藤本ひとみ

ノストラダムス wiki : ノストラダムスの大事典内検索 / 「藤本ひとみ」で検索した結果

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  • 宮崎哲弥
    ...  ほかに山本弘・藤本ひとみ(未作成)とともに行なった座談会「ノストラダムス『恐怖の大王』を笑おう」が『文藝春秋』1999年4月号に収録されている。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • ルーアン
    ... 【画像】藤本ひとみ 『ジャンヌ・ダルクの生涯』 ノストラダムス関連  ノストラダムス自身の生涯とルーアンには、特段の結びつきは確認できない。  1558年向けの暦書がルーアンでも出版された可能性はあるが、それを手がけたジュルジュ・ロワズレ(未作成)らと直接的な接点があったかどうかは不明である。  なお、ルーアンのセーヌ=マリティーム県立古文書館には、ノストラダムスと同時代の書店ジュアン・イエスの取引記録が残っていて、ノストラダムスの暦書などが何部くらい出版されていたかをうかがい知る貴重な証言となっている(→Les presages de l an 1558参照)。  詩百篇集では、第3巻9番(未作成)、第3巻49番、第4巻19番、第4巻61番(未作成)、第4巻100番、第5巻84番、第6巻60番(未作成)に登場している。  『予言集』の古...
  • 日本の関連書刊行年順
    ...1998) 2,3.藤本ひとみ 『預言者ノストラダムス』上・下 集英社(1998) 4.山田高明 『トンデモ予言者大集合』 KKベストセラーズ(1998) 5.山内雅夫 『アルマゲドン聖書の復讐』 光文社(1998) 6.大野木寛 『すちゃらかハルマゲドン』 小学館(1998) 7.楠桂 『ぼくの学校は戦場だった』 集英社文庫コミック版(1998) 8.石ノ森章太郎 『宇宙鉄人キョーダイン』 メディアファクトリー(1998) 1999 1.石垣ゆうき 『MMR12 1999七の月』 講談社(1999) 2.石垣ゆうき 『MMR13 The Last Research』 講談社(1999) 3.飛鳥昭雄 『あすかあきおの人類救済メッセージ』 講談社(1999) 4.あすかあきお 『ショック・サイエンス3』 アスペクト(1999) 5.飛鳥昭雄 『ノストラダムス最後の警告』 アス...
  • ノストラダムス関連の小説・漫画などの一覧
    ...葉社(2019) 藤本ひとみ 『預言者ノストラダムス』 集英社(1998)改題文庫版 『ノストラダムスと王妃』 集英社(2001) 馬路まんじ 『底辺領主の勘違い英雄譚』(2、3巻) オーバーラップ文庫、(2020・2021) 松岡圭祐 『万能鑑定士Qの事件簿 IV』 角川書店(2010) 真梨幸子 「一九九九年の同窓会」 (『イヤミス短編集』 講談社文庫、2016) 真梨幸子 『ノストラダムス・エイジ』 祥伝社(2023) 水樹尋 『この素晴らしく不幸で幸せな世界と僕と!』全3巻 講談社ラノベ文庫(2012) 南敏久 『変転神女ヒトヅマン』* マイクロデザイン(2001) 森絵都 『つきのふね』 講談社(1998)加筆修正文庫版、講談社(2005) 矢神節也 『もうやめてよ ― 子どもたちのノストラダムス』 東京図書出版会(2000) 吉岡平 『アイドル防衛隊 ...
  • 恐怖の大王
    ...らだ (なお、作家の藤本ひとみ(未作成)は、逆にノストラダムスが予言者だったという設定で、この説をストーリーに組み込んだ小説 『預言者ノストラダムス』を発表した)。 第一次十字軍  歴史学者のロジェ・プレヴォは、年代の登場する四行詩について、いずれもキリの良い数字を引くと、モデルとなった年が導けるという仮説を示した。彼は、この詩については900年を引いた年代、すなわち1099年7月にモデルがあると見て、ジョフロワ・ド・ブイヨン (Geoffroi de Bouillon) によるエルサレム占領と見なした。彼の解釈だと、「恐怖の」(d'effrayeur) 大王は、英雄として語り継がれた 「ジョフロワ」(Geoffroi)との言葉遊びということになる(*35)。 オスマン帝国  SF作家の山本弘は、原作を担当した漫画『直撃!人類滅亡超真相』(2000年。雑誌連...
