百詩篇第8巻81番

ノストラダムス wiki : ノストラダムスの大事典内検索 / 「百詩篇第8巻81番」で検索した結果

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  • faillir
     faillir は現代フランス語では「危うく~する」の意味。辞書によっては古い意味ないし文語表現として「過ちを犯す」「破産する」「欠ける」「衰える」「終わる、尽き果てる」などの意味を載せているものもある(*1)。  DMF には「欠ける」(manquer, faire défaut)、「しくじる」(se tromper, tomber en faute)、「終わる」(finir, prendre fin)などの意味が載っており、非人称では falloir と同じ意味があった(*2)。 登場箇所 百詩篇第1巻6番 百詩篇第1巻73番(未作成) 百詩篇第3巻42番 百詩篇第3巻95番 百詩篇第4巻45番(未作成) 百詩篇第4巻97番 百詩篇第4巻98番(未作成) 百詩篇第4巻100番 百詩篇第5巻15番(未作成) 百詩篇第5巻17番(未作成) 百詩篇第5巻57番 百詩篇第5巻5...
  • pique
     pique は現代フランス語では女性名詞として「槍、楊枝」「ちょっとした仲たがい、皮肉」など、男性名詞として「(トランプの)スペード」の意味がある。  DMFには「仲たがい、諍い」(brouille) などの意味も載っており、DFEには「討論」(debate)、「不和」(quarrel)、「怨恨」(grudge)などの意味も見られる。  ピエール・ブランダムールはさらに強く「戦争」(guerre)、「攻撃」(attaque)などの意味も与えている(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻28番 百詩篇第3巻7番(未作成) 百詩篇第3巻30番 百詩篇第4巻81番(未作成) 百詩篇第5巻1番 百詩篇第6巻56番(未作成) 百詩篇第7巻37番 百詩篇第8巻11番(未作成) 百詩篇第10巻27番 百詩篇第10巻61番(未作成) 六行詩26番 ...
  • port
     port は現代フランス語では「港、港町」「携帯、郵送料、風采」の意味(どちらも男性名詞)。また、ピレネー山脈の峠を指す言葉でもある(*1)。  DMFにも「港、港町」「携帯、郵送料、風采」に類する語義が載っており、ほぼ同じ使い方がされていたことが分かる。  LAF には「携帯」のほか、「縦列行進」(défilé)、「祝賀パーティ」(partie de certaines cérémonies)、「待遇、信用」(faveur, crédit)、「援助」(aide, secours) などの意味が載っている(*2)。 登場箇所  以下の用例のほとんどで、ノストラダムスは普通に「港」の意味で使用していると見なされている。 百詩篇第1巻18番 百詩篇第1巻30番 百詩篇第1巻37番(未作成) 百詩篇第1巻94番 百詩篇第2巻1番 百詩篇第2巻14番 百詩篇第2巻58番 百...
  • pille
     pille は中期フランス語で pillage(略奪)の意味。これはラブレーの作品などにも使用例がある。ほかに butin(略奪品、戦利品)の意味もあった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻30番 百詩篇第1巻92番 百詩篇第2巻83番(未作成) 百詩篇第5巻30番 百詩篇第7巻10番(未作成) 百詩篇第8巻83番 百詩篇第9巻61番(未作成) 百詩篇第10巻87番(未作成) 予兆詩第20番(旧18番) 予兆詩第22番(旧20番) 予兆詩第38番(旧34番) 予兆詩第139番(旧129番) 名前 コメント
  • バイヨンヌ
     バイヨンヌ (Bayonne) は、フランス南西部の河港都市で、アドゥール川とニーヴ川 (Nive) の合流点に位置する。ピレネー=ザトランティック県に属する。  古代ローマ時代の城塞都市に起源を持ち、ラテン語名はラプルドゥム (Lapurdum) である。1199年から長らくイングランド領だったが、1451年にフランスに帰属した。  旧市街やヴォーバンの要塞を含むグランバイヨンヌと、対岸のプチバイヨンヌに分かれる。13世紀から16世紀にかけて建造されたサントマリー大聖堂が、「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として世界遺産に登録されている(*1)。 ノストラダムス  百詩篇では以下の詩篇で言及されている。 百詩篇第8巻85番(未作成) 百詩篇第8巻86番 百詩篇第9巻63番(未作成)  また、百詩篇第1巻79番(未作成)に登場する Bay. ...
