テオフィル・ド・ガランシエール

  テオフィル・ド・ガランシエール (Théophile de Garencières, 1610年- 1680年)は17世紀ロンドン(未作成)で活動したフランス出身の医師。

【画像】ガランシエールの肖像

生涯

 1636年にカーン(未作成)で医学博士号を取得し、遅くとも1647年までにイングランドへ渡った。渡英後、1657年にオックスフォード大学でも医学博士号を取得し、ロンドンの医学校に勤務した。医師として、『この破局的な1665年におけるペストの本質、原因、兆候、救済、予防に関する理論的小論』(ロンドン、1665年。これは翌年までに少なくとも3版を数えた)、『混じりけのない真の珊瑚染料の身体への驚異の効能と素晴らしい効果』(ロンドン、1676年)などを刊行した。

 彼はカトリックの信者であったが、渡英の際に棄教しており、のちに『クレメンス8世が陰謀と狡猾な策略をもって教皇に選ばれた有名なコンクラーヴェ』(ロンドン、1670年)を刊行している。

ノストラダムス関連

 『予言集』の英語対訳版『ミシェル・ノストラダムスの真の予言集あるいは予測集』を出したことで知られる。
 この版は、フランス語以外で出された初めての版であり、英語に限らず対訳版はこれ以降250年以上にわたって出されることがなかった(1850年にドイツ語訳版が出されたが、これは対訳版ではない)。このため、特に英語圏では、評価は別にして彼の版の知名度は高い。なお、著作中では Theophilus de Garencières というラテン語混じりの表記を行っていた。


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