ユゼス(Uzès)またはその住民の古称に由来するという点で、諸論者は一致している。ただし、その綴りを、
アナトール・ル・ペルチエはウテキア(Utecia)とし、
エドガー・レオニはカストゥルム・ウケキエンセ(Catrum Uceciense)とし、
マリニー・ローズはウケキエンシス(Uceciennsis)とするなど、細かい点は一致していない。
なお、ノストラダムスの造語かといえば、そうではない。ローズによれば、16世紀のモンペリエ大学の学籍簿では、ユゼス出身学生について Uticenses と書かれていたという。モンペリエ大学出身のノストラダムスにとっては、見慣れた綴りだったのかもしれない。
登場箇所
最終更新:2009年10月15日 20:57