  • ノストラダムス予言の学術的研究による分類
    文学的・歴史学的見地による予言詩の索引  ノストラダムス予言については、文学的・歴史学的に様々な出典が指摘されるようになっている。  このページでは、そうしたノストラダムスが使ったと思われる情報源ごとに、主だった予言を整理しておきたい。  そうした論者の間でも必ずしも解釈が一致したものばかりではないので、ここでは西洋古典、歴史、文学などに造詣が深く、比較的信頼性が高いと思われるピエール・ブランダムール、ロジェ・プレヴォ、ジャン=ポール・クレベール、ピーター・ラメジャラー(転向後)、高田勇・伊藤進らの見解を特に参考にした。 古代ギリシア・ローマ スエトニウス 『ローマ皇帝伝』 百詩篇第1巻100番 「・・・長いあいだ空に灰色の鳥が見られるだろう・・・嘴に青々とした小枝をくわえた姿で。まもなく偉人が死に・・・」 百詩篇第4巻55番 「カラスが煉瓦で組み上げられた塔の上に...
  • イスタンブル
     イスタンブル (Istanbul, イスタンブール) はトルコの首都アンカラをしのぐ同国最大の都市である。イスタンブル州の州都で、ボスポラス海峡の入り口に位置している。ビュザンティオン、ビュザンティウム、コンスタンティノポリス (コンスタンティノープル) など、時代ごとに様々な名前で呼ばれてきた。 歴史  紀元前7世紀に古代ギリシアの都市国家メガラの植民都市として建設された。メガラのビュザスが建設したことからビュザンティオンと名づけられたとも言われる。その後、スパルタ、アテネ、マケドニアなどに領有権が移った。これは交易と軍事の両面で利用価値の高い場所に位置していたためである。  2世紀にローマ帝国の領土となると、ローマ式にビュザンティウムと呼ばれるようになった。4世紀にはここに遷都した皇帝コンスタンティヌスが自らの名前を冠してコンスタンティノポリスと改名した。  ローマ帝国分...
  • remort
     remort は中期フランス語では「傷」(blessure)、「引き裂き、破れ」(déchirement)の意味(*1)。ピエール・ブランダムールはエドモン・ユゲの語釈を引きつつ、「持続する痛み、ぶり返す痛み」の意味とし、「遺恨、ルサンチマン」(ressentiment) と釈義した。その一方、現代語の remords (「後悔」「良心の呵責」。古くは remors と綴った) と同じ意味もあったとしている(*2)。 登場箇所 百詩篇第1巻94番 百詩篇第8巻73番(未作成) 百詩篇第8巻87番(未作成) 百詩篇第9巻8番(未作成)  なお、予兆詩第144番(旧133番)には、remords が登場する。もっとも、その初出であった『1567年向けの暦』の現存が確認できないだけに、本来どのように綴られていたのかは確定させがたい。 ...
  • ローヌ川
     ローヌ川(le Rhône)は、スイスのアルプス山脈に発し、フランス南東部を流れて地中海に注ぐ河川。全長812 km、うちスイス領は290 km (レマン湖通過分が72 km)。古代ローマ時代の呼称はロダヌス(Rhodanus)。 流域  アルプス山脈から発し、レマン湖に流入したあと、再び流れ出てフランス領内に入る。東から西へと流れた後、リヨンでソーヌ川と合流して南下し、ヴァランス付近でイゼール川、アヴィニョン付近でデュランス川、ボーケール付近でガルドン川(ガール川)などと合流する。河口付近は肥沃な湿地帯カマルグを形成しており、中世以来、農耕・牧畜などが営まれてきた。なお、カマルグは現在では米作地帯として知られるが、これは20世紀以降のことである(*1)。 ノストラダムス関連  プロヴァンス地方に生まれただけでなく、リヨンの出版業者たちとの結びつきもあったノストラダムスに...
  • 百詩篇第3巻81番
    百詩篇第3巻 81番 原文 Le grand criard1 sans honte audacieux2, Sera esleu3 gouuerneur4 de l armée5 La hardiesse6 de son contentieux7, Le pont8 rompu,cité9 de peur10 pasmée 異文 (1) criard criart 1557U 1557B 1588-89 1620PD, criar 1568A 1568B 1568C 1590Ro 1772Ri, criat 1568I, Criard 1594JF (2) audacieux audatieux 1605 1649Xa (3) Sera esleu Esleu sera 1594JF (4) gouuerneur Gouuerneur 1594...
