ティチーノ川

ノストラダムス wiki : ノストラダムスの大事典内検索 / 「ティチーノ川」で検索した結果

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  • パヴィーア
    ...。 概要  ティチーノ川沿いに位置し、古代ローマ時代の都市に起源を持つ。ロンバルディア王国時代には首都だったことがあり、1361年にヴィスコンティ家が支配するようになると、学問や芸術の拠点として栄えた。1390年にパヴィーア大学が創設された。  1525年には「パヴィーアの戦い」の舞台となった。この戦いでフランスは歴史的敗北を喫し、フランス王フランソワ1世は捕虜とされたのである。  かつての異名は「百塔の町」。現在も中世から近世にかけて建設された教会建築などが残り、北の郊外には長い年月を掛けて段階的に建てられたパヴィーア修道院がある(*1)。 ノストラダムス関連  ノストラダムスの北イタリア旅行時に立ち寄っていたとしても不思議ではないが、直接的な史料は確認されていないようである。  『予言集』ではパヴィーアという形での登場箇所はない。ただし、百...
  • 地名一覧
    ...* → パヴィーア ティチーノ川(未作成) テヴェレ川 テージョ川 テッサリア テムズ川(未作成) トゥスキア* トゥリノ トゥールーズ トスカーナ トラキア* トラブゾン トリノ ドール トレビゾンド → トラブゾン な ナポリ ナルボンヌ ナント(未作成) ニコポリス* ニース(未作成) ニュルンベルク ネー(未作成) は バイヨンヌ パヴィーア バエティカ* → 詩百篇第3巻20番 バスタルニア* → 詩百篇第3巻57番 バーゼル バチカン パドヴァ バビロン(バベル)* パリ パルマ パレルモ パンノニア* パンピュリア(パンフィリア、パンフリア)* ビゴール ピサ ビュザンティオン(ビュザンティウム、ビザンティウム)* → イスタンブル ピレネー(未作成) フィエーゾレ フィレンツェ フェズ(フェス、ファス) フェッラーラ(フェラーラ) フォワ フランクフルト フランド...
  • アバモンの答え
     『アバモンの答え』、正式名 『ポルフュリオスがアネボーに宛てた手紙に対する師アバモンの答えと、その手紙で提示された諸問題の解法』 は、3世紀後半から4世紀前半に活躍した新プラトン主義哲学者イアンブリコスの著書。  『エジプト人の秘儀について』という通称でも知られるが、これはルネサンス期以降に定着した名称である。 題名  正式名は上記の通りである。しかし、これをラテン語で釈義したマルシリオ・フィチーノが 『エジプト人、カルデア人、アッシリア人の秘儀』(1489年) と題して公刊し、さらにラテン語全訳であるニコラス・スクテッリ版(1556年)がさらに簡略に 『エジプト人の秘儀について』 と題したことで、そちらが定着するようになった。  ただし、近年は本来の題名の方が、成立経緯が鮮明になると言われている。 内容  この書は正式名にあるように、イアンブリコスの弟子であるエジプ...
  • 詩百篇第2巻
    第1巻・第2巻・第3巻・第4巻・第5巻・第6巻・第7巻・第8巻・第9巻・第10巻・第11巻・第12巻  ミシェル・ノストラダムス師の予言集の詩百篇第2巻(百詩篇第2巻)は、100篇の四行詩で構成されている。補遺篇などは存在しない。予言集初版に収録されていた。 翻訳  以下に詩百篇第2巻の全100篇の翻訳を提供する。  詩番号にリンクが貼ってあるものは、別ページに解説を用意してある。リンク先の原文の底本は1555Vである。ただし、詩番号の隣の*にリンクが貼ってある場合は、当面、非公開なのでご理解いただきたい。  訳文はいずれも不断の見直しを必要とする仮訳だが、とりわけ解説を作成していない詩については、今後の詳細な分析の中で、主として採用する訳文が大きく変更される可能性があることを、あらかじめご承知おきいただきたい。  ( )は言葉を補ったもの、〔 〕は難読語...
  • ヴィチェンツァ
     ヴィチェンツァ (Vicenza) は北イタリア、ヴェネト州ヴィチェンツァ県の県庁所在地。 概要  古代ローマの植民都市を起源とし、当初の名前はウィケティア (Vicetia) といった。15世紀初頭以降、ヴェネツィア共和国領となり、18世紀末以降、一時オーストリア領となった。  ヴェネツィア共和国時代、特にアンドレーア・パッラーディオ (1508年 - 1580年) の活動期に建築・芸術の面で大いに栄え、「陸のヴェネツィア」 の異名をとった。パッラーディオが生まれ変わらせたヴィチェンツァ市街は、ユネスコの世界遺産リストに登録されている(*1) ノストラダムス関連  ノストラダムス自身はイタリア小旅行の際に立ち寄っていたとしてもおかしくはないが、直接的な記録はないようである。  『予言集』では、以下の3篇に登場している。ノストラダムスはこの町のことをヴィサンス (Vi...
