百詩篇第1巻90番

ノストラダムス wiki : ノストラダムスの大事典内検索 / 「百詩篇第1巻90番」で検索した結果

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    ...巻77番(未作成) 百詩篇第1巻90番(未作成) 百詩篇第2巻5番 百詩篇第2巻22番 百詩篇第2巻59番 百詩篇第2巻60番 百詩篇第2巻64番 百詩篇第2巻86番(未作成) 百詩篇第2巻99番(未作成) 百詩篇第3巻13番 百詩篇第3巻64番 百詩篇第3巻87番 百詩篇第3巻90番(未作成) 百詩篇第4巻2番(未作成) 百詩篇第4巻5番 百詩篇第4巻23番 百詩篇第4巻37番(未作成) 百詩篇第4巻92番 百詩篇第5巻2番(未作成) 百詩篇第5巻8番 百詩篇第5巻23番(未作成) 百詩篇第5巻34番 百詩篇第5巻35番 百詩篇第5巻48番(未作成) 百詩篇第6巻44番 百詩篇第6巻45番(未作成) 百詩篇第6巻64番(未作成) 百詩篇第6巻75番 百詩篇第6巻77番(未作成) 百詩篇第7巻33番(未作成) 百詩篇第7巻37番 百詩篇第8巻13番 百詩篇第9巻32番(未作成) 百詩...
  • conseil
     現代フランス語では「会議」「相談役」「忠告」「勧告」などの意味。それらに加えて、中期フランス語では、「熟慮」(délibération, réflexion)、「計画」(dessin, projet)、「思慮」(sagesse, habileté)などの意味もあった。 登場箇所 百詩篇第1巻81番 百詩篇第1巻88番(未作成) 百詩篇第1巻97番 百詩篇第3巻14番(未作成) 百詩篇第3巻41番 百詩篇第5巻64番 百詩篇第6巻32番 百詩篇第10巻14番 百詩篇第12巻55番 予兆詩第3番(旧4番) 予兆詩第81番(旧71番) 予兆詩第100番(旧90番) 予兆詩第103番(旧93番) 予兆詩第109番(旧99番) 名前 ...
  • port
     port は現代フランス語では「港、港町」「携帯、郵送料、風采」の意味(どちらも男性名詞)。また、ピレネー山脈の峠を指す言葉でもある(*1)。  DMFにも「港、港町」「携帯、郵送料、風采」に類する語義が載っており、ほぼ同じ使い方がされていたことが分かる。  LAF には「携帯」のほか、「縦列行進」(défilé)、「祝賀パーティ」(partie de certaines cérémonies)、「待遇、信用」(faveur, crédit)、「援助」(aide, secours) などの意味が載っている(*2)。 登場箇所  以下の用例のほとんどで、ノストラダムスは普通に「港」の意味で使用していると見なされている。 百詩篇第1巻18番 百詩篇第1巻30番 百詩篇第1巻37番(未作成) 百詩篇第1巻94番 百詩篇第2巻1番 百詩篇第2巻14番 百詩篇第2巻58番 百...
  • pille
     pille は中期フランス語で pillage(略奪)の意味。これはラブレーの作品などにも使用例がある。ほかに butin(略奪品、戦利品)の意味もあった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻30番 百詩篇第1巻92番 百詩篇第2巻83番(未作成) 百詩篇第5巻30番 百詩篇第7巻10番(未作成) 百詩篇第8巻83番 百詩篇第9巻61番(未作成) 百詩篇第10巻87番(未作成) 予兆詩第20番(旧18番) 予兆詩第22番(旧20番) 予兆詩第38番(旧34番) 予兆詩第139番(旧129番) 名前 コメント
  • ノストラダムス予言の学術的研究による分類
    文学的・歴史学的見地による予言詩の索引  ノストラダムス予言については、文学的・歴史学的に様々な出典が指摘されるようになっている。  このページでは、そうしたノストラダムスが使ったと思われる情報源ごとに、主だった予言を整理しておきたい。  そうした論者の間でも必ずしも解釈が一致したものばかりではないので、ここでは西洋古典、歴史、文学などに造詣が深く、比較的信頼性が高いと思われるピエール・ブランダムール、ロジェ・プレヴォ、ジャン=ポール・クレベール、ピーター・ラメジャラー(転向後)、高田勇・伊藤進らの見解を特に参考にした。 古代ギリシア・ローマ スエトニウス 『ローマ皇帝伝』 百詩篇第1巻100番 「・・・長いあいだ空に灰色の鳥が見られるだろう・・・嘴に青々とした小枝をくわえた姿で。まもなく偉人が死に・・・」 百詩篇第4巻55番 「カラスが煉瓦で組み上げられた塔の上に...
