ニコラ・ビュフェ未亡人

  ニコラ・ビュフェ未亡人 (la veuve Nicolas Buffet, 1562年没)は、16世紀パリの出版業者。1555年から1562年に出版業者として活動した。本名はヴァレリエンヌ・マレ(Valérienne Malet)で、オリヴィエ・ド・アルシーの母に当たる。 *1

ノストラダムス関連

 ビュフェ未亡人は1558年10月もしくは11月に、ギヨーム・ル・ノワールから告発されている。ル・ノワールの言い分では、ビュフェ未亡人はジャン・ブロトーの名義を勝手に使い、ノストラダムスの暦書を出版させていたという *2
 背景が今ひとつ分からないが、おそらくは下請けを通じて偽ブロトー版を出版していたということなのだろう。ただし、そのような版は現存していない。

 ビュフェ未亡人の手がけた関連書で現存しているのは、『予言集』1561年版と、自称「ノストラダムスの弟子」による『1561年向けの暦』である。これらはいずれも21世紀のオークションで登場したことで、初めてその存在が知られるようになった。


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