  • ウェヌス
     ウェヌス(Venus)はローマ神話の美と愛の女神。フランス語ではヴェニュス(Vénus)、英語ではヴィーナス(Venus)。 【画像】ボッティチェリ『ウェヌスの誕生』(*1)  ギリシア神話のアプロディーテーに対応する。  アプロディーテーはゼウスの娘とも、ウラーノスの切り落とされた男根が海に抛られたときの泡から生まれたともいわれる。また、元々ギリシア以外から流入した神で、「キュプリス」(キプロス島の女神)という異称も持つ。  かつては美と愛欲の神、軍神、航海の守り神という3つの異なる側面について祀られていたという(*2)。 天文学・占星術  古来、金星にその名が与えられてきた。 【画像】MOVA(ムーバ) 光で回る不思議な金星儀 4.5インチ  金星に美と愛の女神を当てはめる考えは、カルデア神話におけるイシュタルにまで遡るという(*...
  • フィレンツェ
     フィレンツェ (Firenze) はイタリアのトスカーナ州の州都。フランス語名はフロランス (Florence)。語源は「花の都」である。アルノ川沿岸に位置し、古くから交通の要衝となっていた。 【画像】 若桑みどり 『フィレンツェ』 歴史  古代ローマ時代の都市フロレンティア (Florentia) を起源とし、12世紀にはかつてのフィレンツェの支配者といえた都市フィエーゾレにかわってトスカーナ地方の中心都市となった。  新興商人らの下で発展したフィレンツェは、途中、皇帝派と教皇派の対立やペスト大流行などによる混乱もあったが、メディチ家が支配権を確立した15世紀以降、全盛期を迎えることになった。  15世紀末には神学者ジロラモ・サヴォナローラによる神権政治によって、メディチ家の支配が途絶えた時期もあったが、1532年にはアレッサンドロ・ディ・メディチが神聖...
  • リオナルド・トッレンティーノ
     リオナルド・トッレンティーノ(Lionardo Torrentino)は16世紀イタリアの出版業者。研究の蓄積が余りなく、はっきりした期間の特定は難しいが、モンドーヴィで1564年から1575年まで活動していたようである(*1)。 ノストラダムス関連  『1567年向けの暦』イタリア語版を出版した。 名前 コメント
  • 百詩篇第2巻31番
    百詩篇第2巻 31番 原文 En Campanie1 Cassilin2 sera3 tant Qu on4 ne verra que5 d eaux6 les champs7 couuerts8 Deuant apres la pluye de long temps9 Hors mis10 les arbres11 rien l on12 verra de vert13. 異文 (1) En Campanie En campagne 1588Rf 1589Me 1649Ca 1650Le 1668, Encampagne 1589Rg, En campaigne 1589PV, En Campagnie 1605 1649Xa 1665, En Campaine 1716 (2) Cassilin le Cassilin 1557U 1557B 1568 ...
  • 詩百篇第1巻1番
    詩百篇第1巻 1番* 原文 Estant assis de nuit1 secret2 estude, Seul repousé3 sus la selle4 d ærain5 Flambe exigue sortant de solitude6, Fait proferer7 qui8 n est à9 croire vain10. 異文 (1) nuit Nuit 1772Ri (2) secret secrette 1672Ga (3) repousé repose 1588Rf 1589Me 1612Me (4) selle selie 1665Ba (5) d ærain d arin 1588Rf 1589Me 1612Me, d arain 1589Rg 1589PV, d ærin 1627Di 1644Hu 1653AB...
  • アンチーブ
     アンチーブ(Antibes)は、アルプ=マリティム県南部、アンチーブ岬の東側を占める港町。コート・ダジュール沿岸の保養地で、カンヌから9 kmに位置する。日本ではアンティーブとも表記される。古代にはアンティポリスと呼ばれた。 概要  紀元前4世紀にギリシア人が築いた植民都市が起源である。古称(ギリシア語およびラテン語)のアンティポリスは「反対側の都市」の意味で、ニカエア(ニース)対岸に位置していることによるという(*1)。後期ラテン語ではアンティブレス(Antibules)やアンティボレス(Antiboles)と呼ばれ、ロマン語ではアンティボル(ス)(Antibol, Antibols)と呼ばれていた(*2)。  ローマ帝国の属州を経て、9世紀にはサラセン人による破壊を経験した。その後、プロヴァンス領、フランス王国領となった。14世紀から16世紀にかけてのグリマルディ城館...
