オセール

  オセール (Auxerre) はフランス、ヨンヌ県の県庁所在地であるとともに、バス・ブルゴーニュ地方の主都である。
 日本語ではオーセール、オーセル、オセルなど、長音の扱いについて複数の表記がある。当「大事典」では、『ロベール仏和大辞典』(小学館)および『仏和大辞典』(白水社)の発音記号(最後の部分だけが長音)に基づいて、オセールと表記しておく。

概要

 オセールはヨンヌ川左岸に発達した都市で、その歴史は古代ローマ時代に遡る。フランス中部の要衝として要塞都市が築かれ、当時はアウティシオドゥルム (Autisiodurum) と呼ばれた。語源はガリアの人名アウティシオス (Autissios) と要塞を意味する duros を組み合わせたものだという *1

 4世紀にはガリアに最初に福音を伝えたとされる聖ゲルマニクスを輩出し、彼を記念したサン=ジェルマン大修道院が残る。中世に建造されたサン=テチエンヌ大聖堂なども残っている。

 現在の主産業は製造業(農業資材・家具・玩具・食品)である *2

ノストラダムス関連

 ノストラダムスの生涯に関わる顕著な情報はなく、この市の図書館にも特筆するような重要文献が残されているわけではないようである。

 予言集では百詩篇第4巻84番のみに登場する。


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