モンテリマール (Montélimar) は、フランス南東部の都市で、ドローム県の西部に位置する。
ラテン語の古称はアクヌム・アクキオ (Acunum Acucio)、モンティリウム・アドヘマリ (Montilium Adhemari) など複数ある。
後者はモンテリマールに繋がった名称だが、語源はアデマール (Adhémar) という人名だという。史跡などには12世紀のアデマール城跡、16世紀のナルボンヌ塔がある。
ローヌ川とルビオン川 (Roubion, ローヌの支流のひとつ) の合流点に位置しており、1957年にはモンテリマール・ダムと発電所が建設された。
現在はヌガー(飴の一種)、厚紙などの生産で知られるほか、農村地帯における商業中心地としても機能している。
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【画像】 ミルクチョコレートでモンテリマールのヌガーをコーディングした菓子
ノストラダムス関連
ノストラダムスが晩年を過ごしていた
サロン=ド=プロヴァンスから
リヨンに行く場合、ローヌ川沿いを遡上するルートをとればモンテリマールを通過することになる。
そのため、おそらく直接訪れたこともあったのだろうが、実証的な研究でこの町との接点を裏付ける史料が紹介されたことはないようである。
モンテリマール周辺では1547年5月に非常に大きな地震があった。
歴史的出典を重視する立場ではノストラダムスはその印象が強かったと考えられており、
詩百篇第9巻83番、
詩百篇第10巻67番などに描かれた5月の地震のモデルがそれであることは、ほぼ疑いのないところとされている。
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最終更新:2013年04月17日 22:47