simulacre, simulachre はラテン語の simulacrum に由来し、12世紀から16世紀には「異教の神の像(image)」の意味であった。
この場合の像は、絵、彫像など、何らかの形態でかたどったものである 。
マリニー・ローズによれば、16世紀になると「現実の姿を見かけ上真似たもの」の意味でも使われ始めたようである。
現代の仏和辞典では「模造品」「見せかけ」などの語義しか載せていないものもあるが、辞書によっては「像」「偶像」等の意味を残しているものもある。
登場箇所
※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
最終更新:2009年03月20日 19:29