  • 関連書一覧 (日本)
    ...芸社(1999) 藤本ひとみ 『預言者ノストラダムス』上・下 集英社(1998)改題文庫版 『ノストラダムスと王妃』上・下 (2001) 堀江健一 『ノストラダムスの謎をインターネットが解いた』 二見書房(1998) モーゼス・ベン・ヨハイ 『ミシェル・ド・ノストラダムスの未来記』 工学社(1998) 山田高明 『トンデモ予言者大集合』 KKベストセラーズ(1998) 山内雅夫 『アルマゲドン聖書の復讐』 光文社(1998) 山本弘 『トンデモノストラダムス本の世界』 洋泉社(1998) ピーター・ラメジャラー 『ノストラダムス百科全書』 東洋書林(1998) ピーター・ラメジャラー 『ノストラダムス予言全書』 東洋書林(1998) あすかあきお 『ショック・サイエンス3』 アスペクト(1999) 飛鳥昭雄 『ノストラダムス最後の警告』 アスペクト(1999) ...
  • maynade
     maynade には、大別すると2つの読み方がある。  ひとつめは、プロヴァンス語の mainado のフランス語化とみなすものである。  その場合、「家族」「集団」などの意味になる。  LTDF では「家族」「子供」「子供の集団」(troupe d enfant)などとある(*1)。  この読み方はエドガー・レオニが提案した。ピーター・ラメジャラーは支持している。  アナトール・ル・ペルチエが古フランス語で「4、5歳の子供」の意味としていたのはこれに近い。  もうひとつはフランス語の ménade の綴りの揺れと見るものである。  その場合、ラテン語のマエナス(maenas)などから派生した、バッコス祭の巫女の意味になる。  マリニー・ローズやジャン=ポール・クレベールはこちらの立場である(ローズはプロヴァンス語も挙げている)。 登場箇所 詩百篇...
  • Ponteroso
     Ponterosoはおそらく地名だが、あまりフランス語的でない綴りに思われる。直接あてはまる場所はないようで、以下の説がある。 アナトール・ル・ペルチエは、教皇領にあった地名ポン・デ・サバン(Pont des Sabins, Pons-Roseus)と捉えていた。 エドガー・レオニは語源的には「赤い橋」の意味だとして、ブルッヘにある橋ではないかとした。 レオニはもうひとつの可能性としてイタリア・ジェノヴァ近郊のポンテロッソ(Ponterosso)を挙げている。 ピーター・ラメジャラーはポンテロッソの可能性のほか、ponte がラテン語の pontus から来ているのなら、「赤い海」=「紅海」の可能性があることを示している。 ピエール・ブランダムールはコルシカ島の山モンテロッソ(Monterosso)の可能性を示している(*1)。 ロジェ・プレヴォは、ドイツの地名ローゼンハ...
  • 直撃!人類滅亡超真相
     『直撃!人類滅亡超真相』は、2000年に秋田書店から刊行された漫画作品。山本弘作、寺嶋としお画。『週刊少年チャンピオン』誌に不定期連載された読みきりをまとめたもので、少年チャンピオンコミックスの一冊として刊行された。 内容  オカルト情報を何でも鵜呑みにし、傍迷惑な行動に出る高校生の少年、宇野見信治 (うのみ しんじ)が、幼馴染の天才少女、元村しいなの手助けによってオカルト情報の真相を知るというものであり、雑誌連載時には、3つのテーマがそれぞれ前後編で掲載された。 「直撃!ノストラダムス超真相」『週刊少年チャンピオン』1999年第22・23合併号、24号 「直撃!UFO 宇宙人超真相」『週刊少年チャンピオン』1999年第41合併号、42号 「直撃!地球大異変超真相」『週刊少年チャンピオン』2000年第19号、20号 ノストラダムス関連  上記の題名リストから明らかな...
  • Tolandad
     Tolandad は主にアナグラムと考えられている語。  ジャン=エメ・ド・シャヴィニーはダンドロ(D Andelot)のアナグラムとみなした。フランソワ・ダンドロ(1521年 - 1569年)はコリニー提督の弟で、兄たちとともにプロテスタント勢力の指導的地位にいた人物である。  アナトール・ル・ペルチエ、シャルル・レノー=プランス、エドガー・レオニ、マリニー・ローズらもダンドロで一致し、ベルナール・シュヴィニャールもシャヴィニーの見解として紹介している(*1)。  信奉者時代のピーター・ラメジャラーは Tolédan (スペインの都市トレドの住人)と見なした(*2)。 登場箇所 予兆詩第124番(旧114番) 名前 ...
  • 百詩篇第5巻30番
    百詩篇第5巻 30番 原文 Tout à1 l’entour de la2 grande cité3, Seront4 soldartz5 logés par champs ville6 Donner l’assault Paris, Rome incité, Sur le pont7 lors sera8 faicte9 grand pille. 異文 (1) à a 1588Rf 1589Me 1672 (2) de la de 1653 1665 (3) cité Cité 1620PD 1672 (4) Seront Serons 1597, Se sont 1665 1840 (5) soldartz 1557U soldats T.A.Eds.(sauf soldarts 1589PV, soldatz 1568A 1...
