ルシタニア

 ルシタニア (Lusitania) はヒスパニア西部地方を指す古代ローマ時代の名称で*1、現在のポルトガル全域およびスペインのカセレス州、サラマンカ州に対応するとされる*2
 単にポルトガルの換称として使われることもしばしばで、『コンサイス外国地名事典』第3版でもルシタニアはポルトガルの古称とされている。
 フランス語式にはリュジタニ (Lusitanie) である。

ノストラダムス関連

 ノストラダムスの『予言集』では Lusitanie そのものの登場は詩百篇第9巻60番のみである。
 ほかに Lusitan が詩百篇第4巻97番、Lusitains が詩百篇第10巻100番に登場する。
 なお、ほぼ同じ意味であろう Portugalois が詩百篇第6巻85番(未作成)に、Portugues が詩百篇第10巻5番に、それぞれ登場している。


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最終更新:2014年12月23日 11:02

*1 『羅和辞典』

*2 『ジーニアス英和大辞典』