サルデーニャ島

 サルデーニャ島 (Sardegna) はシチリア島に次ぐ地中海第2位の面積を持つ島であり、イタリアのサルデーニャ自治州を構成している。フランス式にはサルデーニュ (Sardaigne)。

 紀元前16世紀ごろから作られたヌラーゲの住居跡は石造の防衛機構で、ス・ヌラーゲ・ディ・バルーミニの名でユネスコの世界遺産リストに登録されている。

 紀元前7世紀にはフェニキア人が入植し、のちにローマ人たちも入植した。
 6世紀以降ビザンティン帝国の支配下にあったが、のちにピサ、ジェノヴァといった都市国家の支配を受けるなど、様々な国の支配を受けた。
 1861年にイタリアに統一。

 最高峰プンタ・ラ・マルモラ (1834 m) をはじめとする山がちな地形で、古くから農牧畜業が主産業となってきた。
 特に牧畜は、料理をはじめとする郷土文化とも深く結びついている*1


【画像】『地中海の聖なる島サルデーニャ』

ノストラダムス関連

 ノストラダムスの予言では、以下の詩篇で言及されている。

 このほか、詩百篇第8巻49番に登場する Tardaigne はサルデーニャの誤植という説もある。



※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
最終更新:2014年08月19日 22:33

*1 以上は『コンサイス外国地名事典』第3版、『ブリタニカ国際大百科事典 小項目電子辞書版』、『ミシュラン・グリーンガイド イタリア』、『すべてがわかる世界遺産大事典・下』などを参照した。