  • faillir
     faillir は現代フランス語では「危うく~する」の意味。辞書によっては古い意味ないし文語表現として「過ちを犯す」「破産する」「欠ける」「衰える」「終わる、尽き果てる」などの意味を載せているものもある(*1)。  DMF には「欠ける」(manquer, faire défaut)、「しくじる」(se tromper, tomber en faute)、「終わる」(finir, prendre fin)などの意味が載っており、非人称では falloir と同じ意味があった(*2)。 登場箇所 百詩篇第1巻6番 百詩篇第1巻73番(未作成) 百詩篇第3巻42番 百詩篇第3巻95番 百詩篇第4巻45番(未作成) 百詩篇第4巻97番 百詩篇第4巻98番(未作成) 百詩篇第4巻100番 百詩篇第5巻15番(未作成) 百詩篇第5巻17番(未作成) 百詩篇第5巻57番 百詩篇第5巻5...
  • 百詩篇断片・8番
    シャストゥイユが伝えた百詩篇 8番 原文 Du lieu non loin de fantastique secte Ce qui sera acquis de loin labeur Gaulle Braccata1 par la2 Belgique beste Corps bien en proye du Larron et voleur3. 異文 (1) Braccata braccasa (Ruzo) (2) la ta (Ruzo 1975) (3) voleur robeur (Ruzo) 校訂  最後の単語は robeur の方が、押韻を考えれば適切である。ただし、中期フランス語の robeur は voleur と同じなので(*1)、どちらが正しくても意味としては変わらない。 日本語訳 常軌を逸した宗派から遠くない場所の...
  • vindicte
     vindicte は現代フランス語では「処罰」「社会的制裁」などの意味。中期フランス語では「復讐」(vengeance, vendetta) の意味があった(*1)。ピエール・ブランダムールは「報い、制裁」(punition, rétribution) と釈義した(*2)。 登場箇所 百詩篇第1巻38番(未作成) 百詩篇第1巻94番 名前 コメント
  • 百詩篇第2巻1番
    原文 VERS1 Aquitaine2 par insults3 Britanniques, Et4 par eux mesmes5 grandes incursions. Pluies, gelées6 feront7 terroirs8 iniques, Port Selyn9 fortes fera inuasions10. 異文 (1) VERS VEers 1627 (2) Aquitaine Aquitanie 1600 1610 1716 (3) insults 1555 1557U 1557B 1568A 1568B 1568C 1589PV 1840 insulte 1588Rf 1589Rg, insultes 1589Me, insolus 1590Ro, insuls T.A.Eds. (4) Et 1555V 1589PV ...
  • Sol
     Sol はフランス語の一般名詞としては「土壌、地質」「ソル(昔の貨幣単位)」「(音階の)ソ」などの意味。  ラテン語では「太陽、太陽神」「昼」「太陽の光・熱」などの意味(*1)。  ノストラダムスは、ラテン語からの借用かフランス語 soleil (太陽)の語尾音省略かはともかくとして、Sol を「太陽」の意味で使うことが多くあった。これは論者の立場に関わらず、広く支持されている。 登場箇所 百詩篇第1巻38番(未作成) 百詩篇第1巻57番 百詩篇第2巻35番 百詩篇第4巻28番 百詩篇第4巻29番 百詩篇第4巻30番 百詩篇第4巻84番 百詩篇第4巻86番 百詩篇第5巻11番 百詩篇第5巻25番 百詩篇第5巻27番 百詩篇第5巻53番 百詩篇第5巻62番 百詩篇第5巻66番 百詩篇第6巻35番 百詩篇第6巻52番(未作成) 百詩篇第6巻58番(未作成) 百詩篇第6巻98番...
  • ローマ
     ローマ (Roma) はイタリアの首都であり、ローマ・カトリックの総本山であるバチカン市国を内包している。テヴェレ川沿いに発達し、いわゆるローマ七丘周辺に形成された都市である。英語式にはロウム (Rome)、フランス語式にはロム (Rome)。 【画像】 NHK世界遺産100〈第9巻〉ヨーロッパ4 ― ローマ歴史地区(イタリア)ほか 歴史  伝説的な起源としてはトロイアの英雄アエネイスがこの地に移り住み、その子アスカニウスが都市アルバ・ロンガを建てたという。その後、伝説的な諸王を経て、その地のウェスタの巫女と軍神マルスの間に生まれたロムルスによって、現在のローマの礎が築かれたという。ロムルスの建市は紀元前753年のこととされるが、それ以前の王たちの名は、トロイア陥落とされる紀元前1184年との差を埋めるために創出されたものだという(*1)。  その後、ローマ...