  • gouffre
     gouffre は現代フランス語では「淵、深淵」の意味しかない語である。  しかし、中期フランス語では「湾」と「深淵」の双方の意味になった(*1)。DALFには「淵」の意味しかないが、DMFによると、どうもイタリア語の golfo との混同がある時期に起こっていたようである。DMFには「深淵、断崖、渦巻」(abîme, précipice, tourbillon)と「湾」(golfe, baie)の意味が載っている(*2)。 登場箇所  『予言集』では以下の詩篇に登場する。なお、goulphre などの綴りの揺れが見られる。 百詩篇第5巻84番 百詩篇第6巻44番 百詩篇第8巻84番(未作成) 百詩篇第9巻16番 百詩篇第9巻28番(未作成) 百詩篇第9巻30番 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • cueur
     cueur は現代フランス語の coeur (心) に当たる語である。ただし、その意味は現代よりも幅広く、「勇気」(courage)、「意志、決意」(volonté, détermination)、「記憶」(mémoire)、「遺恨」(rancune)、「野望」(ambition)、「恐怖」(peur)、「安寧」(bien-être)、「健康」(santé)、「胃」(estomac)、「嘔吐感」(nausée)、「不快」(dysphorie, mésaise)、「高慢」(orgueil)、「誠実さ」(sincérité)などの意味もあった(*1)。 登場箇所 詩百篇第1巻5番 詩百篇第1巻9番 百詩篇第1巻11番 詩百篇第3巻15番(未作成) 詩百篇第3巻16番(未作成) 詩百篇第4巻5番 詩百篇第4巻21番(未作成) 詩百篇第4巻73番(未作成) 詩百篇第5巻1番 詩百篇第5巻7...
  • フランス革命期の偽の百詩篇
     ここでは『予言集』偽サロン版に収録された偽の詩篇を扱う。1800年頃に出版された偽サロン版は、他の版とは大きく異なる多くの詩篇を含んでいる。それらは第一共和政(1792年 - 1804年)の頃に起こった事件をモデルとして偽作されたものに過ぎない。特殊な偽作のため、後の版にもほとんど引き継がれることはなかった。 百詩篇第5巻77番 Le noir qu aura de tous les Saints le nom, Conquestera l Isle Saint Dominique; Le blanc qu accourt au bruit de son renom. Le sousmettra à la grand République. 全ての聖人たちの名を持つであろう黒人が 聖なる安息日の島を占領するだろう。 その名声の騒ぎに駆けつける白人は 彼を偉大...
  • parfin
     parfin は中期フランス語で「終焉、成就」(fin, achèvement) を意味する語であり、成句 à la parfin は現代語の à la fin と同じく、「ついには、結局は」の意味である(*1)。 登場箇所 百詩篇第5巻38番 百詩篇第8巻82番(未作成) 名前 コメント
  • conseil
     現代フランス語では「会議」「相談役」「忠告」「勧告」などの意味。それらに加えて、中期フランス語では、「熟慮」(délibération, réflexion)、「計画」(dessin, projet)、「思慮」(sagesse, habileté)などの意味もあった。 登場箇所 百詩篇第1巻81番 百詩篇第1巻88番(未作成) 百詩篇第1巻97番 百詩篇第3巻14番(未作成) 百詩篇第3巻41番 百詩篇第5巻64番 百詩篇第6巻32番 百詩篇第10巻14番 百詩篇第12巻55番 予兆詩第3番(旧4番) 予兆詩第81番(旧71番) 予兆詩第100番(旧90番) 予兆詩第103番(旧93番) 予兆詩第109番(旧99番) 名前 ...
  • Sol
     Sol はフランス語の一般名詞としては「土壌、地質」「ソル(昔の貨幣単位)」「(音階の)ソ」などの意味。  ラテン語では「太陽、太陽神」「昼」「太陽の光・熱」などの意味(*1)。  ノストラダムスは、ラテン語からの借用かフランス語 soleil (太陽)の語尾音省略かはともかくとして、Sol を「太陽」の意味で使うことが多くあった。これは論者の立場に関わらず、広く支持されている。 登場箇所 百詩篇第1巻38番(未作成) 百詩篇第1巻57番 百詩篇第2巻35番 百詩篇第4巻28番 百詩篇第4巻29番 百詩篇第4巻30番 百詩篇第4巻84番 百詩篇第4巻86番 百詩篇第5巻11番 百詩篇第5巻25番 百詩篇第5巻27番 百詩篇第5巻53番 百詩篇第5巻62番 百詩篇第5巻66番 百詩篇第6巻35番 百詩篇第6巻52番(未作成) 百詩篇第6巻58番(未作成) 百詩篇第6巻98番...
