ohoshisama
http://w.atwiki.jp/ohoshisama/
ohoshisama
ja
2008-12-26T23:07:24+09:00
1230300444
-
クリスマスイブの朝
https://w.atwiki.jp/ohoshisama/pages/26.html
----
12月24日 日記より
----
不思議な夢を見た。
大勢の人が土足で私の家に入ってくる。
「やめてください!!」と大声で叫んでいる。
鍵をかけたが、みんな合鍵を持っていて勝手に開けて入ってくる。
怖くて怖くて泣いて誰かの助けを求めるが誰も助けてくれない。
奥の暗い部屋でひとりで泣いていると
ひとりの女性が私のそばにやってきた。
その人は薄い透き通るようなベールを身にまとっていた。
私の顔をのぞきこみにっこりと微笑んで、泣いている私を抱きしめた。
その女性の腕の中で思いっきり泣いてた。
その女性は薄いピンク色のベールで私の体を包み込んだ。
なぜか私は裸だった。
とっても薄いベールなのに、体がジーンと温かくなった。
体がしびれてとても心地良かった。
そのまま私はその女性の腕の中で眠ってしまった。
目を覚ますと枕が濡れていたが、ジーンとした暖かさと心地良さがそのまま
続いていた。
まるで母の胎内にいるような心地良さだった・・・と思うが
母の胎内にいた頃を覚えているはずもない。
あれは何だったんだろう・・・
天使?
----
2008-12-26T23:07:24+09:00
1230300444
-
メニュー
https://w.atwiki.jp/ohoshisama/pages/13.html
#ref(6958476_th.jpg)
生きることって大変ですね。
愛・別れ・お金・時間
幸せって何だろう・・・
50年間生きてきた私の
ドキュメントです。
----
[[あなたは幸せですか?]]
-[[ある朝]]
-[[クリスマスイブの朝]]
[[涙の宝石箱]]
-[[第1章 父の死]]
-[[第2章 不思議な夢]]
-[[第3章 結婚]]
-[[第4章 母の再婚]]
-[[第5章 涙の生活]]
-[[第6章 いじめ]]
[[あなたの財産]]
2008-12-26T22:49:42+09:00
1230299382
-
涙の宝石箱
https://w.atwiki.jp/ohoshisama/pages/1.html
&bold(){}今日:&counter(today)
昨日:&counter(yesterday)
----
** ☆ 涙の宝石箱 ☆
**泣いているあなたへ
**どんなに辛くて、どんなに悲しくて涙を流していても
**その涙はいつかきっと
**心の中の宝石箱で輝く日がくるはずです。
美しい天国で、
まばゆいばかりに光輝くベールにつつまれたひとりの天使がいました。
大勢の天使たちは、その天使の持つベールにとても憧れました。
「神様!!私にもあのような美しいベールをください!!」
すると神様は、
「あのベールは、ここでは手に入れることはできません。
人間として生きていた時に流した涙で交換できるのです。」
「それでは神様!どうか私をもう一度、人間にしてください」
そうやって、私たちは生まれてきたのだと、私は信じて生きています。
----
&ref(天使[1].bmp)
----
#comment_num2(size=30,vsize=3,num=20,logpage=コメントログ)
----
2008-12-26T22:48:13+09:00
1230299293
-
ある朝
https://w.atwiki.jp/ohoshisama/pages/17.html
<p><font style="background-color:#ffddff;">2008年12月1日</font></p>
日記より
<hr /><p>いつもの公園で、時々出会う車イスのおじ様が缶コーヒーを2つ持ってきて 「今日はいい天気だね! 」と言って
缶コーヒーをひとつ私に差し出しました。</p>
<p>「ありがとう・・・」私はそばのベンチに座り、ちょっと温い缶コーヒーを飲みました。とても楽しいおじ様で、あっと言う間に30分程たったころ・・</p>
<p>「あのう・・・どうして?車イスなんですか?」私は、思いきって聞いてみました。</p>
<p>「よくぞ!聞いてくれた!」ととても嬉しそうなのにびっくりしました。</p>
<p>「これはね名誉の負傷なんだよ。」</p>
おじ様は楽しそうに話はじめました。
<p>
<strong>「私はね、小さい頃から何だか知らないけど、車輪のついている ものが</strong><strong>大好きでね。自転車・バイク・自動車・・・</strong><strong>命のことなんか何にも考えないで、夢中で飛ばしていたん</strong><strong>だよ。そしてレーサーになったんだけどね。</strong><strong>30年前、事故でこうなったんだよ。」</strong></p>