  • 詩百篇第6巻
    第1巻・第2巻・第3巻・第4巻・第5巻・第6巻・第7巻・第8巻・第9巻・第10巻・第11巻・第12巻  ミシェル・ノストラダムス師の予言集の詩百篇第6巻(百詩篇第6巻)は、1番から99番までの四行詩と、番号のないラテン語による四行詩の計100篇で構成されている。現在確認できる範囲内では、1557年9月6日版予言集で初めて公刊された。  ほかにジャン=エメ・ド・シャヴィニーが発表した補遺篇が1篇存在するが、真贋は不明である。当「大事典」としては、偽作の疑いが強いと考えている。 翻訳  以下に詩百篇第6巻の全100篇+補遺篇1篇の翻訳を提供する。  詩番号にリンクが貼ってあるものは、別ページに解説を用意してある。リンク先に掲げてある原文については、正篇の底本が 1557U、補遺篇の底本が 1594JF である。ただし、詩番号の隣の*にリンクが貼ってある場合は、当...
  • 全ての教皇に関する預言
     全ての教皇に関する預言(Vaticinia de Summis Pontificibus)は、15世紀初頭のヨーロッパに現れた予言書である。『教皇預言書』、『教皇図』などとも呼ばれる。ニコラウス3世(在位1277年 - 1280年)から始まる歴代ローマ教皇を予言したという体裁で、30組の挿絵と文章がまとめられた作品である。  中世から近世にかけてはフィオーレのヨアキム(未作成)の著書として広く流布したが、現在では擬ヨアキム文書の一種と理解されている。 起源  現在『全ての教皇に関する預言』として知られるものは、本来別個の作品であった『諸悪の端緒』と『禿頭よ登れ』を合本したものである。 諸悪の端緒  『諸悪の端緒』(Genus nequam)は、14世紀初頭に現在の形で成立した予言的な写本で、ニコラウス3世を暗示した絵から始まる、15組の予言で成り立っていた(14組...
  • 百詩篇第3巻17番
    百詩篇第3巻 17番 原文 Mont Auentine1 brusler nuit sera veu Le ciel2 obscur3 tout à vn coup en Flandres4, Quand le monarque5 chassera son nepueu6 Leurs7 gens d’Eglise8 commetront les esclandres. 異文 (1) Auentine Auentiue 1588Rf 1589Rg, Auentin 1627 1644 1650Ri 1650Le 1668, Auantin 1653 1665 (2) ciel Ciel 1653 1672 (3) obscur obcur 1981EB (4) Flandres Flendres 1590Ro, Frandres 1597 ...
  • 百詩篇第3巻75番
    百詩篇第3巻 75番 原文 PAV.1 Veronne2, Vicence3, Sarragousse De glaifues4 loings5 terroirs6 de sang humides Peste si grande viendra à la grand gousse Proches7 secours, bien loing8 les remedes. 異文 (1) PAV. 1555 1840 Pau, T.A.Eds.(sauf Pau. 1644 1650Ri, Peau, 1653 1665) (2) Veronne verronne 1589Me (3) Vicence Vicenne 1600 1610 1653 1665 1716 (4) glaifue Glaive 1672 (5) loings lo...
  • 百詩篇第7巻32番
    百詩篇第7巻 32番 原文 Du mont1 Royal naistra d’vne casane2, Qui caue3, comte4 viendra tyranniser, Dresser copie5 de la marche Millane6, Fauene7, Florence d’or gents expuiser8. 異文 (1) mont Mont 1672 (2) casane Casane 1672 (3) caue Duc 1672 (4) comte 1557U 1557B 1568A 1568B 1590Ro compte T.A.Eds.(italic(){sauf} Compte 1672) (5) copie cople 1628, Copie 1672 (6) Millane Mila...
  • 百詩篇第5巻3番
    百詩篇第5巻 3番 原文 Le successeur1 de la duché2 viendra, Beaucoup3 plus oultre4 que5 la mer6 de Tosquane7 Gauloise branche8 la9 Florence10 tiendra, Dans son giron11 d’accord nautique12 Rane13. 異文 (1) successeur Successeur 1672 (2) duché 1557U 1589Me 1589PV 1627 Duché T.A.Eds. (3) Beaucoup Beaucop 1557B (4) oultre autre 1650Ri (5) que de 1588-89 (6) mer Mer 1672 (7) Tosquane ...
  • 百詩篇第3巻13番
    原文 Par foudre1 en l arche2 or argent3 fondu Des deux4 captifs5 l vn l autre mangera De la cité6 le plus grand estendu, Quand submergée7 la classe8 nagera. 異文 (1) foudre foucre 1627, Foudre 1672 (2) l arche l arbre 1644 1650Ri 1653 1665, Arche 1672, l Arche 1712Guy (3) or argent Or Argent 1672 (4) Des deux De deux 1568B 1568C 1568I 1597 1605 1610 1611 1627 1628 1644 1649X...