  • mezan
     mezan は詩百篇第8巻35番にのみ登場する語。  参照可能な古語辞典には mezan / mesanはない。  いくつかの意味が提示されているが、大きく分けると地理上の名称と捉えるか、「月」(month) と捉えるかの二通りである。 アナトール・ル・ペルチエは mesa と読み替え、北フランスのムーズ川 (la Meuse) と理解した(*1)。 ミシェル・デュフレーヌはエロー県のメーズ (Mèze) かアルデンヌ県のメジエール (Mézières) と見なした(*2)。 マリニー・ローズはロット=エ=ガロンヌ県の地名ムザン (Mezin) と理解した(*3)。ジャン=ポール・クレベールも同じ読みかたである(*4)。 エドガー・レオニはラテン語で「月」(month) を意味する mensa を韻律の都合で綴り変えたものとみなした。ピーター・ラメジャラー、リチャード・シ...
  • ノストラダムスの2023年予言
    2022年予言―2023年予言―2024年予言 この項目ではノストラダムスの2023年予言について扱う。  毎年のことではあるが、ノストラダムスの『予言集』には、2023年と明記された予言はない。  ただし、この年をひとつの画期とみなす解釈書なども過去には見られた。 目次 以前の解釈例エミール・リュイール ヴライク・イオネスク マリオ・レディング 佐藤和也 前年からこの年にかけての解釈例書籍・雑誌などでの解釈 インターネット上の解釈 以前の解釈例 エミール・リュイール  エミール・リュイールは、『ノストラダムス 予言集1948-2023』(Nostradamus. Ses Prophéties 1948-2023, 1947年)で、タイトルの通りに2023年頃をひとつの区切り目とみなしていた。  アンリ2世への手紙や詩百篇第1巻17...
  • クラポンヌ運河
     クラポンヌ運河(Le canal de Craponne)は、16世紀の技師アダン・ド・クラポンヌによって建設された灌漑用水路。クロー平野を肥沃にする上で大きく貢献した。現在のクロー平野には複数の運河が流れるが、その中では最古に属する。1554年に着工し、1581年に完成した。 概要  デュランス川(未作成)(カドネに近い場所)から水が引かれ、東から西に流れる。ラマノンを過ぎた辺りで西へ流れ続けるものと南へ流れるものに分岐する。後者は小さな川に合流した上でベール湖に流れ込む。前者はクロー平野を肥沃にする上で大きく貢献するものであり、アルル付近でローヌ川に合流する(途中イストル近くで分流しベール湖に流れ込むものもあり、また、ほかにも細かな支流はいくつかある)。  本流とみなされるローヌ川へ流れ込むルートの長さは約90kmである。総流量は毎秒24立方メートルだが、うち14立方...
  • ミシェル・ノストラダムス師の予言集
     『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』(Les Prophéties de M. Michel Nostradamus)(以下、この記事中では『予言集』と略記)は、ノストラダムスの主著といえる四行詩集で、現在「ノストラダムスの予言」として引用される詩句・散文のほとんどが収められている。『諸世紀』と呼ばれることもあるが、この訳語は不適切である。  かつてはオカルト関連書として「信じる価値がある/ない」という次元でしか扱われていなかったが、20世紀以降、フランス・ルネサンス期の他の詩作品との関連が検討されるなど、文学作品としての評価・検討の対象にもなりつつある。 概要  『予言集』は、主に「詩百篇集」(百詩篇集)と呼ばれる四行詩から成っている。生前に刊行されたのは642篇の四行詩と息子に宛てた序文のみである。死後、さらに国王アンリ2世に宛てた献辞(第二序文)と300篇の四行詩...
  • Raugon
     Raugon は読み方の確定していない語。 アナトール・ル・ペルチエはギリシャ語 rôgè から「分裂、分離」の意味とした(*1)。 エドガー・レオニは地名もしくはギリシア語からの借用として、ル・ペルチエの読み方通りかロゴニス川(Rogonis, 現在の Bender-rik)のことではないかとした(*2)。 エヴリット・ブライラーは地名とみなし、フランスの地名ローザン(Rauzan)か、オランジュ(Orange)の大まかなアナグラムではないかとした。 マリニー・ローズは、Raugon が大文字で書き始められているのは行の最初にあるからであって、固有名詞だからではないとし、ギリシャ語の rôx, rôgos などに由来する「裂け目」「窓」「ブドウの粒」などの意味とした(*3)。  ジャン=ポール・クレベールは、rongne と見なし、「疥癬」の意味とした(*4)。 ピーター・ラメジャ...
  • 百詩篇断片・4番
    シャストゥイユが伝えた百詩篇 4番 原文 Changer le siege du septre1 monarchique Ne se pouvant de ( ... ) esloigner Proche Avignon Lyon, aygle ( ... ) Non loin des Alpes un peu l’aigle rogner2. 異文 (1) septre sceptre (Ruzo) (2) rogner reigner (Ruzo) 校訂  rogner の異文を写本のフォトコピーで直接見る限りでは、roigner にも見える。2行目との韻を考えると、そのほうが整合的ではないだろうか。roigner は rogner の綴りの揺れである(*1)。 日本語訳 君主の王杖によってその座が変わる。 〔・・・〕を遠ざけることはあ...
