Les Significations de l'Eclipse, qui sera le 16. Septembre 1559. (1904)

 1558年に出版された『1559年9月16日に起こる蝕の意味』は、1904年にアンリ・ドゥーシェ(未作成)によってメリクール=ラベで復刻された。

正式名

 未詳。大英図書館の目録やロベール・ブナズラの書誌からすると、原題通りで復刻版独自の題名は付いていないものと思われる。

内容

 『1559年9月16日に起こる蝕の意味』のファクシミリ復刻で、扉の裏面にはかつての所有者だったアンリ・トルネ=シャヴィニーの私信も複製されている。この私信は、『蝕の意味』がキュプリアヌス・レオウィティウスの文献と一致する要素が多くあることを指摘した最初のものである。なお、トルネ=シャヴィニーは熱心な信奉者であったから、ともすると盗作行為といわれかねないその事実に対して、釈明する立場で論を進めている*1

所蔵先



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最終更新:2010年04月27日 22:03

*1 cf. Chevignard [1999] p.444