ラ・トゥール・デーグ

 ラ・トゥール・デーグ(La Tour d'Aigues)は、プロヴァンス地方の町。リュブロン山のふもと、エーグ地方(Pays d'Aigues)の町のひとつで、町の名前は「エーグの塔」の意味。名前の由来となった塔は10世紀ないし11世紀に建造されたもの。

 1555年から1575年にかけて建造されたルネサンス様式の城が残る。この城には、1579年にカトリーヌ・ド・メディシス一行が滞在したこともある。城の正門はオランジュの凱旋門を模した壮麗なものである。

 現在は陶器博物館やエーグ地方史博物館がある。

ノストラダムス関連

 ノストラダムス本人との接点は確認されていない。詩百篇第12巻52番に言及がある。

参考文献

  • 『ミシュラングリーンガイド・プロヴァンス』実業之日本社、1998年
  • 『地球・街角ガイド プロヴァンス』同朋舎出版、1996年


※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

タグ:

地名
最終更新:2009年03月12日 22:43