munisme

  munisme百詩篇第6巻23番に一度だけ登場する語。
 ピーター・ラメジャラージャン=ポール・クレベールは numisme の誤植と見なしている *1 。numisme 自体、フランス語にはないが、彼らはそれをラテン語の numisma (貨幣や、その刻印) のフランス語化と見なしている。numisme という語は百詩篇集での使用例はほかにないが、暦書に掲載されたアントワーヌ・ド・ヴァンドームへの献辞の中では使用されており、ノストラダムスの語彙に含まれていたことは確実である。

 一方、アナトール・ル・ペルチエはこれをそのまま munisme と読み、ラテン語の munimen (城壁、稜堡) に由来する語と解釈していた *2 。ル・ペルチエの誤りを多く指摘しているマリニー・ローズも、この語に関しては同じ系統の読みをしていた *3


名前:
コメント: