百詩篇第9巻33番

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  • classe
     いくつかの意味がある。 現代フランス語のclasseと同じ。「階級、クラス」。 ラテン語classis に遡る意味。ラテン語では「階級」以外に「陸軍、艦隊、船団」等の意味もあった。この用法はアナトール・ル・ペルチエ以来、信奉者側、実証側を問わず多くの論者が認めている。 百詩篇第1巻35番に限っては、ギリシャ語のklasis(傷、裂け目)の音訳とされることがある。アナトール・ル・ペルチエ以来、信奉者側では好んで採用されてきた用法だが、実証側では支持されているとはいえない。 登場箇所 百詩篇第1巻9番(未作成) 百詩篇第1巻35番 百詩篇第1巻73番(未作成) 百詩篇第1巻75番(未作成) 百詩篇第1巻77番(未作成) 百詩篇第1巻90番(未作成) 百詩篇第2巻5番 百詩篇第2巻22番 百詩篇第2巻59番 百詩篇第2巻60番 百詩篇第2巻64番 百詩篇第2巻86番(未作成) 百詩篇第2...
  • ヴェローナ
     ヴェローナ (Verona) は北イタリア、ヴェネト州ヴェローナ県の県庁所在地。フランス式にはヴェローヌ (Vérone)。 【画像】 『パズルの超達人EX検定ゴールド (世界風景) 恋の街 ヴェローナ-イタリア』 概要  アーディジェ川が大きく湾曲した場所に発達し、旧市街はさながら古代ローマ時代から交通の要衝として栄え、中世にはスカラ家、ヴィスコンティ家の支配を受けたあと、15世紀からヴェネツィア共和国領となった。イタリアへの併合は1866年のことである。  町には古代ローマ時代の円形劇場から中世・近世の城塞・教会など、数多くの歴史的建造物群が残されている。また、シェークスピアの『ロミオとジュリエット』のモデルとなった出来事のあった町でもあり、モデルとなった女性ジュリエッタの墓があることでも知られる(*1)。 ノストラダムス関連  ノストラダムス自...
  • 百詩篇第4巻33番
    原文 Iuppiter ioint plus Venus qu à1 la Lune2 Apparoissant de plenitude blanche Venus3 cachée4 soubs la blancheur Neptune, De Mars5 frappé6 par7 la granée8 branche9. 異文 (1) qu à qu a 1649Ca 1650Le 1668A, quà 1650Ri (2) Lune lune 1665 (3) Venus Venu 1597 1600 1610 1716 (4) cachée caché 1588-89 1589PV (5) Mars mars 1627 (6) frappé frappée 1557U 1557B 1568 1597 1600 1605 1610 ...
  • port
     port は現代フランス語では「港、港町」「携帯、郵送料、風采」の意味(どちらも男性名詞)。また、ピレネー山脈の峠を指す言葉でもある(*1)。  DMFにも「港、港町」「携帯、郵送料、風采」に類する語義が載っており、ほぼ同じ使い方がされていたことが分かる。  LAF には「携帯」のほか、「縦列行進」(défilé)、「祝賀パーティ」(partie de certaines cérémonies)、「待遇、信用」(faveur, crédit)、「援助」(aide, secours) などの意味が載っている(*2)。 登場箇所  以下の用例のほとんどで、ノストラダムスは普通に「港」の意味で使用していると見なされている。 百詩篇第1巻18番 百詩篇第1巻30番 百詩篇第1巻37番(未作成) 百詩篇第1巻94番 百詩篇第2巻1番 百詩篇第2巻14番 百詩篇第2巻58番 百...
  • ヴェネツィア
     ヴェネツィア (Venezia) はイタリア、ヴェネト州の州都にしてヴェネツィア県の県庁所在地。英語名はヴェニス (Venice)、フランス語名はヴニーズ (Venise)。  文献によって若干の数の違いはあるものの、122の島、400の橋、176の運河を持つ「水の都」であり、ヴェネト潟湖に発達したその独自の都市景観は、「ヴェネツィアとその潟」として、世界遺産に登録されている。世界文化遺産に登録されるためには6つの基準のうち、少なくとも1つを満たす必要があるが、ヴェネツィアは6項目すべてを満たす数少ない文化遺産である。 【画像】 DVD 『世界ふれあい街歩き イタリア ベネチア』 歴史  古称はウェネティア (Venetia)。もともとはロンゴバルド王国の侵攻から逃れたパドウァ人が小島に住み着いたのが最初だといわれる。828年にはエジプトのアレキサンドリアから福音...
