予兆詩第40番

予兆詩第40番(旧36番) 1559年2月について

原文

Grain corrompu, air pestilent, locustes.
Subit cherra, nove nouvelle naistre.
Captifs ferrez, legers, haut bas, onustes.
Par ses os mal qu'à Roy n'a voulu estre. *1

異文

(1) pestilent : pest lent 1605
(2) qu'à : qu'a 1650Le

英訳版原文

Grayne corrupted, pestilentiall ayre, locustes.
Sodayn fall, newes, newes shall rise,
Captives yroned, swift, high, lowe, heavy,
By his bones, evil which wold not be to the King.

(注記)この英訳は英訳版『1559年向けの暦』に掲載されていたものである。1559年向けの予兆詩はオリジナルが現存していないこともあるので、参考のため掲載しておく。

日本語訳

腐った小麦、悪疫の空気、イナゴ
急に落ちるだろう。新たな新しいものが生まれる。
捕虜たちは鎖に繋がれる。軽いものたち、高くて低いものたち、重いものたち。
その骨によって、王に向けられることが望まれなかった悪事が。

信奉者側の見解

 ジャン=エメ・ド・シャヴィニーは、前半をアンリ2世の死と結び付け、後半をユグノー戦争の開始と結び付けている *2

同時代的な視点

 ノストラダムスは百詩篇でもイナゴの害(蝗害)について述べている。


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