パリ

  パリ (Paris) はフランスの首都であり、フランスはもとよりヨーロッパの政治、経済、文化に絶大な影響力を誇ってきた中心都市のひとつである。パリ市(ヴィル・ド・パリ)は県と同格の特別市を構成している。古代ローマ時代に起源を持ち、当時の名称はルテティアである。

概要

 紀元前52年にローマ人によって植民都市が建設された。それ以前からケルト系のパリシー人が住んでおり、現在の名称パリの語源となった。

 フランク王国の首都だったこともあるが、大きく発展するのはカペー朝の成立によってフランス王国の首都とされてからのことである。フランス最古の大学であるパリ大学の創設や、ノートルダム大聖堂の建設もその時期のことである。

 百年戦争中には一時的にイングランドの手に落ちたこともあったが、15世紀末からのイタリア戦争に付随したイタリアの文化の流入は、パリの建築、文化にも影響を及ぼした。

 パリはその後、宗教戦争時、フロンドの乱、フランス革命、七月革命、パリ・コミューンなど、様々な政治的大事件の中心舞台のひとつとなり、第二次世界大戦時にはドイツ軍の占領も経験した。

 現在のパリは、セーヌ川の河岸がユネスコの世界遺産リストに登録され、フランスの政治・経済・文化の中心としてだけでなく、世界中から多くの観光客が訪れる観光都市でもある。ユネスコの本部もパリにある *1

ノストラダムス関連

 ノストラダムスは1555年8月に、国王アンリ2世に謁見するため、パリに上京した。そのアンリ2世が4年後に命を落とす原因となった馬上槍試合が開催されたのもパリである。

 当時のパリはリヨンなどとともに出版業が栄えており、ジャック・ケルヴェールギヨーム・ル・ノワールなど、ノストラダムスの正規の暦書を手がけた業者も複数いた。他方で、『予言集』の正規版が生前刊行されることはなく、バルブ・ルニョーニコラ・ビュフェ未亡人らによる非正規版が刊行されるにとどまった。
 ほか、ノストラダムス2世の著書を多く刊行したギヨーム・ニヴェールがいたように、偽ノストラダムスや便乗した模倣者の文献もパリで多く刊行された。

 現在、パリのフランス国立図書館(未作成)などには、ノストラダムス関連の多くの稀覯書が所蔵されている。

予言集での登場箇所

 『予言集』では以下の詩篇に登場する。

 このほか、旧称のルテティアでの登場箇所、Rapis という初歩的なアナグラムでの登場(百詩篇第6巻23番)、セーヌ川とマルヌ川の合流点という形での言及(百詩篇第6巻43番(未作成))などもある。


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