loi は「法」などを意味する単語。中期フランス語では loy とも綴った(DFEでは loi は loy を参照するように書かれており、loy で項目が立っている)。
loi は現代語では「法、法律」「法則」「掟」「戒律、教え」、さらには「支配、権力」などの意味もある。
中期フランス語では「法」(droit)、「宗教、信仰」(religion, culte)、「慣習」(usage, coutume)、「行政」(administration)などの意味だった。DFEでは「法」(law)や「法令」(statute)のほか、「司法」(justice)、「司法権」(jurisdiction)、「権力」(power, authority)なども挙げている。
また、同綴異義語として貨幣の金位を意味する loi もあり、これは中期フランス語でも同様だった。
ノストラダムス関連
詩百篇集などには loi ないし loy で登場する。現代語での複数形は lois だが、予言詩では loys ないし loix という形での登場例も多い。
最終更新:2018年11月11日 21:13