マコン

 マコン (Mâcon) はフランス、ソーヌ=エ=ロワール県の県庁所在地。

概要

 古代ローマ時代にはアエドゥイ人の居住地で、古称はマティスコ・アエドゥオルム (Matisco Aeduorum)。マティスコは山や森を意味する語幹に接尾辞がついたものらしい*1

 16世紀にはプロテスタントの拠点として、ユグノー戦争での荒廃を経験した。

 18世紀末には詩人ラマルチーヌがこの町で生まれた。現在はオートバイをはじめとする工業生産を行なっている*2

ノストラダムス関連

 『予言集』でマコンが直接登場するのは、正篇2篇と補遺篇1篇の計3篇である。


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最終更新:2014年08月29日 23:53

*1 DNLF

*2 以上は、『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』、『コンサイス外国地名事典』第3版を基にした。