  • hoir
     hoir は中期フランス語で「後継者」(héritier)、「子孫」(descendant)の意味(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻9番(未作成) 百詩篇第4巻39番(未作成) 予兆詩第148番(旧137番) 名前 コメント
  • 百詩篇第3巻49番
    原文 Regne Gauloys tu seras bien changé En lieu estrange1 est translaté l empire2 En autres meurs, loys3 seras4 rangé Rouan5 Chartres6 te feront7 bien du pire. 異文 (1) En lieu estrange En lieu 1665 (2) est translaté l empire est translaté l Empire 1557B 1627 1650Le 1665 1668 1672 1716, l Empire est translaté 1589PV, l Empire translaté 1649Ca (3) meurs, loys mœurs loix 1557U ...
  • recouvrer
     recouvrer は現代語では「取り戻す」「(税や借金を)取り立てる」などの意味。  中期フランス語では、ほかに 「見出す、得る」(trouver, obtain, se procurer)、「発見する、出くわす」(découvrir, rencontrer)、「解放する」(délivrer, libérer)、「修繕する」(réparer)、「もう一度打つ」(frapper de nouveau) などの意味があった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻94番 百詩篇第5巻29番 百詩篇第8巻54番(未作成)  ほかに、シャストゥイユが伝えた百詩篇の3番目の詩でも使用例がある。 名前 ...
  • 百詩篇第6巻2番
    原文 En l an1 cinq cens octante plus moins2, On attendra3 le siecle bien estrange En l an sept cens, trois4 cieulx en tesmoings5, Que plusieurs regnes6 vn à cinq feront change. 異文 (1) l an la 1672 (2) plus moins plus ou moins 1590Ro (3) attendra attend 1557B 1589PV 1649Ca, entendra 1665 (4) trois tois 1668A (5) cieulx en tesmoings (cieux en tesmoins) 1594JFpp.238 240 1628...
  • remort
     remort は中期フランス語では「傷」(blessure)、「引き裂き、破れ」(déchirement)の意味(*1)。ピエール・ブランダムールはエドモン・ユゲの語釈を引きつつ、「持続する痛み、ぶり返す痛み」の意味とし、「遺恨、ルサンチマン」(ressentiment) と釈義した。その一方、現代語の remords (「後悔」「良心の呵責」。古くは remors と綴った) と同じ意味もあったとしている(*2)。 登場箇所 百詩篇第1巻94番 百詩篇第8巻73番(未作成) 百詩篇第8巻87番(未作成) 百詩篇第9巻8番(未作成)  なお、予兆詩第144番(旧133番)には、remords が登場する。もっとも、その初出であった『1567年向けの暦』の現存が確認できないだけに、本来どのように綴られていたのかは確定させがたい。 ...
  • Castulon
     Castulon はいくつかの読み方があるが、エドガー・レオニはラテン語の Castulo のフランス語化とした。カストゥロ(Castulo)とは古代ローマ時代のスペイン(ヒスパニア・タラコネンシス)の代表的な都市のひとつであった(*1)。  ピエール・ブランダムール、ブリューノ・プテ=ジラール、ピーター・ラメジャラーは特に語源的説明などを加えずにカスティーリャ(Castilla)とした(*2)。  いずれを採るにしても、スペインの隠喩として用いられている可能性が高いといえるだろう。 登場箇所 百詩篇第1巻31番 百詩篇第1巻93番(未作成) 関連用語 Sault Castullon コメントらん 以下のコメント欄はコメントの著作権および削除基準を了解の上でご使用ください。 カスティーリャであると同時に、Consulat 執政政府のアナグラム。 -- とある...
  • dresser
     現代フランス語では「立てる」「建てる」「従える」などの意味。  16世紀の用法としては、「指導する」「立て直す」などの意味もあった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻45番(未作成) 百詩篇第1巻57番 百詩篇第1巻77番(未作成) 百詩篇第2巻63番(未作成) 百詩篇第3巻26番(未作成) 百詩篇第3巻43番(未作成) 百詩篇第3巻61番(未作成) 百詩篇第5巻51番(未作成) 百詩篇第5巻69番 百詩篇第6巻12番 百詩篇第6巻79番(未作成) 百詩篇第7巻29番 百詩篇第7巻32番 百詩篇第9巻10番(未作成) 百詩篇第9巻66番(未作成) 予兆詩第15番 予兆詩第38番(旧34番) 予兆詩第148番(旧137番) 名前 ...
  • 詩百篇第11巻
    第1巻・第2巻・第3巻・第4巻・第5巻・第6巻・第7巻・第8巻・第9巻・第10巻・第11巻・第12巻  ミシェル・ノストラダムス師の予言集の詩百篇第11巻(百詩篇第11巻)は、2篇の四行詩しか現存していない。それ自体がノストラダムスの生存中はおろか、死後2年目の最初の完全版にすら収録されておらず、正編と認められていない。  最初に公表したのはジャン=エメ・ド・シャヴィニーで、1594年のことだったが、本当にノストラダムスが書いたかどうか自体が疑わしく、第11巻と第12巻は正当性が全くない。最初に紹介したシャヴィニーはノストラダムスの詩篇の偽造を行ったことがあると疑われており(予兆詩旧2番参照)、第11巻と第12巻についても同様に偽造された疑いをかけてしかるべきであろう。  仮に本物だとしても、シャヴィニーは解釈の際にかなりの改変を加えることが度々あったので、これらの...
  • grange
     grange は現代フランス語で「納屋」の意味。中期フランス語ではそれに加えて「小作地」(métairie, ferme)の意味があった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻98番(未作成) 予兆詩第71番(旧64番) 名前 コメント
  • esmouvoir
     esmouvoir は現代フランス語の émouvoir (感動させる、動揺させる)にあたるが、中期フランス語の場合、ほかに「動かす」(mettre en mouvement)、「興奮させる、かきたてる」(exciter, inspirer)、「戦いの口火を切る」(declencher un conflit)などの意味があり、代名動詞としては「叛乱する」などの意味もあった(*1)。 登場箇所 予兆詩第82番(旧72番) 予兆詩第106番(旧96番)  以上のほかに過去分詞での登場例が非常に多い。 百詩篇第1巻73番(未作成) 百詩篇第1巻79番(未作成) 百詩篇第4巻83番(未作成) 百詩篇第5巻71番(未作成) 百詩篇第6巻23番 百詩篇第10巻12番(未作成) 予兆詩第30番(旧27番) 予兆詩第39番(旧35番) 予兆詩第50番(旧46番) 予兆詩第63番(旧58番)...
  • 百詩篇第4巻33番
    原文 Iuppiter ioint plus Venus qu à1 la Lune2 Apparoissant de plenitude blanche Venus3 cachée4 soubs la blancheur Neptune, De Mars5 frappé6 par7 la granée8 branche9. 異文 (1) qu à qu a 1649Ca 1650Le 1668A, quà 1650Ri (2) Lune lune 1665 (3) Venus Venu 1597 1600 1610 1716 (4) cachée caché 1588-89 1589PV (5) Mars mars 1627 (6) frappé frappée 1557U 1557B 1568 1597 1600 1605 1610 ...
  • Selin
     Selin は現代フランス語式に読めば「スラン」。綴り字記号を補えば「セラン」(sélin)で、フランス語の一般名詞としては「はまぜり(浜芹)」の意味。  しかし、ノストラダムスの用語としては、月の女神セレネ(Sélènê)の派生語、つまりはギリシャ語に由来する「月」の関連語とされることが多い。名詞的に捉える場合(エドガー・レオニなど)と形容詞的に捉える場合(ベルナール・シュヴィニャール)があり、後者の場合、女性形Selineに対応する男性形とされる。  フランス王アンリ2世はディアーヌ・ド・ポワチエを溺愛し、彼女の名前ディアーヌ(月の女神)に因んだものか、自分の紋章にも三日月の意匠を取りいれていた。このことから、エドガー・レオニ、ピエール・ブランダムール、ロジェ・プレヴォらは、特に「偉大なスラン」(le grand Selin)や「シラン・スラン」(Chyren Sel...
  • 百詩篇第4巻50番
    百詩篇第4巻 50番 原文 Libra verra regner les Hesperies, De ciel1, terre tenir2 la monarchie3 D Asie forces4 nul5 ne verra peries Que sept ne tiennent par rang6 la hierarchie7. 異文 (1) ciel Ciel 1672 (2) terre tenir tenir 1600 1610 1716, Terre tenir 1672 (3) monarchie Monarchie 1588-89 1590SJ 1605 1611 1628 1644 1649Ca 1649Xa 1650Le 1653 1665 1668 1672 1772Ri 1981EB (4) forces force ...
