bander は現代フランス語では「包帯を巻く」「目隠しをする」「ぴんと張る」などの意味である。代名動詞(se bander)の古い用法として「刃向かう、たてつく」を挙げる辞書もある。
中期フランス語の用法として、DMF は「結びつける」(lier)、「~を目指す」(tendre vers)など、また代名動詞として「集まる、群れをなす」(se grouper, se mettre en bande)、「~に屈しない、立ち向かう」(se raidir contre)などの意味を挙げている。
17世紀初頭の DFE には「弓を引く」(bend a bow)、「縛る」(bind)、「包帯を巻く、くるむ」(swaddle, swath)、「(テニスで)打ち合う」(bandie, at Tennis)、「衣服に縁飾りをつける」(welt a garment)などの意味が載っている。また、DFEには se bander contre という成句について、「全力を持って反対する」(oppose himselfe against, with his whole power)、「~に対して他の人々と同盟に加わる」(joyne in league with others against)という意味が載っている。
登場箇所
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最終更新:2015年11月19日 23:54