ローヌ川

  ローヌ川 (le Rhône)は、スイスのアルプス山脈に発し、フランス南東部を流れて地中海に注ぐ河川。全長812 km、うちスイス領は290 km (レマン湖通過分が72 km)。古代ローマ時代の呼称はロダヌス(Rhodanus)。

流域

 アルプス山脈から発し、レマン湖に流入したあと、再び流れ出てフランス領内に入る。東から西へと流れた後、リヨンでソーヌ川と合流して南下し、ヴァランス付近でイゼール川、アヴィニョン付近でデュランス川、ボーケール付近でガルドン川(ガール川)などと合流する。河口付近は肥沃な湿地帯カマルグを形成しており、中世以来、農耕・牧畜などが営まれてきた。なお、カマルグは現在では米作地帯として知られるが、これは20世紀以降のことである *1

ノストラダムス関連

 プロヴァンス地方に生まれただけでなく、リヨンの出版業者たちとの結びつきもあったノストラダムスにとっては、ローヌ川は親しみのわく大河であったろうと考えられる。その分、『予言集』での登場箇所も多い。

 このほか、百詩篇第8巻91番(未作成)に登場する Rodanes は古称ロダヌスの変形と見なされている。また、百詩篇第2巻35番百詩篇第2巻97番などの「二つの川の近く」、一部の詩句に登場するメソポタミアは、ローヌ川とその支流の合流点を指すものと理解されている。


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