  • pique
     pique は現代フランス語では女性名詞として「槍、楊枝」「ちょっとした仲たがい、皮肉」など、男性名詞として「(トランプの)スペード」の意味がある。  DMFには「仲たがい、諍い」(brouille) などの意味も載っており、DFEには「討論」(debate)、「不和」(quarrel)、「怨恨」(grudge)などの意味も見られる。  ピエール・ブランダムールはさらに強く「戦争」(guerre)、「攻撃」(attaque)などの意味も与えている(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻28番 百詩篇第3巻7番(未作成) 百詩篇第3巻30番 百詩篇第4巻81番(未作成) 百詩篇第5巻1番 百詩篇第6巻56番(未作成) 百詩篇第7巻37番 百詩篇第8巻11番(未作成) 百詩篇第10巻27番 百詩篇第10巻61番(未作成) 六行詩26番 ...
  • ラティウム
     ラティウム (Latium) は古代ローマの地域名。イタリア半島中部のテヴェレ川流域で、アペニン山脈とティレニア海との間にある。時代ごとに徐々にその範囲は拡大していった。現在はローマを州都とするラツィオ州がこれに対応する(*1)。 ノストラダムス関連  『予言集』での登場箇所は地名以外に民族名(ラティウム人)の場合がある。綴りはいずれも latin(e)(s) である。 百詩篇第1巻83番(未作成) 百詩篇第2巻5番 百詩篇第5巻21番(未作成) 百詩篇第5巻50番(未作成) 百詩篇第5巻63番(未作成) 百詩篇第9巻70番(未作成) 百詩篇第10巻59番(未作成) 予兆詩第21番(旧19番) 名前 ...
  • cas
     cas は英語の case に当たる語だが、中期フランス語では「事件」(événement)、「事情、機会」(circonstance, occasion)、「状況」(situation)、「物事」(chose)、「事物」(objets)、「衝撃」(coup)、「仮説」(supposition, hypothèse)、「偶発事」(accident, eventualité)、「犯罪」(crime)などの意味があり(*1)、指し示す範囲が広かった。 登場箇所 百詩篇第1巻43番(未作成) 百詩篇第2巻55番(未作成) 百詩篇第2巻76番(未作成) 百詩篇第2巻92番 百詩篇第4巻11番 百詩篇第7巻16番(未作成) 予兆詩第45番(旧41番) 予兆詩第117番(旧107番) ...
  • cueur
     cueur は現代フランス語の coeur (心) に当たる語である。ただし、その意味は現代よりも幅広く、「勇気」(courage)、「意志、決意」(volonté, détermination)、「記憶」(mémoire)、「遺恨」(rancune)、「野望」(ambition)、「恐怖」(peur)、「安寧」(bien-être)、「健康」(santé)、「胃」(estomac)、「嘔吐感」(nausée)、「不快」(dysphorie, mésaise)、「高慢」(orgueil)、「誠実さ」(sincérité)などの意味もあった(*1)。 登場箇所 詩百篇第1巻5番 詩百篇第1巻9番 百詩篇第1巻11番 詩百篇第3巻15番(未作成) 詩百篇第3巻16番(未作成) 詩百篇第4巻5番 詩百篇第4巻21番(未作成) 詩百篇第4巻73番(未作成) 詩百篇第5巻1番 詩百篇第5巻7...
  • 百詩篇第3巻92番
    原文 Le monde proche du dernier periode, Saturne1 encor2 tard sera3 de retour Translat4 empire5 deuers nation Brodde6 L oeil arraché7 à Narbon par Autour8. 異文 (1) Saturne Saturn 1672 (2) encor encore 1588-89 1660 (3) tard sera sera tard 1672 (4) Translat Traslat 1588Rf 1589Me, Treslat 1589Rg, Transslat 1840 (5) empire Empire 1672 1716 (6) deuers nation Brodde deuers nation...
  • ペリントス
     ペリントス(Perinthos)はプロポンティス(マルマラ海)北岸に建設された古代ギリシアの植民都市である。紀元前600年ごろにサモス人によって建設された。紀元前4世紀にはマケドニアのフィリッポス2世の攻囲を退けたが、前202年にマケドニアのフィリッポス5世に敗れ、その後、2世紀末までにローマ帝国領となった。現在のマルマラ・エレーリシ (Marmara Ereğlisi)である(*1)。  マルマラ・エレーリシはマルマラ海に面するテキルダー州(トルコ)に属している。 ノストラダムス関連  ペリントスをフランス語化したペラント(Perinthe)の形で百詩篇第5巻90番、百詩篇第9巻91番に登場している。 名前 ...
