それ以外の見解としては以下のものがある。
- Artoniques という異文を採用し Arctoniques の誤植と見て、Arctique(極=ここでは北極)の人々と捉えるジャン=ポール・クレベールの説。
- ギリシャ語でパンを artos というので、発酵したパンで聖餐を行うプロテスタントのことだとするテオフィル・ド・ガランシエールの説。ヘンリー・C・ロバーツは踏襲している。クレベールは逆に化体説との関連から、パンの派生語ならカトリックのことだろうとしている。
- アルトワ州(Artois)の住民とするアナトール・ル・ペルチエの説。ただし、マリニー・ローズが反論しているように、アルトワの住民を指す一般的なフランス語は Artésien である。
- ギリシャ語の arthe(昇る)と omiclé(雲)の合成語で、古代に朝の雲で吉凶を見立てた占い師を指した言葉だとし、転じて「異端者」の意味だとするエリザベート・ベルクールの説。
登場箇所
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最終更新:2010年02月09日 22:00