  • 百詩篇第5巻57番
    原文 Istra du1 mont2 Gaulsier3 Auentin4, Qui par le trou aduertira5 l armee6 Entre deux rocz7 sera prins le butin, De SEXT.8 mansol9 faillir10 la renommee. 異文 (1) du de 1600 1610 1627 1644 1650Ri 1653 1665 1716 (2) mont Mont 1672 (3) Gaulsier Gaulfier 1589Me 1610 1628 1716, Gaufier 1600 1644 1650Le 1650Ri 1653, Gausier 1627 1665, Gaulsies 1772Ri (4) Auentin Anentin 1665, Avent...
  • ブリューノ・プテ=ジラール
     ブリューノ・プテ=ジラール(Bruno Petey-Girard, 生年未詳)は、フランス人の文学者。後に掲げるノストラダムス関連書籍を刊行した時点ではパリ第12大学助教授(Maîtres de conférences)だったが、のちに同大学の教授となった。ルネサンス期からバロック期にかけてのフランス文学が専門で、ギヨーム・デュ・ヴェール(Guillaume du Vair)の著書の校定版や研究書を出している。 ノストラダムス関連  ノストラダムス関連では『ノストラダムス予言集』(Nostradamus Prophéties (Flammarion, 2003)(未作成))を出版した。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • 詩百篇第1巻42番
    詩百篇第1巻 42番* 原文 Le dix1 Kalendes2 d Apuril3 de4 faict Gotique5 Resuscité6 encor7 par gens malins Le feu estainct8, assemblée9 diabolique10 Cherchant11 les or du12 d Amant13 Pselyn14. 異文 (1) Le dix Les dix 1588-89 1589PV 1590SJ 1612Me 1649Ca 1650Le 1668 1672Ga, Ledix 1607PR 1610Po (2) Kalendes 1555 1557U 1588-89 1589PV 1612Me 1649Ca 1650Le 1667Wi 1668 1840 Kalende 1557B 1568 1590R...
  • 百詩篇第2巻43番
    原文 Durant l estoyle cheuelue apparente, Les trois grands1 princes2 seront faits3 ennemis, Frappes4 du ciel5, paix6 terre7 tremulente8. Po9, Tymbre10 vndants11, serpent12 sus13 le bort mis. 異文 (1) grands grand 1605 1611 (2) princes Princes 1588-89 1627 1644 1649Ca 1650Le 1665 1668 1672 1716 1772Ri (3) faits fait 1555A 1840, fai 1557U, fais 1557B 1568A 1590Ro (4) Frappes 1555 1840 ...
  • Alus
     Alus は読み方の確定していない語。以下の諸説がある。 アナトール・ル・ペルチエは「ローマ人たちの神」と注記した。ブリューノ・プテ=ジラールも全く同じ説を採っている(*1)。 エドガー・レオニは旧約聖書に登場するサウル(Saul)のアナグラムの可能性を示した(*2)。 ジャン=ポール・クレベールはサウルのアナグラムのほか、ティトゥス・リウィウスの著書に見られるアルス・ロクトゥス(Alus Locutus)という人名の可能性や、アラニ人の国家を建造した神話上の名前の可能性を指摘した(*3)。 ピーター・ラメジャラーは、ハルス(Halus)と理解した(*4)。フランス語ではハンニバルが Annibal と綴られるように、ラテン語綴りから H が脱落することはしばしば見られる。  信奉者側では、エリカ・チータムのように Mabus と並んで第3の反キリストの名前を暗示する語ではないか...
  • パルマ
     パルマ(Parma)はイタリア北部、エミリア=ロマーニャ州パルマ県の県庁所在地。パルミジャーノ・レッジャーノ(いわゆるパルメザンチーズ)の産地として有名である。フランス語ではパルム(Parme)で、スタンダールの小説『パルムの僧院』でも知られている。 【画像】『パルムの僧院』(上) 岩波文庫 概要  エミリア街道上の交通の要衝に位置したパルマは、紀元前525年頃に建設されたエトルリア人都市に起源を持つとされる。紀元前183年にローマの支配下に入った。中世には「自由都市」となったが、その凋落後は次々と支配者が交代した。1513年に教皇領となったが、ファルネーゼ家出身の教皇パウルス3世によって、1545年からはピエルルイジ・ファルネーゼ(パウルス3世の息子)が支配するパルマ公国となった(~1731年)。  現在はパルミジャーノ・レッジャーノ生産を含む農畜産業のほ...