  • congé
     congé は現代フランス語では主に「休暇」の意味。中期フランス語では「許可」(permission, autrisation)の意味で、軍隊用語としては「外出許可」の意味があった(*1)。 登場箇所 百詩篇第8巻82番(未作成) 予兆詩第51番(旧47番) 名前 コメント
  • イングランド
     イングランド(England) は英国、グレートブリテン島の南半分ほどのうち、南西部(ウェールズ)を除いた地域名。イングランドは「アングル人の土地、国」の意味であり、フランス語名アングルテル(Angleterre)も同じである。  かつてイングランド王国であったが、ウェールズ(1536年)、スコットランド(1709年)、アイルランド(1800年)を併合し、大英帝国を築いた(アイルランドのうち、北アイルランド以外はのちに独立)。  16世紀はチューダー朝(1485年 - 1603年)の時代で、第2代ヘンリー8世が英国国教会を樹立し、カトリック修道会などを弾圧したり、逆にメアリー1世のカトリック回帰が国内に混乱をもたらすなどの動揺があった。また、フランスともカレーをはじめとする大陸の拠点をめぐって争っていた。世紀後半のエリザベス1世の治世は政治的にはイングランド絶対主義の、文化的に...
  • classe
     いくつかの意味がある。 現代フランス語のclasseと同じ。「階級、クラス」。 ラテン語classis に遡る意味。ラテン語では「階級」以外に「陸軍、艦隊、船団」等の意味もあった。この用法はアナトール・ル・ペルチエ以来、信奉者側、実証側を問わず多くの論者が認めている。 百詩篇第1巻35番に限っては、ギリシャ語のklasis(傷、裂け目)の音訳とされることがある。アナトール・ル・ペルチエ以来、信奉者側では好んで採用されてきた用法だが、実証側では支持されているとはいえない。 登場箇所 百詩篇第1巻9番(未作成) 百詩篇第1巻35番 百詩篇第1巻73番(未作成) 百詩篇第1巻75番(未作成) 百詩篇第1巻77番(未作成) 百詩篇第1巻90番(未作成) 百詩篇第2巻5番 百詩篇第2巻22番 百詩篇第2巻59番 百詩篇第2巻60番 百詩篇第2巻64番 百詩篇第2巻86番(未作成) 百詩篇第2...
  • ローマ
     ローマ (Roma) はイタリアの首都であり、ローマ・カトリックの総本山であるバチカン市国を内包している。テヴェレ川沿いに発達し、いわゆるローマ七丘周辺に形成された都市である。英語式にはロウム (Rome)、フランス語式にはロム (Rome)。 【画像】 NHK世界遺産100〈第9巻〉ヨーロッパ4 ― ローマ歴史地区(イタリア)ほか 歴史  伝説的な起源としてはトロイアの英雄アエネイスがこの地に移り住み、その子アスカニウスが都市アルバ・ロンガを建てたという。その後、伝説的な諸王を経て、その地のウェスタの巫女と軍神マルスの間に生まれたロムルスによって、現在のローマの礎が築かれたという。ロムルスの建市は紀元前753年のこととされるが、それ以前の王たちの名は、トロイア陥落とされる紀元前1184年との差を埋めるために創出されたものだという(*1)。  その後、ローマ...
  • シチリア島
     シチリア島 (Sicilia) はイタリア南部にある地中海最大の島であり、面積は25,707 km2(日本の四国の1.5倍弱)。イタリアのシチリア自治州を構成する。フランス名はシシル (Sicile)で、日本では英語名のシシリー (Sicily) も比較的使われる。 【画像】『シチリアへ行きたい』 概要  少なくとも紀元前13世紀ごろから人が住んでおり、その頃から数百年間におよぶパンターリカの岩壁墓地遺跡は、古代ギリシア・ローマ時代の建造物群が多く残る主要都市シラクーザとともに、ユネスコの世界遺産リストに加えられている。  古代ギリシア時代の名称はトリナクリアで、この名称は島が三角形であることに由来する。  地中海を制する上での地理的重要性から様々な勢力が入植、侵略してきた歴史を持ち、中世にはパレルモを首都とするシチリア王国が成立するが、その王家もめ...
  • assommer
     assommer は現代フランス語では「(牛などを)殺す」「圧倒する」などの意味。中期フランス語の場合、同じ綴りで異なる意味を持つ単語が複数存在していた。 まずは sommeil (眠り)から派生した assommer で、「眠らせる」(assoupir, endormir)、「鈍くする、重くする」(alourdir, appesantir)などの意味があった。 次が somme (合計)から派生した assommer で、「数える」(compter)、「足す」(additionner)などの意味があり、さらに「終わらせる」(mettre fin a, achever)の意味も持っていた。 さらに重荷の意味を持つ語から派生した assommer があり、これは「重荷を負わせる」(charger)、「負わせすぎる」(surcharger)などの意味があり、この語には現代フランス語の ...
  • ヴェネツィア
     ヴェネツィア (Venezia) はイタリア、ヴェネト州の州都にしてヴェネツィア県の県庁所在地。英語名はヴェニス (Venice)、フランス語名はヴニーズ (Venise)。  文献によって若干の数の違いはあるものの、122の島、400の橋、176の運河を持つ「水の都」であり、ヴェネト潟湖に発達したその独自の都市景観は、「ヴェネツィアとその潟」として、世界遺産に登録されている。世界文化遺産に登録されるためには6つの基準のうち、少なくとも1つを満たす必要があるが、ヴェネツィアは6項目すべてを満たす数少ない文化遺産である。 【画像】 DVD 『世界ふれあい街歩き イタリア ベネチア』 歴史  古称はウェネティア (Venetia)。もともとはロンゴバルド王国の侵攻から逃れたパドウァ人が小島に住み着いたのが最初だといわれる。828年にはエジプトのアレキサンドリアから福音...
  • estainct
     estainctは、現代フランス語の éteint(消えた、絶えた、色褪せた)に同じ。  動詞éteindre(鎮める、灯りなどを消す)の過去分詞でもある。  ジャン=ポール・クレベールは、「驚きで声のでない」状態も意味するとしている(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻42番 百詩篇第4巻35番(未作成) 百詩篇第4巻59番 百詩篇第4巻71番 百詩篇第8巻6番(未作成) 百詩篇第8巻28番 百詩篇第9巻11番 百詩篇第10巻6番 百詩篇第10巻12番(未作成) ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • 百詩篇断片・7番
    シャストゥイユが伝えた百詩篇 7番 原文 Dedans Tolose se faira l’assamblée1 Trois fois seront deschasés2 de leur fort Apparans ... maison accablée. ( ... ) 異文 (1) l’assamblée lassamblèe (Ruzo 1975), l’assamblèe (Ruzo 1982) (2) deschasés deschassés (Ruzo) 日本語訳 トゥールーズで集会がもたれるだろう。 彼らは三度、その砦から追い出されるだろう。 〔・・・〕 が明らかになり、邸宅が押し潰される。 〔・・・〕 訳について  3行目は2音節分の欠落がある。仮に百詩篇正篇の多くの詩と同じように4音節目で区切れるのだとしたら、前半律と...
  • 百詩篇第4巻28番
    原文 Lors que1 Venus2 du3 sol4 sera couuert, Souz5 l esplendeur6 sera forme7 occulte, Mercure au feu les aura descouuert8 Par bruit bellique9 sera mis a l insulte10. 異文 (1) Lors que Lorsque 1712Guy (2) Venus venus 1572Cr (3) du de 1572Cr (4) sol 1555 1572Cr 1588-89 1627 1650Ri 1840 Sol T.A.Eds. (5) Souz Subs 1611A, Sus 1611B 1660 (6) l esplendeur la splendeur 1572Cr 1589Me 1...
  • 主題別索引:病気
    ノストラダムス予言の主題別索引 病気  ノストラダムスの予言にはさまざまな病気が登場する。以下では予言詩に登場する病気、症状、障害をまとめておく(以下の一覧には切り傷・刺し傷・打撲などの外傷、および服毒等による中毒は含めない)。なお、当「大事典」としていかなる病人、障害者も差別する意図はない。 「病気」  そのまま病気と訳せる語の登場箇所は以下の通り。なお、malは悪いこと全般を意味する語で、文脈によっては病気の意味になるが、意味の幅が広いので扱わない。障害の意味になるtroubleも同様である。 maladie(s)〔病気〕 予兆詩第125番(旧115番) 予兆詩第130番(旧120番)(大病) 予兆詩第141番(旧130番) 予兆詩第145番(旧134番)(大病) 予兆詩第149番(旧138番)(目と鼻の病気) 六行詩24番(大病) 六行詩26番(大病) 六行詩38...
  • シエーナ
     シエーナ(Siena, シエナ)は、イタリア、トスカーナ州シエーナ県の県庁所在地である。フランス名はシエンヌ(Sienne)。ローマの北西約230 km、フィレンツェの南方約50 km に位置する。 概要  エトルリア人が築いた古代都市に由来し、古代ローマ時代の名称はサエナ・ユリア(Saena Julia)であった。  中世にゲルフ(教皇派)とギベリン(皇帝派)が争った時期には、フィレンツェと争いを繰り広げた。この争いの時期はシエーナの全盛期でもあり、絵画ではシエーナ派が現れた。また、神秘主義の面で特筆すべき2人の聖人、聖女カテリーナ(1347年 - 1380年)と聖ベルナルディーノ(1380年 - 1444年)を輩出した都市でもある。  カンポ広場を中心に残る美しい中世建造物群は、「シエーナ歴史地区」の名でユネスコ世界遺産リストに登録されている。  現...
  • 百詩篇第4巻33番
    原文 Iuppiter ioint plus Venus qu à1 la Lune2 Apparoissant de plenitude blanche Venus3 cachée4 soubs la blancheur Neptune, De Mars5 frappé6 par7 la granée8 branche9. 異文 (1) qu à qu a 1649Ca 1650Le 1668A, quà 1650Ri (2) Lune lune 1665 (3) Venus Venu 1597 1600 1610 1716 (4) cachée caché 1588-89 1589PV (5) Mars mars 1627 (6) frappé frappée 1557U 1557B 1568 1597 1600 1605 1610 ...
  • lascher
     lascher は現代フランス語の lâcher (緩める、放す、不意に発する) にあたる。中期フランス語でも同じような意味であった(*1)。ただし、LAFだと、より古い語形 laschier の意味として、se retirer (引退する、退却する)、s abstenir (控える、断つ)、se fatiguer (苦労する、疲れる)、faiblir (衰弱する、崩れる)などの意味が載っている(*2)。 登場箇所  名詞形や過去分詞を含む。 百詩篇第4巻7番 百詩篇第5巻8番 百詩篇第5巻28番(未作成) 百詩篇第5巻80番(未作成) 百詩篇第8巻76番 百詩篇第9巻62番 予兆詩第145番(旧134番) 六行詩3番 コメントらん 以下のコメント欄はコメントの著作権および削除基準を了解の上でご使用ください。なお、当「大事典」としては、以下に投稿されたコメントの信頼性...
  • Iceluy
     iceluy は中期フランス語の形容詞としては「この、その、あの」、代名詞としては「これ、それ、あれ、彼、彼女」など。icel は同義語。icelle は女性形、iceux は複数形、icelles は女性形の複数形。 登場箇所 iceluy百詩篇第10巻40番 百詩篇第10巻81番(未作成) icelle百詩篇第9巻25番(未作成) iceux百詩篇第12巻56番 予兆詩第26番(旧24番)(異文として) 名前 コメント
  • pache
     pache は中期フランス語では「協定、協約」(accord, pacte)の意味で(*1)、DFEにも bargain, contract, accord, capitulation, agreement, couenant (covenant), condition agreed on など、約束やその合意事項を意味する英訳が並んでいる。  マリニー・ローズは古いフランス語で「約定」(convention)、「合意」(accord)の意味で、サヴォワ地方の方言として現存していると述べている(*2)。エドガー・レオニは同じく古フランス語としているが「平和」という語義も加えている(*3)。ピーター・ラメジャラーは、ラテン語のpax(平和)から来た語と見ていた(*4)。  アナトール・ル・ペルチエは、トルコの太守(Pasha)の可能性も示していた。 登場箇所 百詩篇第...
  • Aquilonaire
     aquilonaire は古フランス語や中期フランス語で「アクィロの」「北の」を意味する形容詞、あるいは「北の地方の住人」を意味する男性名詞(*1)。 登場箇所 詩百篇第1巻49番 詩百篇第8巻81番(未作成) ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • enorme
     enorme は「莫大な、広大な」などの意味だが、中期フランス語では「忌まわしい、厭わしい」(abominable)などの意味もあった(*1)。 登場箇所 百詩篇第6巻95番(未作成) 百詩篇第8巻72番(未作成) 百詩篇第10巻10番 百詩篇第10巻61番(未作成) 六行詩34番 名前 コメント
  • cape
     cape は、中期フランス語で「フード付の服」「位階を示す聖職者の服」などの意味(*1)。  cappe はピエール・ブランダムールも cape(袖なし外套、ケープ)としているので(*2)、同じと思われる。エドガー・レオニは古フランス語で「フード」の意味とする(*3)。 登場箇所 百詩篇第2巻69番(未作成) 百詩篇第4巻11番 百詩篇第5巻78番(未作成) 百詩篇第8巻19番(未作成) 百詩篇第9巻26番 予兆詩第12番(旧13番) 予兆詩第86番(旧76番) 名前 コメント
  • esgarer
     esgarer は中期フランス語で「不安にさせる、苦しめる」(troubler, inquiéter)、「転向させる」(dévier, détourner)などの意味(*1)。  ピエール・ブランダムールは disperser(散乱させる)と現代語訳している。 登場箇所 百詩篇第1巻81番 百詩篇第5巻86番(未作成) 名前 コメント
  • サルデーニャ島
     サルデーニャ島 (Sardegna) はシチリア島に次ぐ地中海第2位の面積を持つ島であり、イタリアのサルデーニャ自治州を構成している。フランス式にはサルデーニュ (Sardaigne)。  紀元前16世紀ごろから作られたヌラーゲの住居跡は石造の防衛機構で、ス・ヌラーゲ・ディ・バルーミニの名でユネスコの世界遺産リストに登録されている。  紀元前7世紀にはフェニキア人が入植し、のちにローマ人たちも入植した。  6世紀以降ビザンティン帝国の支配下にあったが、のちにピサ、ジェノヴァといった都市国家の支配を受けるなど、様々な国の支配を受けた。  1861年にイタリアに統一。  最高峰プンタ・ラ・マルモラ (1834 m) をはじめとする山がちな地形で、古くから農牧畜業が主産業となってきた。  特に牧畜は、料理をはじめとする郷土文化とも深く結びついている(*1)。 ...