  • faillir
     faillir は現代フランス語では「危うく~する」の意味。辞書によっては古い意味ないし文語表現として「過ちを犯す」「破産する」「欠ける」「衰える」「終わる、尽き果てる」などの意味を載せているものもある(*1)。  DMF には「欠ける」(manquer, faire défaut)、「しくじる」(se tromper, tomber en faute)、「終わる」(finir, prendre fin)などの意味が載っており、非人称では falloir と同じ意味があった(*2)。 登場箇所 百詩篇第1巻6番 百詩篇第1巻73番(未作成) 百詩篇第3巻42番 百詩篇第3巻95番 百詩篇第4巻45番(未作成) 百詩篇第4巻97番 百詩篇第4巻98番(未作成) 百詩篇第4巻100番 百詩篇第5巻15番(未作成) 百詩篇第5巻17番(未作成) 百詩篇第5巻57番 百詩篇第5巻5...
  • Sol
     Sol はフランス語の一般名詞としては「土壌、地質」「ソル(昔の貨幣単位)」「(音階の)ソ」などの意味。  ラテン語では「太陽、太陽神」「昼」「太陽の光・熱」などの意味(*1)。  ノストラダムスは、ラテン語からの借用かフランス語 soleil (太陽)の語尾音省略かはともかくとして、Sol を「太陽」の意味で使うことが多くあった。これは論者の立場に関わらず、広く支持されている。 登場箇所 百詩篇第1巻38番(未作成) 百詩篇第1巻57番 百詩篇第2巻35番 百詩篇第4巻28番 百詩篇第4巻29番 百詩篇第4巻30番 百詩篇第4巻84番 百詩篇第4巻86番 百詩篇第5巻11番 百詩篇第5巻25番 百詩篇第5巻27番 百詩篇第5巻53番 百詩篇第5巻62番 百詩篇第5巻66番 百詩篇第6巻35番 百詩篇第6巻52番(未作成) 百詩篇第6巻58番(未作成) 百詩篇第6巻98番...
  • gouffre
     gouffre は現代フランス語では「淵、深淵」の意味しかない語である。  しかし、中期フランス語では「湾」と「深淵」の双方の意味になった(*1)。DALFには「淵」の意味しかないが、DMFによると、どうもイタリア語の golfo との混同がある時期に起こっていたようである。DMFには「深淵、断崖、渦巻」(abîme, précipice, tourbillon)と「湾」(golfe, baie)の意味が載っている(*2)。 登場箇所  『予言集』では以下の詩篇に登場する。なお、goulphre などの綴りの揺れが見られる。 百詩篇第5巻84番 百詩篇第6巻44番 百詩篇第8巻84番(未作成) 百詩篇第9巻16番 百詩篇第9巻28番(未作成) 百詩篇第9巻30番 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • Prophecies on World Events by Nostradamus
     『ノストラダムスによる世界の諸事件に関する予言集』(Prophecies on World Events by Nostradamus)は、スチュワート・ロッブの著書。1961年にニューヨークのライヴライト(Livelight Publishing Co.)から出版された。 【画像】『ノストラダムスによる世界の諸事件に関する予言集』(クリックするとAmazonのページに飛びます) 内容  テーマ別に編成された信奉者的な立場からの解釈書である。  第1章「個人名の予言」は、百詩篇第7巻1番(アシル)、百詩篇第9巻18番(モンモランシーとクレルペーヌ)、百詩篇第9巻34番(ナルボンとソース)、百詩篇第5巻57番(モンゴルフィエ)など、具体的な名前を的中させた予言を集めている。  第2章「日付指定事件の予言」では、百詩篇第6巻54番(1607年)などの年号が明記されて...
  • dresser
     現代フランス語では「立てる」「建てる」「従える」などの意味。  16世紀の用法としては、「指導する」「立て直す」などの意味もあった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻45番(未作成) 百詩篇第1巻57番 百詩篇第1巻77番(未作成) 百詩篇第2巻63番(未作成) 百詩篇第3巻26番(未作成) 百詩篇第3巻43番(未作成) 百詩篇第3巻61番(未作成) 百詩篇第5巻51番(未作成) 百詩篇第5巻69番 百詩篇第6巻12番 百詩篇第6巻79番(未作成) 百詩篇第7巻29番 百詩篇第7巻32番 百詩篇第9巻10番(未作成) 百詩篇第9巻66番(未作成) 予兆詩第15番 予兆詩第38番(旧34番) 予兆詩第148番(旧137番) 名前 ...
  • イングランド
     イングランド(England) は英国、グレートブリテン島の南半分ほどのうち、南西部(ウェールズ)を除いた地域名。イングランドは「アングル人の土地、国」の意味であり、フランス語名アングルテル(Angleterre)も同じである。  かつてイングランド王国であったが、ウェールズ(1536年)、スコットランド(1709年)、アイルランド(1800年)を併合し、大英帝国を築いた(アイルランドのうち、北アイルランド以外はのちに独立)。  16世紀はチューダー朝(1485年 - 1603年)の時代で、第2代ヘンリー8世が英国国教会を樹立し、カトリック修道会などを弾圧したり、逆にメアリー1世のカトリック回帰が国内に混乱をもたらすなどの動揺があった。また、フランスともカレーをはじめとする大陸の拠点をめぐって争っていた。世紀後半のエリザベス1世の治世は政治的にはイングランド絶対主義の、文化的に...
  • ノストラダムス予言の学術的研究による分類
    文学的・歴史学的見地による予言詩の索引  ノストラダムス予言については、文学的・歴史学的に様々な出典が指摘されるようになっている。  このページでは、そうしたノストラダムスが使ったと思われる情報源ごとに、主だった予言を整理しておきたい。  そうした論者の間でも必ずしも解釈が一致したものばかりではないので、ここでは西洋古典、歴史、文学などに造詣が深く、比較的信頼性が高いと思われるピエール・ブランダムール、ロジェ・プレヴォ、ジャン=ポール・クレベール、ピーター・ラメジャラー(転向後)、高田勇・伊藤進らの見解を特に参考にした。 古代ギリシア・ローマ スエトニウス 『ローマ皇帝伝』 百詩篇第1巻100番 「・・・長いあいだ空に灰色の鳥が見られるだろう・・・嘴に青々とした小枝をくわえた姿で。まもなく偉人が死に・・・」 百詩篇第4巻55番 「カラスが煉瓦で組み上げられた塔の上に...
  • Methelin
     Methelin が Mytilène(ミティリーニ)の変形であることは、アナトール・ル・ペルチエが提起して以降、実証的な諸論者にも特に異論はない。 登場箇所 百詩篇第5巻27番 百詩篇第9巻32番(未作成)  なお、Mitilene という綴りで百詩篇第3巻47番(未作成)に登場している。 名前 コメント
  • ローヌ川
     ローヌ川(le Rhône)は、スイスのアルプス山脈に発し、フランス南東部を流れて地中海に注ぐ河川。全長812 km、うちスイス領は290 km (レマン湖通過分が72 km)。古代ローマ時代の呼称はロダヌス(Rhodanus)。 流域  アルプス山脈から発し、レマン湖に流入したあと、再び流れ出てフランス領内に入る。東から西へと流れた後、リヨンでソーヌ川と合流して南下し、ヴァランス付近でイゼール川、アヴィニョン付近でデュランス川、ボーケール付近でガルドン川(ガール川)などと合流する。河口付近は肥沃な湿地帯カマルグを形成しており、中世以来、農耕・牧畜などが営まれてきた。なお、カマルグは現在では米作地帯として知られるが、これは20世紀以降のことである(*1)。 ノストラダムス関連  プロヴァンス地方に生まれただけでなく、リヨンの出版業者たちとの結びつきもあったノストラダムスに...
  • pille
     pille は中期フランス語で pillage(略奪)の意味。これはラブレーの作品などにも使用例がある。ほかに butin(略奪品、戦利品)の意味もあった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻30番 百詩篇第1巻92番 百詩篇第2巻83番(未作成) 百詩篇第5巻30番 百詩篇第7巻10番(未作成) 百詩篇第8巻83番 百詩篇第9巻61番(未作成) 百詩篇第10巻87番(未作成) 予兆詩第20番(旧18番) 予兆詩第22番(旧20番) 予兆詩第38番(旧34番) 予兆詩第139番(旧129番) 名前 コメント
  • 百詩篇第4巻28番
    原文 Lors que1 Venus2 du3 sol4 sera couuert, Souz5 l esplendeur6 sera forme7 occulte, Mercure au feu les aura descouuert8 Par bruit bellique9 sera mis a l insulte10. 異文 (1) Lors que Lorsque 1712Guy (2) Venus venus 1572Cr (3) du de 1572Cr (4) sol 1555 1572Cr 1588-89 1627 1650Ri 1840 Sol T.A.Eds. (5) Souz Subs 1611A, Sus 1611B 1660 (6) l esplendeur la splendeur 1572Cr 1589Me 1...
  • ardre
     ardre, ardoir, arder はいずれも中期フランス語で「焼く」の意味。白水社の『仏和大辞典』によれば、このうち arder は誤用とある。過去分詞は ars 登場箇所 ardre 百詩篇第6巻35番 予兆詩第20番(旧18番) 予兆詩第31番(旧28番) ardoir 百詩篇第9巻53番(未作成) arder 百詩篇第6巻35番(異文として) 名前 コメント
  • ガスコーニュ
     ガスコーニュ(Gascogne)はフランスの南西部の地方名。かつての州の名前でもあった。ガロンヌ地方とピレネー地方に挟まれ、現在の県名で言えばジェール県(県都オーシュ(未作成))、ランド県(県都モン・ド・マルサン)、オート・ピレネー県(県都タルブ)およびアリエージュ、オート・ガロンヌ、ロト・エ・ガロンヌ、タルン・エ・ガロンヌ各県の一部を含む(文献によってはガロンヌ県、ピレネー・ザトランティック県の一部を含めるものもある)。  ビスケー湾は別名ガスコーニュ湾とも言う。 歴史  古代ローマ時代にはバスク人の祖先に当たるバスコン人(Vascons)が流入し、バスコニアと呼ばれた。これが転訛したのがガスコーニュの語源である。602年成立のガスコーニュ公国は1036年にアキテーヌ公領に併合され、途中イングランド領時代を経て、百年戦争後にフランス領として確定した。17世紀成立のギュイエンヌ...
  • イスタンブル
     イスタンブル (Istanbul, イスタンブール) はトルコの首都アンカラをしのぐ同国最大の都市である。イスタンブル州の州都で、ボスポラス海峡の入り口に位置している。ビュザンティオン、ビュザンティウム、コンスタンティノポリス (コンスタンティノープル) など、時代ごとに様々な名前で呼ばれてきた。 歴史  紀元前7世紀に古代ギリシアの都市国家メガラの植民都市として建設された。メガラのビュザスが建設したことからビュザンティオンと名づけられたとも言われる。その後、スパルタ、アテネ、マケドニアなどに領有権が移った。これは交易と軍事の両面で利用価値の高い場所に位置していたためである。  2世紀にローマ帝国の領土となると、ローマ式にビュザンティウムと呼ばれるようになった。4世紀にはここに遷都した皇帝コンスタンティヌスが自らの名前を冠してコンスタンティノポリスと改名した。  ローマ帝国分...
  • remort
     remort は中期フランス語では「傷」(blessure)、「引き裂き、破れ」(déchirement)の意味(*1)。ピエール・ブランダムールはエドモン・ユゲの語釈を引きつつ、「持続する痛み、ぶり返す痛み」の意味とし、「遺恨、ルサンチマン」(ressentiment) と釈義した。その一方、現代語の remords (「後悔」「良心の呵責」。古くは remors と綴った) と同じ意味もあったとしている(*2)。 登場箇所 百詩篇第1巻94番 百詩篇第8巻73番(未作成) 百詩篇第8巻87番(未作成) 百詩篇第9巻8番(未作成)  なお、予兆詩第144番(旧133番)には、remords が登場する。もっとも、その初出であった『1567年向けの暦』の現存が確認できないだけに、本来どのように綴られていたのかは確定させがたい。 ...
  • 百詩篇第4巻52番
    百詩篇第4巻 52番 原文 La cité1 obsesse aux murs2 hommes femmes Ennemis hors3 le4 chef5 prestz6 à soy7 rendres8 Vent sera fort encontre9 les gens-darmes10 Chassés11 seront par chaux12, poussiere cendre13. 異文 (1) La cité 1555 1840 En cité T.A.Eds. (sauf En Cité 1588-89 1712Guy) (2) murs mœurs 1627 1644 1653 1665 (3) hors mors 1557B, hors. 1712Guy (4) le Le 1712Guy (5) chef ...
