Ioyne (Joine, Jouine) は現代語の Jeune (若者) と同じ。
19世紀の
アナトール・ル・ペルチエは、ロマン語の Joyne からとしていた。ロマン語の Joyne はLTDFでも語源として言及がある。そのLTDFでは、プロヴァンス語で若者を意味する語として、Jouine (地域的な表記揺れとして Joine)が挙げられているので、そちらからと見ても良いのではないかと思える。
ジャン=ポール・クレベールは、イオニア人 (Ionien) と同一視しているが、適切な読みとは思えない。プロヴァンス語に通暁したクレベールらしからぬ判断ではないだろうか。
登場箇所
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最終更新:2014年10月11日 01:14