  • 百詩篇第4巻18番
    原文 Des1 plus letrés2 dessus les faits3 celestes4 Seront par princes5 ignorants reprouués6 Punis d Edit7, chassés, comme8 scelestes9, Et mis à mort la ou10 seront trouués. 異文 (1) Des plus Les plus 1672 (2) letrés lettrés 1557B 1568C 1568I, lettrez 1588-89 1589PV 1597 1600 1605 1610 1611 1620PD 1628 1644 1649Xa 1649Ca 1650Le 1653 1660 1668 1716 1772Ri, lettez 1665, Lettrez 1672 (3) fa...
  • 百詩篇第7巻82番
    原文 La stratageme simulte sera rare La mort1 en voye rebelle par contree Par le retour du voyage Barbare Exalteront la protestante entree. 異文 (1) mort Mort 1672 (注記)底本は1588Rf で、比較に用いたのは 1589Rg, 1589Me, 1605, 1611A, 1628, 1649Ca, 1649Xa, 1650Le, 1660, 1668, 1672 である。リヨンで出された版などには原則として掲載されていない。上掲の通り、この詩は異文がないに等しい。 日本語訳 憎しみの謀略は稀だろう。 地方による叛乱の途上での死。 バルバロイの旅からの帰還により 彼らはプロテスタントが入るこ...
  • hierarchie
     現代フランス語の hiérarchie は「階級」「位階制度」などの意味である。しかし、ピエール・ブランダムールは、語源的に「聖職者の権力」を意味する語で、ノストラダムスは「教会」や「教会の権力」を意味するものとして使っていると注記している(*1)。ベルナール・シュヴィニャールやブリューノ・プテ=ジラールもそうした読み方を支持している(*2)。 登場箇所 hierarchie 百詩篇第2巻69番(未作成) 百詩篇第4巻50番 百詩篇第6巻25番 百詩篇第6巻57番(未作成) 百詩篇第8巻53番(未作成) 予兆詩第28番(旧25番) hierarchique 予兆詩第51番(旧47番) 名前 ...
  • detrancher
     detrancher もしくは detrencher は、中期フランス語で「撃破する」(tailler en pièces)、「虐殺する」(massacrer)、「切断する」(couper, trancher, mutiler)などの意味(*1)。 登場箇所 百詩篇第4巻81番(未作成) 百詩篇第5巻33番 名前 コメント
  • ヴィチェンツァ
     ヴィチェンツァ (Vicenza) は北イタリア、ヴェネト州ヴィチェンツァ県の県庁所在地。 概要  古代ローマの植民都市を起源とし、当初の名前はウィケティア (Vicetia) といった。15世紀初頭以降、ヴェネツィア共和国領となり、18世紀末以降、一時オーストリア領となった。  ヴェネツィア共和国時代、特にアンドレーア・パッラーディオ (1508年 - 1580年) の活動期に建築・芸術の面で大いに栄え、「陸のヴェネツィア」 の異名をとった。パッラーディオが生まれ変わらせたヴィチェンツァ市街は、ユネスコの世界遺産リストに登録されている(*1) ノストラダムス関連  ノストラダムス自身はイタリア小旅行の際に立ち寄っていたとしてもおかしくはないが、直接的な記録はないようである。  『予言集』では、以下の3篇に登場している。ノストラダムスはこの町のことをヴィサンス (Vi...