  • Romanie
     Romanie はノストラダムスの予言に何度か登場する地名。  リチャード・シーバースはことごとくルーマニア (ロムニア România, フランス式には Roumanie) の綴りの揺れとみなした。当時は o と ou が交換可能であったので、もっとも素直な読み方といえるだろう。  ただし、シーバースは、解釈に際して神聖ローマ帝国と解釈しているケースがある。 ピーター・ラメジャラーの訳では、語源に遡った本来の意味である 「ローマの土地」(ローマの支配地域) として訳している箇所が複数ある。 マリニー・ローズによると、十字軍が建てたラテン帝国もかつて Romania と呼ばれたという(*1)。 エドガー・レオニは、神聖ローマ帝国、イタリアのロマーニャ地方、教皇領(ローマ教皇庁の土地)の3通りの可能性を挙げていた(*2)。 中世史の用語として Romania は、ロマンス諸...
  • bailler
     bailler は中期フランス語で2種類存在した。  ひとつは「与える」「譲る」などを意味した bailler で、もうひとつは「統治する」、「守る」などを意味した bailler である(*1)。 登場箇所 百詩篇第7巻17番(異文として) 名前 コメント
  • enfondrer
     enfondrer は中期フランス語で2つの異なる単語として存在した。 ひとつは effondrer の綴りの揺れで、「壊す」(briser, détruire)、「沈める」(couler, aller au fond de l eau)の意味だった(*1)。 もうひとつはs enfoncer (落ち込む、沈み込む)や s engloutir (海などに飲み込まれる、飲まれて消える)の意味だった(*2)。 登場箇所 詩百篇第9巻31番 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • Nonseggle
     Nonseggle は百詩篇第6巻46番に登場する単語。意味が確定しているとは言えず、以下のようにさまざまな可能性が指摘されている。 アナトール・ル・ペルチエはパリ近郊サン・クルーの市場町の古称ノニゲトゥム (Nonigetum) からとした。 エドガー・レオニは未解明の固有名詞として、特定の見解は挙げなかった (解釈のページでル・ペルチエの見解に触れてはいる)(*1)。 マリニー・ローズは合成語の誤植とみなし、de nom de seigle (ライ麦の名前の) の変形として、コース地方のライ麦の産地セガラ (Ségala) などの可能性を示した(*2)。 ピーター・ラメジャラーは、ラテン語の sigilla (小像、印章)に基づいて、nom-de-sceau (印璽の名前)と読み替え、古代ローマの印章市 (Market of the Sigils) と解釈した(*3)。リチャード...
  • 太田忠司
     太田忠司(おおた ただし、1959年2月24日 - )は愛知県名古屋市出身の小説家。名古屋工業大学電気工学科卒業。  子供向けから大人向けまで幅広いミステリ小説などを発表している。  1981年に、『帰郷』が星新一ショートショートコンテストで優秀作に選出され、2005年には『黄金蝶ひとり』でうつのみやこども賞を受賞した。 【画像】 『黄金蝶ひとり』 【画像】 『裁く十字架―レンテンローズ』 【画像】 『月読』 【画像】 『まいなす』 ノストラダムス関連  ノストラダムス現象を題材とした小説に『虹とノストラダムス』がある。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • miner
     miner は現代フランス語では「弱らせる、地面を掘削する、侵食する」の意味。  中期フランス語では同じ綴りで全く違う2つの単語があった。  ひとつはガリア語の meina から派生した miner で、「静かに掘る」(creuser lentement)、「破壊する」(détruire)、「使う」(user)、「徐々に侵食する」(ronger progressivement)、「状況を悪化させる」(détériorer)、「終わらせる、止めさせる」(mettre un terme à, faire cesser)などの意味があった(*1)。  もうひとつがラテン語の minari から派生した miner で「脅かす」(menacer)の意味だった(*2)。 登場箇所 詩百篇第1巻48番 詩百篇第9巻51番 予兆詩第79番(旧69番) ※記事へのお問い合...
  • Phebés
     ピエール・ブランダムールは Phebés を Phebe と校訂し、現代フランス語の Phébé(フェベ)と理解している。「フェベ」はギリシャ語の「ポイベー」のことで、月の女神アルテミスの異称のひとつである。つまり、「月」を意味する詩的表現と考えられる。  これについてはピーター・ラメジャラーやリチャード・スモーレー(未作成)が支持している Phébus(フェビュース)にひきつける読み方もある。「フェビュース」はギリシャ語の「ポイボス」のことで、太陽神アポロの異称のひとつである。こちらの場合、「太陽」を意味する詩的表現ということになるだろう。  どちらも一般的には「輝き」を語源とすると考えられており(ただし、否定的な見解もある(*1))、綴りが紛らわしい。  ノストラダムス自身の綴りが折衷的なだけに、どちらと特定するのは難しいのかもしれない。 登場箇所 詩百篇第3巻97...