  • afflict
     afflict, aflit は12世紀から15世紀のフランス語で、「落胆した」(abattu)、「悲しみに暮れた」(affligé)などを意味する形容詞(*1)。  ピエール・ブランダムールは、ラテン語 afflictus から、文脈によっては「悲嘆」(affliction)の意味の名詞と理解すべきとした(*2)。 登場箇所 百詩篇第1巻92番 予兆詩第69番(旧62番) 名前 コメント
  • イングランド
     イングランド(England) は英国、グレートブリテン島の南半分ほどのうち、南西部(ウェールズ)を除いた地域名。イングランドは「アングル人の土地、国」の意味であり、フランス語名アングルテル(Angleterre)も同じである。  かつてイングランド王国であったが、ウェールズ(1536年)、スコットランド(1709年)、アイルランド(1800年)を併合し、大英帝国を築いた(アイルランドのうち、北アイルランド以外はのちに独立)。  16世紀はチューダー朝(1485年 - 1603年)の時代で、第2代ヘンリー8世が英国国教会を樹立し、カトリック修道会などを弾圧したり、逆にメアリー1世のカトリック回帰が国内に混乱をもたらすなどの動揺があった。また、フランスともカレーをはじめとする大陸の拠点をめぐって争っていた。世紀後半のエリザベス1世の治世は政治的にはイングランド絶対主義の、文化的に...
  • シエーナ
     シエーナ(Siena, シエナ)は、イタリア、トスカーナ州シエーナ県の県庁所在地である。フランス名はシエンヌ(Sienne)。ローマの北西約230 km、フィレンツェの南方約50 km に位置する。 概要  エトルリア人が築いた古代都市に由来し、古代ローマ時代の名称はサエナ・ユリア(Saena Julia)であった。  中世にゲルフ(教皇派)とギベリン(皇帝派)が争った時期には、フィレンツェと争いを繰り広げた。この争いの時期はシエーナの全盛期でもあり、絵画ではシエーナ派が現れた。また、神秘主義の面で特筆すべき2人の聖人、聖女カテリーナ(1347年 - 1380年)と聖ベルナルディーノ(1380年 - 1444年)を輩出した都市でもある。  カンポ広場を中心に残る美しい中世建造物群は、「シエーナ歴史地区」の名でユネスコ世界遺産リストに登録されている。  現...
  • 百詩篇断片・6番
    シャストゥイユが伝えた百詩篇 6番 原文 Feu, flame, faim, furt farouche fumée Faira faillir froissant fort foy faulcher Fils dedente1 toute Provence humée Chassé2 de règne enraisgé3 sans4 chracher. 異文 (1) dedente de dente (Ruzo) (2) Chassé Chasse (Ruzo) (3) enraisgé enrayge (Ruzo) (4) sans sang (Ruzo) 校訂  dedente は、百詩篇第12巻4番に基づくならば、de denté と読むべきで、驚異譚としては、それが最も合理的な読みである。 日本語訳 火、炎、饑〔ひだる〕...
  • パヴィーア
     パヴィーア (Pavia) は北イタリア、ロンバルディア州パヴィーア県の県庁所在地。フランス語ではパヴィー (Pavie) で、古くはティキヌム (Ticinum) と呼ばれた。 概要  ティチーノ川沿いに位置し、古代ローマ時代の都市に起源を持つ。ロンバルディア王国時代には首都だったことがあり、1361年にヴィスコンティ家が支配するようになると、学問や芸術の拠点として栄えた。1390年にパヴィーア大学が創設された。  1525年には「パヴィーアの戦い」の舞台となった。この戦いでフランスは歴史的敗北を喫し、フランス王フランソワ1世は捕虜とされたのである。  かつての異名は「百塔の町」。現在も中世から近世にかけて建設された教会建築などが残り、北の郊外には長い年月を掛けて段階的に建てられたパヴィーア修道院がある(*1)。 ノストラダムス関連  ノストラダムスの北...