  • 詩百篇第8巻16番
    詩百篇第8巻 16番* 原文 Au1 lieu que HIERON2 feit3 sa4 nef fabriquer5, Si grand deluge6 sera si subite, Qu on n aura7 lieu ne terres8 s atacquer9 L onde monter Fesulan Olympique. 異文 (1) Au An 1611B (2) HIERON Hieron 1590Ro 1627Ma 1627Di 1644Hu 1649Ca 1650Le 1650Ri 1653AB 1665Ba 1667Wi 1668 1720To 1840, HIESON 1605sn 1649Xa, Hieson 1672Ga (3) feit 1568 1591BR 1597Br 1603Mo 1605sn 1611 162...
  • ジャン・ド・ヴォゼル
     ジャン・ド・ヴォゼル(Jean de Vauzelles, 1495年? - 1557年?)は、フランスの詩人、翻訳家。著書では本名を書かずに、銘句「真の熱情で」(D un vray zèle)を筆名代わりとすることがまま見られた。 生涯  リヨンで生まれ、イタリアで法学博士号と司祭の資格を手に入れた。フランスに戻ってからは、サン=ロマンの主任司祭に任命され、後にフランス王フランソワ1世の礼拝堂司祭にも任命されている。  詩人クレマン・マロやモーリス・セーヴの知人であり、自身でも作詩を多く行った。ちなみに、兄マチュー・ド・ヴォゼルの妻はセーヴの妹クローディーヌである。  彼の詩の中で最も知られるのは、『死神の幻影と飾られた顔』である。これは、ハンス・ホルバインによる51枚の木版画に合わせて四行詩を並べたもので、エンブレム・ブックの一つである。  ヴォゼルはマルグリット・ド・...
  • 百詩篇第4巻49番
    百詩篇第4巻 49番 原文 Deuant le peuple sang sera respandu1 Que du haut ciel2 ne viendra eslogner3 Mais d vn long temps4 ne sera entendu L esprit5 d vn seul le viendra tesmoigner6. 異文 (1) respandu respand 1649Xa (2) ciel Ciel 1589PV 1672 (3) eslogner 1555 1840 esloigner T.A.Eds. (sauf eslongner 1588-89 1589PV 1649Ca 1650Le 1668, eloigner 1716) (4) long temps lon temps 1627 1630Ma, ...
  • ピサ
     ピサ (Pisa) はイタリア中部トスカーナ州ピサ県の県庁所在地。フランス式にはピーズ (Pise)。 概要  アルノ川沿岸に発達した港湾都市で、紀元前180年ごろにローマの植民都市が築かれた。古称はピサエ (Pisae)。古代ローマ時代には重要な海軍拠点として栄えた。9世紀に独立した共和国を形成し、11世紀から13世紀にはジェノヴァなどと並ぶ海洋大国として軍事的・経済的に栄華を極めた。有名なピサの斜塔もこの時期に建てられ始めたもので、斜塔の面するドゥオモ広場は、当時の繁栄を伝える優れた建造物群として、ユネスコの世界遺産リストに登録されている。  しかし、メローリアの海戦(1284年)でジェノヴァに敗れてから翳りが見え、15世紀以降はヴェネツィアの支配下に入った。  1409年のピサ教会会議は当時の教会大分裂を収拾させようとしたものだったが、かえってローマ、アヴィ...
  • 六行詩10番
    六行詩集 10番* 原文 Ambassadeur1 pour vne Dame, A son vaisseau2 mettra la rame, Pour prier le grand3 medecin4 Que de l oster5 de telle peine, Mais en ce6 s opposera Royne7, Grand peine auant qu en veoir8 la fin. 異文 (1) Ambassadeur Embassadeur 1672Ga (2) vaisseau Vaissau 1672Ga (3) grand Grand 1628dR 1649Ca (4) medecin Medecin 1600Mo 1627Ma 1627Di 1644Hu 1672Ga (5) Que de l oste...
  • ミラノ
     ミラノ (Milan, ミラーノ) はイタリア北部ロンバルディア州の州都にしてミラノ県の県庁所在地。古代ローマ時代にはメディオラヌム (Mediolanum, 平原の中心) と呼ばれていた。英語・フランス語ではミラン (Milan) という。 【画像】邸景一 『ミラノ・イタリア湖水地方』  現代イタリア経済の中心地であり、金融業や諸工業が発達している。また、世界遺産「レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院」に代表される建築・美術の見所も多く抱える観光地である。  スポーツの面でも、ACミランとインテル・ミラノという2つの有名サッカークラブチームのホームタウンとなっている。 歴史  古代にガリア人が築いた都市が基盤になるが、紀元前222年にローマ人によって占領された。  紀元3世紀以降...