  • マケドニア
     マケドニア (Macedonia)は古代ギリシア以来知られる地名で、テッサリアの北に位置し、東をトラキア、西をイリュリアに接していた。紀元前4世紀のフィリッポス2世およびアレクサンドロス大王の時代に空前の版図を誇ったが、大王の死後は急速に衰え、紀元前2世紀にはローマに屈し、マケドニア属州となった(州都はテサロニケ)。  使徒パウロが最初に足を踏み入れたヨーロッパの土地であり、パウロ書簡の名前にもなっているテサロニケ、フィリピはマケドニアに含まれる。また、その時代にはテッサリアもマケドニアに含まれた(*1)。  現在はギリシアの北にある共和国がマケドニアを名乗っているが、この国号についてはギリシアが反対しており、国際連合加盟に際しては「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国」と名乗った(*2)(現在は「北マケドニア共和国」と改称)。 ノストラダムス関連  『予言集』では百詩篇第...
  • estainct
     estainctは、現代フランス語の éteint(消えた、絶えた、色褪せた)に同じ。  動詞éteindre(鎮める、灯りなどを消す)の過去分詞でもある。  ジャン=ポール・クレベールは、「驚きで声のでない」状態も意味するとしている(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻42番 百詩篇第4巻35番(未作成) 百詩篇第4巻59番 百詩篇第4巻71番 百詩篇第8巻6番(未作成) 百詩篇第8巻28番 百詩篇第9巻11番 百詩篇第10巻6番 百詩篇第10巻12番(未作成) ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • tenter
     tenter ないし tempter は中期フランス語では「到達(達成)できるよう努める」(*1)意味のほか、「誘惑する、唆す」「試みる」「企てる」などの意味(*2)。 登場箇所 百詩篇第4巻56番(未作成) 百詩篇第4巻57番 百詩篇第4巻64番 百詩篇第6巻43番(未作成) 百詩篇第6巻89番 百詩篇第9巻48番(未作成) 百詩篇第10巻13番 百詩篇第10巻58番(未作成) 名前 コメント
  • フランス革命期の偽の百詩篇
     ここでは『予言集』偽サロン版に収録された偽の詩篇を扱う。1800年頃に出版された偽サロン版は、他の版とは大きく異なる多くの詩篇を含んでいる。それらは第一共和政(1792年 - 1804年)の頃に起こった事件をモデルとして偽作されたものに過ぎない。特殊な偽作のため、後の版にもほとんど引き継がれることはなかった。 百詩篇第5巻77番 Le noir qu aura de tous les Saints le nom, Conquestera l Isle Saint Dominique; Le blanc qu accourt au bruit de son renom. Le sousmettra à la grand République. 全ての聖人たちの名を持つであろう黒人が 聖なる安息日の島を占領するだろう。 その名声の騒ぎに駆けつける白人は 彼を偉大...
  • assommer
     assommer は現代フランス語では「(牛などを)殺す」「圧倒する」などの意味。中期フランス語の場合、同じ綴りで異なる意味を持つ単語が複数存在していた。 まずは sommeil (眠り)から派生した assommer で、「眠らせる」(assoupir, endormir)、「鈍くする、重くする」(alourdir, appesantir)などの意味があった。 次が somme (合計)から派生した assommer で、「数える」(compter)、「足す」(additionner)などの意味があり、さらに「終わらせる」(mettre fin a, achever)の意味も持っていた。 さらに重荷の意味を持つ語から派生した assommer があり、これは「重荷を負わせる」(charger)、「負わせすぎる」(surcharger)などの意味があり、この語には現代フランス語の ...
  • ラティウム
     ラティウム (Latium) は古代ローマの地域名。イタリア半島中部のテヴェレ川流域で、アペニン山脈とティレニア海との間にある。時代ごとに徐々にその範囲は拡大していった。現在はローマを州都とするラツィオ州がこれに対応する(*1)。 ノストラダムス関連  『予言集』での登場箇所は地名以外に民族名(ラティウム人)の場合がある。綴りはいずれも latin(e)(s) である。 百詩篇第1巻83番(未作成) 百詩篇第2巻5番 百詩篇第5巻21番(未作成) 百詩篇第5巻50番(未作成) 百詩篇第5巻63番(未作成) 百詩篇第9巻70番(未作成) 百詩篇第10巻59番(未作成) 予兆詩第21番(旧19番) 名前 ...