  • parque
     parque はラテン語 parcus (節約の、寡言の)に由来する語。アナトール・ル・ペルチエの指摘以来、エドガー・レオニ、ピエール・ブランダムール、ブリューノ・プテ=ジラール、ジャン=ポール・クレベールらも踏襲している(*1)。  なお、現代フランス語で Parque はギリシア神話の女神に由来する「死、運命」を意味する語で(*2)、マリニー・ローズはそちらの意味を採っている(*3)。 登場箇所 百詩篇第1巻59番(未作成) 百詩篇第1巻70番 百詩篇第10巻82番(未作成) 名前 コメント
  • nud
     nud は中期フランス語における nu (裸の) の綴りの揺れ(*1)。 登場箇所 百詩篇第3巻30番 百詩篇第4巻42番(未作成) 百詩篇第5巻67番(未作成) 百詩篇第5巻73番 百詩篇第6巻69番  ただし、百詩篇第1巻86番(未作成)ではnue が使われており、nud に統一されているわけではない。 名前 コメント
  • enorme
     enorme は「莫大な、広大な」などの意味だが、中期フランス語では「忌まわしい、厭わしい」(abominable)などの意味もあった(*1)。 登場箇所 百詩篇第6巻95番(未作成) 百詩篇第8巻72番(未作成) 百詩篇第10巻10番 百詩篇第10巻61番(未作成) 六行詩34番 名前 コメント
  • loz
     loz および los は「栄光、誉れ、名声」(gloire, honneur, renommée)、「賛辞、賞賛」(louange)の意味(*1)。『ロベール仏和大辞典』には古語として los しか載っていないが、DMFには los と loz のどちらの綴りも載っている。 登場箇所 百詩篇第1巻50番 百詩篇第3巻82番(信頼性の低い異文として) 百詩篇第6巻50番(未作成) 百詩篇第6巻70番 名前 コメント
  • 百詩篇第4巻18番
    原文 Des1 plus letrés2 dessus les faits3 celestes4 Seront par princes5 ignorants reprouués6 Punis d Edit7, chassés, comme8 scelestes9, Et mis à mort la ou10 seront trouués. 異文 (1) Des plus Les plus 1672 (2) letrés lettrés 1557B 1568C 1568I, lettrez 1588-89 1589PV 1597 1600 1605 1610 1611 1620PD 1628 1644 1649Xa 1649Ca 1650Le 1653 1660 1668 1716 1772Ri, lettez 1665, Lettrez 1672 (3) fa...
  • susciter
     susciter は現代フランス語で「(感情などを)引き起こす、出現させる」の意味だが、中期フランス語ではほかに「蘇らせる」(ressusciter)の意味があった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻63番 百詩篇第6巻44番 百詩篇第8巻78番 予兆詩第80番(旧70番) 名前 コメント
  • 百詩篇第3巻42番
    百詩篇第3巻 42番 原文 L enfant1 naistra à deux dents2 à la gorge3 Pierres4 en Tuscie5 par pluie6 tomberont Peu7 d ans8 apres ne sera bled9, ne orge10, Pour11 saouler12 ceux qui de faim failliront13. 異文 (1) L enfant L Enfant 1668P 1672 (2) dents dent 1590SJ (3) à la gorge 1555 1840 en la gorge T.A.Eds. (sauf dans la gorge 1627) (4) Pierres Pierre 1590SJ 1649Ca 1650Le 1668, Purres 1...
  • trousser
     trousser は、現代フランス語では「束ねる」「(服の裾などを)持ち上げる」「(文章などを)仕上げる」の意味。中期フランス語では他に「持ち運ぶ」(emporter, enlever)、「荷造りをする」(empaqueter, emballer)、「占領する、捕まえる」(s’emparer de)、「(馬に荷物を)載せる」「服を着せる」などの意味もあった(*1)。ピエール・ブランダムールは trosser, torser などと同じとして「結ぶ、繋ぐ、縛る」(lier, attacher)の意味としている(*2)。 登場箇所 いずれも過去分詞での登場である。 百詩篇第1巻65番 百詩篇第2巻21番(未作成) 百詩篇第4巻36番(未作成) 百詩篇第10巻78番 予兆詩第33番(旧30番) ...
  • estainct
     estainctは、現代フランス語の éteint(消えた、絶えた、色褪せた)に同じ。  動詞éteindre(鎮める、灯りなどを消す)の過去分詞でもある。  ジャン=ポール・クレベールは、「驚きで声のでない」状態も意味するとしている(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻42番 百詩篇第4巻35番(未作成) 百詩篇第4巻59番 百詩篇第4巻71番 百詩篇第8巻6番(未作成) 百詩篇第8巻28番 百詩篇第9巻11番 百詩篇第10巻6番 百詩篇第10巻12番(未作成) ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • 百詩篇第6巻88番
    原文 Vn regne grand dcmourra1 desolé, Aupres2 del Hebro3 se feront4 assemblées Monts5 Pyrenees6 le7 rendront consolé, Lors que dans May seront terres8 tremblees9. 異文 (1) dcmourra 1557U demourra T.A.Eds. (sauf demoura 1557B 1611A, demeurra 1627, demeurera 1840) (2) Aupres Au pres 1590Ro (3) del Hebro 1557U 1568 1590Ro 1605 1628 1772Ri de l Hebro T.A.Eds. (4) feront seront 1611A...