  • Selin
     Selin は現代フランス語式に読めば「スラン」。綴り字記号を補えば「セラン」(sélin)で、フランス語の一般名詞としては「はまぜり(浜芹)」の意味。  しかし、ノストラダムスの用語としては、月の女神セレネ(Sélènê)の派生語、つまりはギリシャ語に由来する「月」の関連語とされることが多い。名詞的に捉える場合(エドガー・レオニなど)と形容詞的に捉える場合(ベルナール・シュヴィニャール)があり、後者の場合、女性形Selineに対応する男性形とされる。  フランス王アンリ2世はディアーヌ・ド・ポワチエを溺愛し、彼女の名前ディアーヌ(月の女神)に因んだものか、自分の紋章にも三日月の意匠を取りいれていた。このことから、エドガー・レオニ、ピエール・ブランダムール、ロジェ・プレヴォらは、特に「偉大なスラン」(le grand Selin)や「シラン・スラン」(Chyren Sel...
  • despit
     despit は中期フランス語の形容詞で「くやしい」(dépité)、「怒った」(irrité, fâché)、「横柄な」(insolent)、「耐え難い」(odieux)、「有害な」(malfaisant)などの意味(*1)。 登場箇所 百詩篇第8巻63番(未作成) 百詩篇第10巻21番 予兆詩第43番(旧39番) 予兆詩第101番(旧91番) 名前 コメント
  • susciter
     susciter は現代フランス語で「(感情などを)引き起こす、出現させる」の意味だが、中期フランス語ではほかに「蘇らせる」(ressusciter)の意味があった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻63番 百詩篇第6巻44番 百詩篇第8巻78番 予兆詩第80番(旧70番) 名前 コメント
  • ヒエラルキア
     ヒエラルキア (Hierarchia) はラテン語の単語。英語式にはハイアラーキ (hierarchy)、フランス語式にはイエラルシー (Hiérarchie)、ドイツ語ではヒエラルヒー (Hierarchie)で、日本語では慣例的にヒエラルキーとも呼ばれる。  現在では「階級制」「階層制」などを示す一般的な名詞であり、社会科学においてピラミッド型の権力構造を指す時には「階統制」と訳される(*1)。  しかし、ラテン語の本来の意味は「神聖なものの統治」を意味し、5世紀頃の著作と見なされるディオニュシオス偽書における「天上の位階」「地上の位階」についての使用例が初期のものとして挙げられるという。ローマ・カトリック教会においては、叙階や統治権の位階を指す用語として使われる(*2)。 登場箇所  ノストラダムス『予言集』では以下の登場例がある。 hierarchie ...
  • prelature
     現代フランス語の prélature は、高位聖職者の地位や、総称としての高位聖職者のこと。DAF や DMF には14世紀のフランス語として、上2つの意味のほか、prééminence(優位)という意味が載っている(*1)。LAF は prééminence と supériorité en général(一般的に優位にあること)の2つを挙げている。 登場箇所 百詩篇第8巻93番(未作成) 百詩篇第9巻21番(未作成) 予兆詩第25番(旧23番) 名前 コメント
  • emprise
    emprise/emprinseはフランスの古語 emprendreから派生した女性名詞。現代語では、「(行政庁による)用地取得」や、そのような公共用の「用地」などの意味である(*1)。  中期フランス語では、「企て、計画」(entreprise, projet)、「偉業」(prouesse)、「軍事的遠征」(expédition militaire)、「戦闘」(action, combat)などの意味だった(*2)。 ノストラダムス関連  詩百篇集および予兆詩集での登場箇所は以下のとおりである。 詩百篇第5巻63番 詩百篇第8巻81番(未作成) 詩百篇第9巻25番(未作成) 予兆詩第64番 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • fulgure
     エドガー・レオニやアナトール・ル・ペルチエは、ラテン語の fulgur の派生語と見て「稲妻」と訳していた(*1)。  もっとも、古フランス語には「雷」の意味を持つ fulgure という語が存在していた(*2)。 登場箇所 百詩篇第1巻65番 百詩篇第2巻16番(未作成) 百詩篇第8巻6番(未作成)  予兆詩第59番に登場する fulg. がこれの略だろうということには、特に異論がない。 名前 コメント
  • 百詩篇第5巻8番
    百詩篇第5巻 8番 原文 Sera laissé le feu1 vif, mort2 caché, Dedans les globes3 horrible4 espouuentable5 De nuict6 à7 classe8 cité9 en pouldre lasché10, La11 cité à12 feu, l’ennemy fauorable. 異文 (1) le feu feu 1597 1600 1610 1611 1627 1644 1650Ri 1650Le 1653 1981EB 1665 1668 1716 1840 (2) vif, mort mort vif 1649Ca, vif, mort 1627 1644 1650Ri 1650Le 1668, vif mort 1653 1665 1840 (3) glo...
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