  • cape
     cape は、中期フランス語で「フード付の服」「位階を示す聖職者の服」などの意味(*1)。  cappe はピエール・ブランダムールも cape(袖なし外套、ケープ)としているので(*2)、同じと思われる。エドガー・レオニは古フランス語で「フード」の意味とする(*3)。 登場箇所 百詩篇第2巻69番(未作成) 百詩篇第4巻11番 百詩篇第5巻78番(未作成) 百詩篇第8巻19番(未作成) 百詩篇第9巻26番 予兆詩第12番(旧13番) 予兆詩第86番(旧76番) 名前 コメント
  • infelix
     infelix はラテン語 infelix(不幸な)の借用。アナトール・ル・ペルチエの指摘以来、異論がない。infelice も同じ語源とされる。 登場箇所 infelix百詩篇第5巻18番(未作成) infelice百詩篇第1巻61番(未作成) 百詩篇第3巻14番(未作成) 百詩篇第5巻33番 名前 コメント
  • expolier
     expolier は中期フランス語で「奪う、掠奪する」(DFEの訳語だと spoyle, dispoyle, rob, deprive, bereave)の意味。 登場箇所 百詩篇第5巻67番(未作成) 百詩篇第5巻73番 百詩篇第6巻39番(未作成) 百詩篇第7巻33番(未作成) コメントらん 以下のコメント欄はコメントの著作権および削除基準を了解の上でご使用ください。なお、当「大事典」としては、以下に投稿されたコメントの信頼性などをなんら担保するものではありません (当「大事典」管理者である sumaru 自身によって投稿されたコメントを除く)。 名前 ...
  • 百詩篇第3巻40番
    百詩篇第3巻 40番 原文 Le grand theatre1 se viendra redresser Le dez2 geté3, les rets ia tendus. Trop le premier en glaz viendra lasser, Par4 arcs5 prostraits de long temps6 ia fendus7. 異文 (1) theatre Theatre 1672 (2) Le dez Les dez 1568 1590Ro 1597 1600 1610 1611 1627 1644 1650Ri 1653 1665 1672 1716 1772Ri 1981EB, Les dex 1605 1628 1649Xa (3) geté 1555A 1555V 1557U 1557B 1568A 1589PV 15...
  • 百詩篇第5巻3番
    百詩篇第5巻 3番 原文 Le successeur1 de la duché2 viendra, Beaucoup3 plus oultre4 que5 la mer6 de Tosquane7 Gauloise branche8 la9 Florence10 tiendra, Dans son giron11 d’accord nautique12 Rane13. 異文 (1) successeur Successeur 1672 (2) duché 1557U 1589Me 1589PV 1627 Duché T.A.Eds. (3) Beaucoup Beaucop 1557B (4) oultre autre 1650Ri (5) que de 1588-89 (6) mer Mer 1672 (7) Tosquane ...
  • lascher
     lascher は現代フランス語の lâcher (緩める、放す、不意に発する) にあたる。中期フランス語でも同じような意味であった(*1)。ただし、LAFだと、より古い語形 laschier の意味として、se retirer (引退する、退却する)、s abstenir (控える、断つ)、se fatiguer (苦労する、疲れる)、faiblir (衰弱する、崩れる)などの意味が載っている(*2)。 登場箇所  名詞形や過去分詞を含む。 百詩篇第4巻7番 百詩篇第5巻8番 百詩篇第5巻28番(未作成) 百詩篇第5巻80番(未作成) 百詩篇第8巻76番 百詩篇第9巻62番 予兆詩第145番(旧134番) 六行詩3番 コメントらん 以下のコメント欄はコメントの著作権および削除基準を了解の上でご使用ください。なお、当「大事典」としては、以下に投稿されたコメントの信頼性...
  • obses
     obses / obsesse はラテン語 obsessus に由来する古語で 「攻囲された」(assiegé) を意味する形容詞(*1)。LAFにも obses が載っている。obses は男性形、obsesse は女性形。 登場箇所 百詩篇第4巻52番 百詩篇第7巻33番(未作成) 名前 コメント
  • ヘント
     ヘント (Gent) はベルギーの東フランデレン州の州都。レイエ川とスヘルデ川の合流点に発達した商工業都市である。フランス読みではガン (Gand)、英語読みではゲント (Ghent)。 概要  7世紀に創建された修道院に起源を持つ、ベルギーでは最も古い歴史を持つ古都の一つであり、中世には毛織物工業で大いに栄えた。フランドル伯領の首都だった時代もあったが、13世紀に自治都市となり、1584年まで続いた。その16世紀後半以降、衰退に向かったが、運河が開通した19世紀以降活気を取り戻し、ベルギーの商業や金融面でも中心的都市の一つとなっている。かつての繁栄を伝える中世から近世にかけての城や大聖堂などの歴史的建築物も多く残り、19世紀に創設された大学なども含め、文化・学術面でも重要な地位を占めている(*1)。 ノストラダムス関連  『予言集』では以下の詩篇に登場する。 百詩篇...
