リグーリア

  リグーリア (Liguria) はイタリア北西沿岸部の地域名で、現代では州の名前にもなっている(州都はジェノヴァ)。
リグーリアが面する海は リグーリア海 (Mar Ligure) と呼ばれており、その海岸が観光地・保養地として高名なリヴィエラである。

 地名はこの地に元々住んでいたリグリア人にちなむが、紀元前2世紀にローマ人が進出し、ブドウやオリーブの栽培地帯となった。現代では、より多角的な農業が営まれている。


【画像】 旅名人ブックス52 ジェノヴァとリヴィエラ海岸(第2版)

ノストラダムス関連

 フランス語ではリギュリー (Ligurie)、形容詞形はリギュリアン (Ligurien) ないしリギュール (Ligure) である(現代語では前者はリグーリア地方について使い、後者は古代のリグリア人について使う)。ただし、ノストラダムスは以下のように、やや変則的な綴りも用いた。




 このうち、 Ligustique はラテン語の Ligusticus をフランス語化したものだろう (Ligustique という単語は現代にもあるが、植物名でのみ使う)。
 『予言集』には Ligurie の使用例は無いが、『散文予兆集成』の方なら、第1巻87・100・119・187・348・455番、第3巻206番に登場している。
 同じく Ligurien の使用例は『散文予兆集成』第1巻281・313・402番および第3巻281番に見られる。
 他方、Ligustique の使用例はかなり多いが、『散文予兆集成』第4巻まででは、terre Ligustique となっている第4巻84番、単なる形容詞として使われている第4巻240番を除けば、すべて mer Ligustique (リグーリア海)として登場している(第1巻4・71・134・154・215・343・392・429番、第2巻71番、第3巻274番、第4巻144番)。
 ほか、ラテン語の句の中で言及されている例が2例ある(『散文予兆集成』第1巻290番、第2巻25番)。


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