スラヴォーニヤ

 スラヴォーニヤ (Slavonija) は、ドラバ川 (ドナウの支流) とサバ川を境界とするクロアチア東部の地方名である。ラテン語名はスクラウォニア (Sclavonia) で、フランス名はスラヴォニー (Slavonie)。ただし、古いフランス語ではエスクラヴォニー (Esclavonie) と綴り、18世紀のトレヴー辞典にもこの綴りで登場する。

 17世紀末にオスマン帝国からハンガリーに割譲されて以降、歴史的にはハンガリーに属していた時期が長かったが、第一次世界大戦を経てユーゴスラビア領となり、その解体後はクロアチアに属する*1

ノストラダムス関連

 百詩篇集では、以下の詩篇に登場する。


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最終更新:2014年09月25日 22:41

*1 地理・歴史面は『コンサイス外国地名事典』第3版による。