  • Rion
    Rion は読み方の確定していない単語。以下の可能性がある。 Trionの語頭音省略もしくは誤記で、熊の星座(大熊座と小熊座)と読む。アナトール・ル・ペルチエが2つの可能性のひとつとして提示し、エドガー・レオニやブリューノ・プテ=ジラールが支持している(*1)。 Pres de Rion(プレ・ド・リオン)を Pres d Orion(プレ・ドリオン)と読み替え、「オリオン座の近くで」と読む。ピーター・ラメジャラーが提示した(*2)。 Riom(リオン)と読む。リオンはフランス中部、ピュイ=ド=ドーム県の都市である。アナトール・ル・ペルチエが提示したもうひとつの可能性がこれで、ピエール・ブランダムールやマリニー・ローズもこの立場である。Rion はオーヴェルニュの都市名だとしたテオフィル・ド・ガランシエールも同じ立場だったろうと考えられる。この説の変形として、より南に位置するリオン=エ...
  • 百詩篇断片・10番
    シャストゥイユが伝えた百詩篇 10番 原文 Unis en temple conseil spatieus1 Toi et arc dessus et2 misère et conflict Plus apparens ornemens3 précieux Tous, tous, crime4 de femmes... 異文 (1) spatieus spatieux (Ruzo) (2) Toi et arc dessus et Toies. Arch. Dessus en (Ruzo) (3) apparens ornemens apparens. Ornemertts (Ruzo 1975), apparens. Ornements (Ruzo 1982) (4) crime le crisne (Ruzo 1975), les crisn...
  • ジャン・ウルセル
     ジャン・ウルセル1世(Jean I Oursel, 1642年頃 - 1692年12月1日)は、ルーアンの出版業者。生年は1692年12月1日の死亡記録で50歳とされていることに基づく。1661年にひとり立ちし、生涯現役だった(*1)。 ノストラダムス関連  晩年に『予言集』ルーアン版を出版した。 名前 コメント
  • エチエンヌ・ジョベール
     エチエンヌ・ジョベール(Estienne Jaubert, 生没年未詳)は、アミアンの医師とされる人物。1656年に出版された匿名の解釈書『ミシェル・ノストラダムス師の真の四行詩集の解明』(Eclaircissement des veritables Quatrains de Maistre Michel Nostradamus)の著者とされることが多い。どのような経緯で誰が最初にそのような結び付けを行ったのかが、今ひとつ分からない。 名前 コメント
  • Aux
     Aux はフランスの都市オーシュ(未作成)(Auch)の中世式の綴り方のひとつ。ノストラダムス作品以外にも、中世の『アルビジョワ十字軍の歌』などに用例を見出すことができる(*1)。  なお、非固有名詞としての aux は、単なる前置詞と冠詞の縮約形(à + les)である。 登場箇所  以下では、非固有名詞としての aux は考慮していない。 詩百篇第1巻46番 詩百篇第8巻2番 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • parfondre
     parfondre はラテン語 perfundere(湿らせる、沈める、覆う、満たす)のフランス語化(*1)。アナトール・ル・ペルチエ以来、概ね支持されている読み方である。マリニー・ローズやジャン=ポール・クレベールはもうひとつprofondeur(深い場所)に関連付けた用法があることを示している。 登場箇所 詩百篇第6巻44番 詩百篇第10巻8番(未作成) 関連項目 parfondrer ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • リベル・パテル
     リベル・パテル(Liber Pater)は、古代イタリアの酒(ワイン)を司る神。ギリシャ神話の酒の神ディオニュソスと同一視されたり、ディオニュソスの異称のひとつとされたりする。Pater は「父」という意味なので、フランス語交じりの Père Liber も同じと理解される。  ノストラダムスの用例としては、ワインの代喩と理解すべきだろう。この点について、エドガー・レオニ、マリニー・ローズ、ベルナール・シュヴィニャールらの見解は、ほぼ一致している。 登場箇所 予兆詩第59番(旧54番) 予兆詩第137番(旧127番) 名前 コメント
  • collisee
     collisee は現代フランス語の Colisée(ローマのコロッセオ)と同じとされる。アナトール・ル・ペルチエが示し、マリニー・ローズ、ピーター・ラメジャラー、ジャン=ポール・クレベールらはいずれもこの立場である。  ル・ペルチエはもうひとつ、ラテン語の collisio に由来する「衝突、衝撃」の意味とする読み方も示していた。そちらはエドガー・レオニが言及しており、信奉者側にはしばしば見られるものの、実証的に支持されているとは言いがたい。 登場箇所 百詩篇第4巻80番  百詩篇第10巻6番に登場する colosse も円形闘技場の意味とされる。 名前 ...
