「
トロイアの血」(sang Troyen)は、百詩篇の中に何度か出てくる用語。
ノストラダムスはこの語を伝説的な起源に基づいて、フランス人の意味でしばしば用いていたようである。実際、ノストラダムスは『1565年向けの暦』に収めた国王への献辞の中で、「陛下の古きトロイアの先祖たち」(voz antiq ancestres Troyens)という言葉を使っている。
ルネサンス期にはこの起源は広く受け入れられており、
ピエール・ド・ロンサール(未作成)の『フランシアード』などにも見られるようである。
ただし、
ピエール・ブランダムールは、文脈によってはトロイアの英雄アエネアスの血を引いていたとされる古代ローマ人を意味している可能性もあるとしている。
登場箇所
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最終更新:2009年09月20日 11:29