  • 百詩篇第4巻57番
    百詩篇第4巻 57番 原文 Ignare enuie du1 grand Roy supportée, Tiendra2 propos, deffendre les escriptz Sa femme3 non femme4 par vn autre tentée5, Plus double deux6 ne fort7 ne criz8. 異文 (1) du au 1568B 1568C 1568I 1597 1605 1610 1611A 1628 1649Xa 1772Ri 1840 (2) Tiendra Tiendras 1627 (3) Sa femme Sa fem. 1627 1644 1650Ri, Sa fem 1653 1665 (4) non femme non. femme 1627 (5) tentée tem...
  • 百詩篇第5巻20番
    百詩篇第5巻 20番 原文 Dela1 les Alpes2 grand3 armée4 passera, Vn peu deuant naistra5 monstre6 vapin Prodigieux subit tornera7, Le grand Tosquan8 à son lieu plus propin. 異文 (1) Dela Delà 1591BR 1597 1611 1628 1644 1649Ca 1650Ri 1650Le 1668 1981EB, De là 1600 1610 1627 1630Ma 1653 1665 1716 1840, De la 1605 1649Xa 1672 (2) Alpes Aldes 1627, Alpres 1649Xa (3) grand gand 1589PV, grand’ ...
  • 詩百篇第8巻33番
    詩百篇第8巻 33番* 原文 Le grand1 naistra2 de Veronne3 Vincence4, Qui portera vn surnom5 bien indigne. Qui à Venise vouldra faire vengeance6, Luy mesme7 prins homme du8 guet signe9 異文 (1) grand graind 1628dR, Grand 1772Ri (2) naistra maistre 1716PRc (3) Veronne Vironne 1665Ba 1720To (4) Vincence Vicence 1605sn 1649Xa 1653AB 1665Ba 1667Wi 1672Ga 1720To 1840 (5) surnom sur nom 15...
  • Vstagois
     Vstagois(Ustagois)は百詩篇第4巻64番に登場するが、現代語辞典にも古語辞典にもない語(韻を踏む都合上、正しくは Ustageois と綴られるべきという見解もあるが、辞書にない点では同じ)。 アナトール・ル・ペルチエはロマン語の ustaige からとし、「海賊」(corsaire, pirate)、「盗賊」(bandit)の意味を導いた。ブリューノ・プテ=ジラールも corsaire, pirate と語釈している。DALFなどには見当たらないが、エドガー・レオニも古フランス語で「海賊」の意味とし、そこからの派生で「盗賊」「ならず者」(outlaw)の意味にもなったとしている。outlaws と英訳しているピーター・ラメジャラー、リチャード・シーバースも、この読みと見なしてよいだろう。 マリニー・ローズはいくつかの地名に由来する語(つまりその土地の住民)を指す可...
  • 詩百篇第1巻74番
    詩百篇第1巻 74番* 原文 Apres seiourné vogueront1 en Epire2 Le grand3 secours viendra vers Antioche4, Le5 noir poil crespe6 tendra7 fort à l empire8 Barbe d ærain9 le10 roustira11 en broche. 異文 (1) vogueront vagueront 1606PR 1607PR 1610Po 1627Di 1627Ma 1644Hu 1650Ri 1653AB 1665Ba 1716PR(a b), vagueron 1716PRc (2) Epire Empire 1588-89 1605sn 1611B 1612Me 1628dR 1649Xa 1672Ga 1716PR 1981EB,...
  • 百詩篇第2巻93番
    百詩篇第2巻 93番 原文 Bien pres1 du2 Tymbre3 presse4 la Libytine5 Vng peu deuant grand6 inundation7 Le chef du nef prins, mis a8 la sentine Chasteau, palais9 en conflagration10. 異文 (1) Bien pres Bien apres 1589PV 1590SJ, Biens pres 1600 1610 1630Ma 1716, Aupres 1672 (2) du uu 1716b (3) Tymbre Cymbre 1653 1665, Tybre 1672 (4) presse pressé 1557B 1588-89, bien pres 1672 (5) Libytine...
  • Samarobryn
     Samarobryn は、詩百篇第6巻5番に登場する謎語 。  アミアン(未作成)のラテン語名サマロブリウァ(Samarobriva)の派生語で、「アミアン(の人々)」を指すと受け取られるのが一般的である。アナトール・ル・ペルチエ以来、ピーター・ラメジャラー、マリニー・ローズ、ブリューノ・プテ=ジラールらには全く異論はない。  エドガー・レオニは、アミアンだと文脈に合わないとして、サム・R・オブライアン(Sam R. O Brian)という宇宙飛行士ではないかという、信奉者的な読み方も披露していた。  信奉者側の読みとしては、他にエリカ・チータムが主張していたロシア語の samo(自分で)と robin(操作する)の合成語でロシアの宇宙ステーションの意味とする解釈、あるいは最初に提示した人物は不明だが、英語の submarine と関連付けて潜水艦とする解釈などがある...