  • ver
     現代フランス語の ver は「蛆虫」「幼虫」などを意味する男性名詞である。  中期フランス語には、全く同じ綴りでも意味の異なる ver が存在した。  ひとつは「春」の意味を持つ ver である。これは男性名詞だが、vere として女性名詞とされることもあったようである。  二つ目が形容詞 ver で、これは vair と同じ意味で扱われた。vair という形容詞自体現代では失われているが、中期フランス語では「様々な」などの意味だった(*1)。  三つ目が、11世紀から16世紀のフランス語で用いられた「牡豚」「猪」の意味で用いられた男性名詞の ver である(*2)。 登場箇所 予兆詩第76番(旧66番) 予兆詩第89番(旧79番) 名前 ...
  • 英森単
     英森単(えもり ひとえ、1945年- )は、熊本県出身の広告制作ディレクター(1993年)。 『ノストラダムス ホモサピエンス・サバイバル』(たま出版、1992年) 『弁証法的予言批判 ノストラダムスの本音』(リーベル出版、1993年) を出版した。 【画像】『ノストラダムス ホモサピエンス・サバイバル』  なお、後者の著者略歴には 『解読された邪馬台国の謎』(日本文芸社、1990年) が挙げられているが、Amazon の商品ページでは名義が「重森功」となっている。そして、その名義での著書ならば、もう一冊、 『古代史土壌を耕やす』(リーベル出版、1996年) を確認できる。 名前 ...
  • Hister
     Hister はラテン語の Hister をそのまま借用したもので、ドナウ川下流域の古称。Ister とも綴られる。  ノストラダムスの1554年11月向けの散文体の予兆のひとつにも、「ドナウとも呼ばれているヒステルという川」(la riviere Hister dite Danube)(*1)とある。  1930年代以降の信奉者は、ヒトラー(Hitler)の予言と解釈することがしばしばあった。 登場箇所 詩百篇第2巻24番 詩百篇第4巻68番 詩百篇第5巻29番 予兆詩第14番(旧15番) ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • 詩百篇第1巻48番
    詩百篇第1巻 48番* 原文 Vingt1 ans du regne2 de la lune3 passés Sept mil4 ans autre5 tiendra sa monarchie6 Quand le soleil7 prendra ses iours lassés8 Lors accomplir9 mine10 ma prophetie11. 異文 (1) Vingt Ving 1772Ri (2) regne Regne 1672Ga (3) lune 1555 1612Me 1653AB 1665Ba 1712Guy 1840 Lune T.A.Eds. (4) sept mil sept mille 1605sn 1611A 1611B 1628dR 1712Guy 1981EB, sept-mille 1649Xa ...
  • 百詩篇第6巻88番
    原文 Vn regne grand dcmourra1 desolé, Aupres2 del Hebro3 se feront4 assemblées Monts5 Pyrenees6 le7 rendront consolé, Lors que dans May seront terres8 tremblees9. 異文 (1) dcmourra 1557U demourra T.A.Eds. (sauf demoura 1557B 1611A, demeurra 1627, demeurera 1840) (2) Aupres Au pres 1590Ro (3) del Hebro 1557U 1568 1590Ro 1605 1628 1772Ri de l Hebro T.A.Eds. (4) feront seront 1611A...
  • パリ
     パリ (Paris) はフランスの首都であり、フランスはもとよりヨーロッパの政治、経済、文化に絶大な影響力を誇ってきた中心都市のひとつである。パリ市(ヴィル・ド・パリ)は県と同格の特別市を構成している。古代ローマ時代に起源を持ち、当時の名称はルテティアである。 概要  紀元前52年にローマ人によって植民都市が建設された。それ以前からケルト系のパリシー人が住んでおり、現在の名称パリの語源となった。  フランク王国の首都だったこともあるが、大きく発展するのはカペー朝の成立によってフランス王国の首都とされてからのことである。フランス最古の大学であるパリ大学の創設や、ノートルダム大聖堂の建設もその時期のことである。  百年戦争中には一時的にイングランドの手に落ちたこともあったが、15世紀末からのイタリア戦争に付随したイタリアの文化の流入は、パリの建築、文化にも影響を及ぼし...
  • 詩百篇第10巻75番
    詩百篇第10巻 75番* 原文 Tant attendu ne1 reuiendra2 iamais3 Dedans l Europe4, en Asie5 apparoistra6 Vn de la ligue7 yssu8 du grand9 Hermes, Et sur tous10 roys11 des orientz12 croistra. 異文 (1) ne de 1716PR(a c) (2) reuiendra viendra 1667Wi (3) iamais jamais! 1668A (4) l Europe l europe 1568X 1590Ro (5) Asie asie 1627Di, Asia 1672Ga (6) apparoistra a pparoistra 1611A(a b) (7) li...
