Almanach, Pour L'an 1561.

 『 1561年向けの暦 』(Almanach, Pour L'an 1561)は、ノストラダムスの暦書のひとつ。1560年にパリのギヨーム・ル・ノワールが出版した。
 同じ年にバルブ・ルニョーも『1561年向けの暦』を出版しているが、そちらは全く内容の異なる偽版である。

【画像】『1561年向けの暦』の扉(一部破損)。 *1

正式名

  • Almanach, Pour L'an 1561. Compose par Maistre Michel Nostradamus. Docteur en Medecine, de Salon de Craux en Prouence.
    • Le Roy Roy n'aistre, du doulx la pernicie/ L'an pestilent les esmeus nubileux,/ Tien' qui tiendra, les grands non leticie,/ Et passera terme des cauilleux.
  • プロヴァンス州サロン・ド・クローの医学博士ミシェル・ノストラダムス師により構成された1561年向けの暦。
    • 「王にして王なる者は生まれる、春からは危険。/悪疫の年、曇らされて動揺したものたちが/保つであろうものを保ち、大物たちには面白くない。/そして嘲弄する者たちの時期は過ぎ去るだろう。」

構成

 全体が残っていないが、ピエール・ブランダムールは48葉(96ページ)と推測している *2

 献辞はサヴォワ公妃(Madame la Duchesse de Savoie)宛てである。当時のサヴォワ公妃はマルグリット・ド・フランスで、ノストラダムスは1559年に直接会っていた。

 ジャン=エメ・ド・シャヴィニーが転記した『散文予兆集成』第6巻(第1番~第536番)の前半に対応する散文が収録されていたと考えられ、そこには1561年向けの予兆詩13篇を含んでいた。

 特認の日付は1560年10月14日である。

現存

 パリのサント=ジュウヌヴィエーヴ図書館(未作成)に27の断片が残っている。
 1984年にラテン語文献(1576年)の補修のために表装を剥がしたところ、その裏張りという形で断片的に発見されたらしい。その断片は、ロベール・アマドゥ(未作成)の著作『ノストラダムスの占星術』(R.Amadou, L'Astrologie de Nostradamus, 1992)にファクシミリコピーが採録された。

外部リンク



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