ペトルス・クリニトゥスあるいはピエトロ・クリニート(Petrus Crinitus / Pietro Crinito, 1465年 - 1507年)はイタリア・ルネサンス期の人文主義者、詩人。本名はピエトロ・リッチョ(Pietro Riccio)である(Crinitusは「髪」を意味する筆名)。
彼は、教え子たちと遊んでいた際に、その一人が戯れで投げた水入りの瓶が頭に当たって絶命したという。
ノストラダムス関連
主著『栄えある学識について』(De honesta disciplina)は、ノストラダムスの『
予言集』の重要な参考文献となった。第一序文(
セザールへの手紙)にはそこからの転用がいくつも見られるし、
第6巻のラテン語詩も、この文献に掲載されていた詩の改変(一種の本歌取り)である。
最終更新:2009年09月20日 11:18