  • Castulon
     Castulon はいくつかの読み方があるが、エドガー・レオニはラテン語の Castulo のフランス語化とした。カストゥロ(Castulo)とは古代ローマ時代のスペイン(ヒスパニア・タラコネンシス)の代表的な都市のひとつであった(*1)。  ピエール・ブランダムール、ブリューノ・プテ=ジラール、ピーター・ラメジャラーは特に語源的説明などを加えずにカスティーリャ(Castilla)とした(*2)。  いずれを採るにしても、スペインの隠喩として用いられている可能性が高いといえるだろう。 登場箇所 百詩篇第1巻31番 百詩篇第1巻93番(未作成) 関連用語 Sault Castullon コメントらん 以下のコメント欄はコメントの著作権および削除基準を了解の上でご使用ください。 カスティーリャであると同時に、Consulat 執政政府のアナグラム。 -- とある...
  • Beluzer
     Beluzer は意味不明な語として、いくつかの読み方が提案されていた。  アナトール・ル・ペルチエは古フランス語の belliser(掘る)の変形とした。エドガー・レオニも「掘る」の意味としたが、彼の場合はプロヴァンス語の belousar からと推測していた。 レオニはもうひとつ、フランス中部では beluse という語が地学の「片岩」の意味で使われるとして、その意味である可能性を示していた。  現在では Beluzer は異文の Beluezer の方が正しいとされている。これはトゥールーズ近郊のベルヴェデルのことだが、Beluzer を採用していた論者にも、トゥールーズの換称としたミシェル・デュフレーヌのような者はいた。 登場箇所 詩百篇第8巻30番 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • アンリ2世への手紙
     「アンリ2世への手紙」は、『予言集』第二序文の通称。  正式名は「最も無敵にして極めて強大、そして敬虔なキリスト教徒であらせられるフランス王アンリ2世へ。そのとても賤しく、とても従順な従僕にして臣下であるミシェル・ノストラダムス(が)、勝利と至福を(お祈り申し上げます)」(A L INVICTISSIME,TRES-PVISSANT ET tres-chrestien Henry Roy de France second; Michel Nostradamus son tres humble, tres-obeissant seruiteur subiect, victoire felicité.)という。  その題名の通り、国王アンリ2世に宛てた献呈文の体裁を取っている。  五島勉は海外では「ノストラダムスの黙示録」とも呼ばれていると主張していたが、調...
  • borneaux
     borneaux は詩百篇第9巻14番に一度だけ登場するが、このような語は現代語にも古語にもない (当時、o と ou が交換可能であったことを考慮して bourneaux と見なしたとしても同じである)。版によってはボルドー(Bordeaux) と綴られることもあるが、従来の論者たちは以下のような読み方を提示している。 懐疑論者や文学者らの説 エドガー・レオニは、そういう名前の村がオート=ロワール県にあるとしていた(*1)。ただし、DNLFには見当たらない。比較的似た綴りということでは、ヴァンデ県のブルノー (Bourneau)、オート=ロワール県やアルデーシュ県のボルヌ (Borne)、ピレネー=ザトランティック県のブルノ (Bournos, ブルノス) などがある(*2)。 ピエール・ブランダムールは bardeaux (屋根板) と校訂した(*3)。 ピーター・ラメジャ...
  • Saillinons
     Saillinons は語義が確定していないが、プロヴァンス周辺の住民を指す語として使われているらしい。 アナトール・ル・ペルチエは Saillien としてプロヴァンス人と同じ意味とした。もっとも、Saillien という語自体、フランス語にはない。エドガー・レオニはそれを補うように、ル・ペルチエは古代のサラ人(Sallyens, サリ人)を言ったものだろうとした。サラ人は古代の南仏に住んでいたケルト系民族のひとつである。ピーター・ラメジャラーやジャン=ポール・クレベールもサラ人とした(*1)。 マリニー・ローズは、サラ人のほかに、プロヴァンス地方の都市セイヤン(Seillans)の住民の意味で、比喩としてプロヴァンス人の意味になるとした(*2)。 登場箇所 詩百篇第7巻3番 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
  • ヴェルチェッリ
     ヴェルチェッリ(Vercelli)はイタリア北西部、ピエモンテ州ヴェルチェッリ県の県庁所在地。 概要  セージア川中流域にある都市で、古代ローマ時代の古称はウェルケラエ (Vercellae)。アルプス越えの要地のひとつであり、近隣にはハンニバルがイタリアで初勝利をおさめた場所もある。  中世のサンタンドレア大聖堂は、収蔵しているヴェルチェッリ古文書でも知られる。  現在は米作地帯の中心地であり、米の市場がある。また、郊外の米作研究所は国際的に知られている(*1)。 ノストラダムス関連  ウィキペディアフランス語版によれば、ヴェルチェッリはフランス式には Verceil と綴るようだが、ノストラダムスはそれ以外に Verseil とも綴った。  『予言集』での登場箇所は以下のとおりである。 詩百篇第1巻6番(Verseil) 詩百篇第8巻7番(Verceil) ...