  • ヘント
     ヘント (Gent) はベルギーの東フランデレン州の州都。レイエ川とスヘルデ川の合流点に発達した商工業都市である。フランス読みではガン (Gand)、英語読みではゲント (Ghent)。 概要  7世紀に創建された修道院に起源を持つ、ベルギーでは最も古い歴史を持つ古都の一つであり、中世には毛織物工業で大いに栄えた。フランドル伯領の首都だった時代もあったが、13世紀に自治都市となり、1584年まで続いた。その16世紀後半以降、衰退に向かったが、運河が開通した19世紀以降活気を取り戻し、ベルギーの商業や金融面でも中心的都市の一つとなっている。かつての繁栄を伝える中世から近世にかけての城や大聖堂などの歴史的建築物も多く残り、19世紀に創設された大学なども含め、文化・学術面でも重要な地位を占めている(*1)。 ノストラダムス関連  『予言集』では以下の詩篇に登場する。 百詩篇...
  • 百詩篇第3巻40番
    百詩篇第3巻 40番 原文 Le grand theatre1 se viendra redresser Le dez2 geté3, les rets ia tendus. Trop le premier en glaz viendra lasser, Par4 arcs5 prostraits de long temps6 ia fendus7. 異文 (1) theatre Theatre 1672 (2) Le dez Les dez 1568 1590Ro 1597 1600 1610 1611 1627 1644 1650Ri 1653 1665 1672 1716 1772Ri 1981EB, Les dex 1605 1628 1649Xa (3) geté 1555A 1555V 1557U 1557B 1568A 1589PV 15...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ピエール・シュヴィヨ、1611年頃)
     1611年版『予言集』を出版したトロワのピエール・シュヴィヨ(未作成)は、刊行年を記載しない版も出版していた。 【画像】左から順に第一部、第二部(*1) 正式名 第一部 LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS.Dont il y en a trois cens qui n ont encores iamais esté imprimees, Trouuez en vne Biblioteque delaissez par l Auteur. A TROYES, Par PIERRE CHEVILLOT, l Imprimeur ordinaire du Roy. Auec Permission ミシェル・ノストラダムス師の予言集。著者の残した蔵書の中から発見された決して出版されなかった300篇を含む。 トロワにて、国王の常...
  • イスタンブル
     イスタンブル (Istanbul, イスタンブール) はトルコの首都アンカラをしのぐ同国最大の都市である。イスタンブル州の州都で、ボスポラス海峡の入り口に位置している。ビュザンティオン、ビュザンティウム、コンスタンティノポリス (コンスタンティノープル) など、時代ごとに様々な名前で呼ばれてきた。 歴史  紀元前7世紀に古代ギリシアの都市国家メガラの植民都市として建設された。メガラのビュザスが建設したことからビュザンティオンと名づけられたとも言われる。その後、スパルタ、アテネ、マケドニアなどに領有権が移った。これは交易と軍事の両面で利用価値の高い場所に位置していたためである。  2世紀にローマ帝国の領土となると、ローマ式にビュザンティウムと呼ばれるようになった。4世紀にはここに遷都した皇帝コンスタンティヌスが自らの名前を冠してコンスタンティノポリスと改名した。  ローマ帝国分...
  • ドール
     ドール (Dole) は、フランス、ジュラ県ドール郡の郡庁所在地。かつてはフランシュ=コンテの首都だった。『コンサイス外国地名事典』第3版では Dôle と綴られているが、市の公式サイトや『ロベール仏和大辞典』では Dole と綴られている。後者に添えられた発音記号はドル (dɔl) だが、同辞典を含め、日本では慣例的に「ドール」と表記される。 概要  フランシュ=コンテの首都であったが、1678年にフランスに併合された時に、中心都市としての地位から陥落した。フランス革命後、ジュラ県が成立すると、その県庁所在地はドールではなくロン=ル=ソーニエとなった。 ノストラダムス関連  『予言集』では以下の詩篇で登場している。 百詩篇第1巻100番 百詩篇第4巻42番(未作成) 百詩篇第5巻82番(未作成) 百詩篇第6巻47番(未作成) 百詩篇第7巻4番(未作成) Goog...
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