ver

 現代フランス語の ver は「蛆虫」「幼虫」などを意味する男性名詞である。
 中期フランス語には、全く同じ綴りでも意味の異なる ver が存在した。
 ひとつは「春」の意味を持つ ver である。これは男性名詞だが、vere として女性名詞とされることもあったようである。
 二つ目が形容詞 ver で、これは vair と同じ意味で扱われた。vair という形容詞自体現代では失われているが、中期フランス語では「様々な」などの意味だった *1
 三つ目が、11世紀から16世紀のフランス語で用いられた「牡豚」「猪」の意味で用いられた男性名詞の ver である *2

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