respiral は respirail と同じとされる。
この語自体が現代フランス語にはないが、古フランス語では「換気口」(soupirail)、「孔」(pertuis)の意味だった。
ピエール・ブランダムールもエドモン・ユゲを参照して「換気用に開いている場所」の意味とした。
日本語文献ではしばしば respirer (呼吸する)と同一視する訳が見られるが、不適切だろう。主体的に吸ったり吐いたりする意味合いはなく、あくまでも空気の通り道として開けられている場所を示すに過ぎない。
登場箇所
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最終更新:2010年05月05日 19:05