  • detrancher
     detrancher もしくは detrencher は、中期フランス語で「撃破する」(tailler en pièces)、「虐殺する」(massacrer)、「切断する」(couper, trancher, mutiler)などの意味(*1)。 登場箇所 百詩篇第4巻81番(未作成) 百詩篇第5巻33番 名前 コメント
  • バイヨンヌ
     バイヨンヌ (Bayonne) は、フランス南西部の河港都市で、アドゥール川とニーヴ川 (Nive) の合流点に位置する。ピレネー=ザトランティック県に属する。  古代ローマ時代の城塞都市に起源を持ち、ラテン語名はラプルドゥム (Lapurdum) である。1199年から長らくイングランド領だったが、1451年にフランスに帰属した。  旧市街やヴォーバンの要塞を含むグランバイヨンヌと、対岸のプチバイヨンヌに分かれる。13世紀から16世紀にかけて建造されたサントマリー大聖堂が、「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として世界遺産に登録されている(*1)。 ノストラダムス  百詩篇では以下の詩篇で言及されている。 百詩篇第8巻85番(未作成) 百詩篇第8巻86番 百詩篇第9巻63番(未作成)  また、百詩篇第1巻79番(未作成)に登場する Bay. ...
  • espouvantal
     espouvantal はベルナール・シュヴィニャールによれば「怯えさせる存在」の意味(*1)。他の論者もおおむね同じだが、マリニー・ローズは épouvantail(おぞましい存在)の意味もあるとする。 登場箇所 百詩篇第7巻19番 百詩篇第9巻48番(未作成) 予兆詩第39番(旧35番) 予兆詩第70番(旧63番) 名前 コメント
  • prelature
     現代フランス語の prélature は、高位聖職者の地位や、総称としての高位聖職者のこと。DAF や DMF には14世紀のフランス語として、上2つの意味のほか、prééminence(優位)という意味が載っている(*1)。LAF は prééminence と supériorité en général(一般的に優位にあること)の2つを挙げている。 登場箇所 百詩篇第8巻93番(未作成) 百詩篇第9巻21番(未作成) 予兆詩第25番(旧23番) 名前 コメント
  • 百詩篇第3巻17番
    百詩篇第3巻 17番 原文 Mont Auentine1 brusler nuit sera veu Le ciel2 obscur3 tout à vn coup en Flandres4, Quand le monarque5 chassera son nepueu6 Leurs7 gens d’Eglise8 commetront les esclandres. 異文 (1) Auentine Auentiue 1588Rf 1589Rg, Auentin 1627 1644 1650Ri 1650Le 1668, Auantin 1653 1665 (2) ciel Ciel 1653 1672 (3) obscur obcur 1981EB (4) Flandres Flendres 1590Ro, Frandres 1597 ...
  • Vuider
     vuider は現代フランス語の vider (空にする)のことである。中期フランス語では「(広い場所に)出る、通じている」(déboucher, donner sur)、「終える」(terminer)、「欠ける」(manquer)などの意味もあった(*1)。 登場箇所 百詩篇第1巻82番(未作成) 百詩篇第2巻15番 百詩篇第6巻56番(未作成) 百詩篇第9巻17番 名前 コメント
  • Iceluy
     iceluy は中期フランス語の形容詞としては「この、その、あの」、代名詞としては「これ、それ、あれ、彼、彼女」など。icel は同義語。icelle は女性形、iceux は複数形、icelles は女性形の複数形。 登場箇所 iceluy百詩篇第10巻40番 百詩篇第10巻81番(未作成) icelle百詩篇第9巻25番(未作成) iceux百詩篇第12巻56番 予兆詩第26番(旧24番)(異文として) 名前 コメント
  • 百詩篇断片・11番
    シャストゥイユが伝えた百詩篇 11番 原文 En Syracuse noveau fis figulrer1 Qui plus sera inhumain et cruel De non latin en français2 singulier Noir et farouche et plus sec que gruel. 異文 (1) figulrer figulier (Ruzo 1975), figurer (Ruzo 1982) (2) français françois (Ruzo) 校訂  1行目の異文は、3行目との韻を考えれば figulier が最も適切である。  3行目の異文は時代ごとの正書法の変化によるもので、ノストラダムスの時代には françois のほうが妥当である。 日本語訳 シラクーザで陶工の新しい息子が、 ...