  • ミシェル・ノストラダムス師の真実の予言集 (1720年)
     『ミシェル・ノストラダムス師の真実の予言集』は、『予言集』の再版の一つで、1720年にトリノで出版された。題名は他の版に見られないものであり、『予言集』の中ではイタリアで出版された唯一の古版本でもある。 【画像】第一部の扉(*1) 正式名 第一部 LES VERITABLES PROPHETIES DE MAITRE MICHEL NOSTRADAMUS ;Où l on voit representé tout ce qui s est passé, passera tant en France, Espagne, Italie, Alemagne, Angleterre, qu autres Parties du Monde. Revuës, corrigèes suivant les premieres Editions imprimèes en ...
  • Lettre à Catherine de Médicis
     『カトリーヌ・ド・メディシスへの書簡』(Lettre à Catherine de Médicis)は、1996年にミシェル・ショマラ出版社から刊行された『王太后への書簡』(1566年)の影印本である。 構成  32ページ分ある。ただし、うち9ページ分は白紙である。  冒頭で2つの木版画が紹介されている。一つはノストラダムスの存命中(1562年)に彫られたという肖像画で、もうひとつはノストラダムスやカトリーヌと誤って結び付けられてきた木版画である。  Présentation と題するミシェル・ショマラによる解説がそれに続き、『王太后への書簡』に関する書誌的な情報などについて、手際よく紹介されている。  その後に本編といえる影印による復刻版が掲載され、現代フランス語による訳も収録されている。  なお、裏表紙にはエリック・ヴィジエによるミシェル・ショマラ文...
  • トリスタン・ド・ヴェロルグ
     トリスタン・ド・ヴェロルグ(Tristan de Vélorgue, 1464年以降 - 1528年頃)はノストラダムスの父方の大叔父。ノストラダムスの祖父ピエール・ド・ノートルダムの異母弟にあたる。  父アルノートン・ド・ヴェロルグが1464年に再婚した後、それほど離れていない時期に生まれたらしい。  マルセイユに住み、1524年8月にマルセイユがブルボン公によって包囲されたときには、防衛隊に名を連ねた。その4年ほど後にはマルセイユの理髪師として記録が残っている(*1)。 その他  五島勉は、ノストラダムスが1530年代にアヴィニョンに住む「父方の大伯父」から、予言能力を開花させるための重要な示唆を受けたとしていた(*2)。しかし、祖父ピエールの兄弟はここで扱うトリスタン以外確認されておらず、住所も生きていた時期も「大伯父」か「大叔父」かも、何ひとつ一致していな...
  • Ribiere
     Ribiere は意味が確定していない語。いくつかの可能性が指摘されているが、語源をたどると事実上ひとつに収斂する。  ピーター・ラメジャラーは俗ラテン語の Riparia から、ジャン=ポール・クレベールはフランス古語 Riviere から、それぞれ「海岸」を導いている。  これを語源とする有名な地名がリヴィエラ(Riviera)である。特に狭義のリヴィエラにあたるのがイタリアのジェノヴァ湾岸で、リヴィエラ・ディ・レヴァンテ(東リヴィエラ、Riviera di Levante)とリヴィエラ・ディ・ポネンテ(西リヴィエラ、Riviera di Ponènte)に分かれる(*1)。エドガー・レオニは疑問符つきながらリヴィエラと訳していた。  1930年代以降の信奉者は、ファランへ党の創設者であったスペイン人プリモ・デ・リベラを指していると解釈することがしばしばである。 登...
  • ラ・トゥール・デーグ
     ラ・トゥール・デーグ(La Tour d Aigues)は、プロヴァンス地方の町。リュブロン山のふもと、エーグ地方(Pays d Aigues)の町のひとつで、町の名前は「エーグの塔」の意味。名前の由来となった塔は10世紀ないし11世紀に建造されたもの。  1555年から1575年にかけて建造されたルネサンス様式の城が残る。この城には、1579年にカトリーヌ・ド・メディシス一行が滞在したこともある。城の正門はオランジュの凱旋門を模した壮麗なものである。  現在は陶器博物館やエーグ地方史博物館がある。 ノストラダムス関連  ノストラダムス本人との接点は確認されていない。詩百篇第12巻52番に言及がある。 参考文献 『ミシュラングリーンガイド・プロヴァンス』実業之日本社、1998年 『地球・街角ガイド プロヴァンス』同朋舎出版、1996年 ※記事へのお問い...
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