  • アスティ
     アスティ (Asti) は、イタリア、ピエモンテ州アスティ県の県庁所在地。 概要  古代ローマの植民都市に起源を持ち、当時の名前はアスタ・ポンペイア (Asta Pompeia) あるいはアスタ・コロニア (Asta Colonia) であった。タナロ川 (ポー川支流) 沿いに発達した都市で、13世紀には自治都市として大いに栄えた。  タナロ川流域の農業中心地で、アスティワインの産地としていまなお広く知られている(*1)。  アスティワインの産地は、世界遺産「ピエモンテのブドウ畑の景観 ランゲ=ロエーロとモンフェッラート」(2014年登録)の一部をなしている。 【画像】 マルティーニ アスティスプマンテ・ロゼ ワインセット(トーバッグ付き) ノストラダムス関連  『予言集』での登場箇所は以下の2回で、いずれもフェッラーラとセットになっている。 ...
  • 百詩篇第5巻27番
    原文 Par feu armes1 non loing de la marnegro2, Viendra de Perse occuper Trebisonde3 Trembler Phatos4 Methelin5, Sol alegro6, De sang Arabe7 d Adrie8 couuert9 vnde10. 異文 (1) armes armés 1716 (2) marnegro mar negro 1589Me 1650Le 1668, Mar negro 1672, manegro 1840 (3) Trebisonde trebisonde 1589PV, Trebisconde 1627 1644 1650Ri 1653 1665 (4) Phatos 1557U 1568 1590Ro 1597 1772Ri Phar...
  • エリカ・チータム
     エリカ・チータム(Erika Cheetham, 1939年7月7日-1998年5月3日)は、イギリスのノストラダムス解釈者。結婚前の名前はエリカ・マクマホン=ターナーで、オックスフォード大学セント・アンズ・カレッジを卒業した。博士号取得後、ロンドン・デイリー・メイルに勤務していた(*1)。 ノストラダムス関連  本人曰く大学在学中に偶然ノストラダムスに出会ったという。1961年には最初のノストラダムスに関する記事を書いたというが、タイトルなどは分からない。  確認しうる最初の本は、1973年にネヴィル・スピアマン社から出版された『ノストラダムスの予言集』(The Prophecies of Nostradamus)である。五島勉は1972年に初版が出たと主張しているが、著作権表示などからするかぎりでは確認ができない。フランス語原文と英訳を掲載し、解釈も載せている。英語圏...
  • ティブルのシビュラ
     『ティブルのシビュラ』(Tiburtina Sibylla) は、伝説上のシビュラの一人であり、その人物に仮託された予言書の仮題でもある。ノストラダムスも『ミラビリス・リベル』を通じ、この予言書から少なからず影響を受けているとされている。  シビュラとは古代の巫女、女預言者のことであり、伝説上、10人いたとされるシビュラのうち、ティブル (現ティーヴォリ)にいたとされる。  彼女の予言をまとめたとされる書物は正式名を持たないので、「ティブルのシビュラの託宣(預言)」などと呼ばれることもある。ただし、キリスト教において新約外典などに分類される『シビュラの託宣』とは、まったく別の文書である。  もちろん、この名称は古代の権威ある巫女に仮託したものであって、真の著者を指すものではない。オリジナルは4世紀に成立したと考えられているが、真の著者がどのような人物なのかは特定されていない。...
  • 百詩篇第4巻100番
    原文 De1 feu celeste2 au Royal3 edifice, Quant4 la lumiere de Mars5 deffaillira Sept moys grand guerre6, mort7 gent8 de malefice, Rouen9, Eureux10 au Roy ne faillira. 異文 (1) De Du 1627 1644 1650Ri 1653 1665 1672 1840 1867LP (2) celeste Celeste 1672 (3) Royal royal 1557B 1590Ro 1627 1644 1650Ri 1653 1665 1840, nouueau 1611B 1660 1792La (4) Quant 1557U 1557B 1568A 1568B 1568C 1590Ro ...
  • Boece
     Boece はボイオティア(未作成)のフランス式綴りベオシー(Béotie)の変形と見なされるのが一般的。アナトール・ル・ペルチエ、エドガー・レオニ、マリニー・ローズ、ジャン=ポール・クレベール、ピーター・ラメジャラー、ブリューノ・プテ=ジラールらはいずれもその立場である(*1)。 登場箇所 百詩篇第6巻6番 名前 コメント
  • 百詩篇第3巻1番
    原文 APRES combat bataille1 nauale2, Le grand Neptune3 à son plus4 hault beffroy, Rouge auersaire de fraieur5 viendra6 pasle7, Metant8 le grand ocean9 en effroy. 異文 (1) bataille baraille 1716 (2) nauale Navale 1672 (3) Neptune neptune 1557B 1568A 1589PV 1627, Neptun 1649Ca 1650Le (4) plus pl 1557U 1557B 1568A 1589PV 1611 (5) fraieur 1555 1627 1644 1650Ri 1653 1665 1840 peur...