  • 詩百篇第9巻3番
    詩百篇第9巻 3番* 原文 La magna1 vaqua2 à Rauenne3 grand trouble4, Conduictz par quinze enserrez5 à Fornase6 A Romme7 naistre8 deux monstres9 à10 teste11 double Sang, feu, deluge, les plus12 grands13 à l espase14. 異文 (1) La magna Lemagna 1605sn 1649Xa, La magne 1667Wi 1668 (2) vaqua Vaqua 1644Hu 1650Ri (3) Rauenne Reuenne 1627Ma 1627Di 1644Hu 1650Ri, Rovenne 1716PRb (4) trouble troubl...
  • emmi
     emmi は11世紀から17世紀に用いられていた語で、「~の中央で」の意味(*1)。 登場箇所 百詩篇第5巻58番(異文として) 百詩篇第9巻76番 名前 コメント
  • cueur
     cueur は現代フランス語の coeur (心) に当たる語である。ただし、その意味は現代よりも幅広く、「勇気」(courage)、「意志、決意」(volonté, détermination)、「記憶」(mémoire)、「遺恨」(rancune)、「野望」(ambition)、「恐怖」(peur)、「安寧」(bien-être)、「健康」(santé)、「胃」(estomac)、「嘔吐感」(nausée)、「不快」(dysphorie, mésaise)、「高慢」(orgueil)、「誠実さ」(sincérité)などの意味もあった(*1)。 登場箇所 詩百篇第1巻5番 詩百篇第1巻9番 百詩篇第1巻11番 詩百篇第3巻15番(未作成) 詩百篇第3巻16番(未作成) 詩百篇第4巻5番 詩百篇第4巻21番(未作成) 詩百篇第4巻73番(未作成) 詩百篇第5巻1番 詩百篇第5巻7...
  • モデナ
     モデナ(Modena) はイタリア北部の都市で、エミリア=ロマーニャ州モデナ県の県庁所在地というだけでなく、州全体で見ても中心的な都市である。フランス式にはモデヌ(Modène)。 概要  ケルト人の居住地であったが、紀元前183年に古代ローマの植民都市が築かれた。ラテン語名はムティナ(Mutina) である。エミリア街道の要衝として古来発達したものの、中世には異民族の侵入を受けて荒廃した。  しかし、1288年から1796年の間はエステ家の庇護のもとで大いに発達し、ことにモデナ大聖堂、市民の塔、ピアッツァ・グランデ(グランデ広場)は優れた歴史的建造物群としてユネスコの世界遺産リストに登録されている。  現在でも交通の発達した商業都市として栄えており、ほかに自動車工業、機械工業、食料品工業などが発達している(*1)。 ノストラダムス関連  北イタリアの主要都市の...
  • ヴィチェンツァ
     ヴィチェンツァ (Vicenza) は北イタリア、ヴェネト州ヴィチェンツァ県の県庁所在地。 概要  古代ローマの植民都市を起源とし、当初の名前はウィケティア (Vicetia) といった。15世紀初頭以降、ヴェネツィア共和国領となり、18世紀末以降、一時オーストリア領となった。  ヴェネツィア共和国時代、特にアンドレーア・パッラーディオ (1508年 - 1580年) の活動期に建築・芸術の面で大いに栄え、「陸のヴェネツィア」 の異名をとった。パッラーディオが生まれ変わらせたヴィチェンツァ市街は、ユネスコの世界遺産リストに登録されている(*1) ノストラダムス関連  ノストラダムス自身はイタリア小旅行の際に立ち寄っていたとしてもおかしくはないが、直接的な記録はないようである。  『予言集』では、以下の3篇に登場している。ノストラダムスはこの町のことをヴィサンス (Vi...
  • 百詩篇第5巻35番
    原文 Par cité1 franche2 de la grand mer3 Seline4, Qui porte encores5 à l estomach6 la pierre Angloise classe7 viendra soubz la bruine, Vn rameau prendre8 du grand9 ouuerte10 guerre11. 異文 (1) cité Cité 1672 1712Guy (2) franche France 1588-89 (3) mer Mer 1672 1712Guy (4) Seline seline 1588-89 (5) encores encore 1594JFp.110 1605 1628 1649Xa 1649Ca 1650Le 1668, encor 1653 1665 167...
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