに割譲された後、1866年にイタリアに組み込まれた。


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ノストラダムス関連

 ノストラダムスは1548年から1549年にかけてのイタリア小旅行の際、まずヴェネツィアに赴いたという *1

 『予言集』では以下の詩篇で言及が見られる。


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