  • 百詩篇第2巻17番
    原文 Le camp1 du temple2 de la vierge3 vestale4, Non esloigné5 d Ethne6 monts7 Pyrenées Le grand conduict est caché8 dens9 la male10 North.11 getés12 fluues13 vignes14 mastinées15. 異文 (1) camp champ 1600 1610 1627 1644 1650Ri 1650Le 1653 1665 1668 1716, Camp 1672 (2) temple Temple 1672 (3) vierge Vierge 1672 1716 (4) vestale Vestale 1672 (5) esloigné eslongné 1588-89 1589P...
  • ラティウム
     ラティウム (Latium) は古代ローマの地域名。イタリア半島中部のテヴェレ川流域で、アペニン山脈とティレニア海との間にある。時代ごとに徐々にその範囲は拡大していった。現在はローマを州都とするラツィオ州がこれに対応する(*1)。 ノストラダムス関連  『予言集』での登場箇所は地名以外に民族名(ラティウム人)の場合がある。綴りはいずれも latin(e)(s) である。 百詩篇第1巻83番(未作成) 百詩篇第2巻5番 百詩篇第5巻21番(未作成) 百詩篇第5巻50番(未作成) 百詩篇第5巻63番(未作成) 百詩篇第9巻70番(未作成) 百詩篇第10巻59番(未作成) 予兆詩第21番(旧19番) 名前 ...
  • 最終解読者としてのセザール・ノストラダムス
    最終解読者としてのセザール・ノストラダムス  ノストラダムスの予言を信じる立場の論者には、『予言集』の第一序文、すなわち「セザールへの手紙」の真の宛先は、ノストラダムスの実子セザール・ド・ノートルダム(1553年 - 1630年?)ではなく、セザールの名に仮託した予言の最終解読者であると信じる者たちがいる。  しかし、原文に即して考える限り、そのような解釈を支持すべき根拠はない。 出典  日本で広く用いられてきた大乗和子訳では、「セザールへの手紙」の末尾に近いくだりは、こう訳されている。 「息子よ、この手紙を、父ミカエル・ノストラダムスの贈物として受けよ。四行連句になっている予言を、不死なる神に祈りながら、ひもとくことを私は望むのだ」(*1)  また、ジャン=シャルル・ド・フォンブリュヌの邦訳書では、同じくだりがこうなっている。 「この手紙を終えるに...
  • 百詩篇第2巻32番
    百詩篇第2巻 32番 原文 Laict1, sang2, grenoilles3 escoudre4 en Dalmatie5, Conflit6 donné, peste7 pres8 de Balenne9 Cry sera grand par toute10 Esclauonie11 Lors naistra12 monstre13 pres14 dedans15 Rauenne16. 異文 (1) Laict Faict 1627 1630Ma (2) sang Sang 1672 (3) grenoilles genoilles 1557B, grenouilles 1588Rf 1589Rg 1590Ro 1605 1628 1650Le 1650Ri 1668A, greaouilles 1589Me, grenoüilles 162...
  • Castulon
     Castulon はいくつかの読み方があるが、エドガー・レオニはラテン語の Castulo のフランス語化とした。カストゥロ(Castulo)とは古代ローマ時代のスペイン(ヒスパニア・タラコネンシス)の代表的な都市のひとつであった(*1)。  ピエール・ブランダムール、ブリューノ・プテ=ジラール、ピーター・ラメジャラーは特に語源的説明などを加えずにカスティーリャ(Castilla)とした(*2)。  いずれを採るにしても、スペインの隠喩として用いられている可能性が高いといえるだろう。 登場箇所 百詩篇第1巻31番 百詩篇第1巻93番(未作成) 関連用語 Sault Castullon コメントらん 以下のコメント欄はコメントの著作権および削除基準を了解の上でご使用ください。 カスティーリャであると同時に、Consulat 執政政府のアナグラム。 -- とある...
  • 詩百篇第8巻15番
    詩百篇第8巻 15番* 原文 Vers Aquilon grands efforts par hommasse Presque l Europe1 l vniuers2 vexer, Les deux eclypses3 mettra en telle chasse4, Et aux Pannons5 vie mort renforcer. 異文 (1) l’Europe l’Furope 1667Wi (2) l’vniuers l’Vniuers 1597Br 1603Mo 1606PR 1607PR 1627Di 1627Ma 1644Hu 1650Ri 1650Mo 1665Ba 1716PR 1720To 1772Ri 1840, l’Univers 1672Ga (3) eclypses eclyses 1591BR 161...
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