<p>
<strong>「神様がね・・・あんたそんなに車が好きなら一生、車に乗ってなさい</strong><strong>・・・ってね。私にプレゼントをくれたんだよ」</strong></p>
<p>
<strong>「私はね、幸せものだよ。あんたも好きなことやった方が</strong><strong>いいよ!!一生懸命やってりゃあ、神様がご褒美</strong><strong>くれるんだよ!!」</strong></p>
<p><strong>「その代わりね・・・文句は言っちゃダメだよ。好きでやってん</strong><strong>だから・・・」</strong></p>
<p>泣きそうになっている私を察してか、「そんじゃね!」と凄いスピードでサイクリングコースを飛ばす後姿は、なんだか本当に幸せそうでした。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<hr />
2008-12-26T22:46:45+09:00
1230299205
-
第5章 涙の生活
https://w.atwiki.jp/ohoshisama/pages/24.html
----
結婚生活
----
夫は子供のころの病気で将来子供が出来なくなる可能性があると医者から言われていた。子供はあきらめていた。
公務員の夫の給料は非常に安かった。
子供を産む予定もなく、まだ若い私は当然専業主婦などとは考えもなく、ある大手の会計事務所に就職した。
結婚前に勤めていた会社でコンピューターの技術を身につけた私は、どこへ行っても来て欲しいと言われた。お給料も夫よりは多かった。
それでも家計は苦しかった。
大学時代、運動部の寮にいた彼が選んだアパートは仲間が近くにいる寮の傍だった。
6畳と台所だけの狭いアパートによく彼の友人が出入りし、大勢で飲み明かし、一週間でお給料を使い果たした月もあった。
生活費がなくなった私は月末になると、お財布の中を見て泣いた。
どうやって生活すればいいんだろう・・・残りわずかなお金で心細い生活を送った月が何度もあった。
夫の休日は土・日のため、金曜日の夜になると友達が来て朝まで飲み明かすことがよくあったが、私の職場は土曜日が休みではないため、睡眠不足で出勤するのが辛かった。
また、夫は住む所がない友達がいると「今日から暫く、ここにいることになった」
などと簡単に家に連れてくるのだ。
働きもせず、朝からお酒を飲んでいるような人もいた。
夫と私が仕事に出かけている間は、その男は私たちのアパートでお酒を飲みながら居るのだ。
夫よりも先に帰宅したくはなかった。
仕事が休みの日は一日中狭いアパートにアル中の男と3人でいるのは耐えられなかった。
何度もデパートの中をグルグル歩き回って時間を潰した休日もあった。
そのアル中の男がやっと出て行ったかと思うと、又違う友達を連れて来た。
ある時は友達の彼女も一緒に転がりこんで来たこともあった。
トイレの中で着替えをし、夜は押入れの中に布団を敷いて襖を閉めて寝た。
「お父さんに会いたい・・・」
その時また私は父が亡くなった時の悲しみに戻った。
押入れの中で何度も泣いた。
母が「いつでも戻っておいでね」と言ってくれた言葉が励みになった。
いつでも戻れるんだ・・・もう少し我慢しよう・・・と
友達を連れてこなくなってホットしたころ・・・
公務員の夫は6時過ぎには帰宅するはずが、遅くになっても帰らない日が多くなった。
そしてついに一週間に1度帰宅するというようになった。
友達と飲みに行き、電車がなくなると職場の近くのサウナに泊まっているという。
母には言えなかった。心配かけたくなかった。
ただ父だけはきっと空の上から心配して見ているだろうな・・・と思った。
つづき
----
2008-12-26T22:43:26+09:00
1230299006
-
第6章 いじめ
https://w.atwiki.jp/ohoshisama/pages/25.html
----
いじめ
----
----
2008-12-26T22:42:55+09:00
1230298975
-
第4章 母の再婚
https://w.atwiki.jp/ohoshisama/pages/23.html
----
父の死から4年・・・
母は未亡人といってもまだ42歳。若くて綺麗だった。
知り合いの紹介でお見合いの話が持ち上がった。
高校生の弟の猛反対で話は打ち切り。
まだ母を独占したいという弟の気持ちも良くわかった。
弟はまだ父への思いを断ち切れてなかった。
「もし、親父が残された立場だったら再婚なんて考えないと思う」という弟の言葉が母の胸に突き刺さったらしい。
それから数年経ったある日、突然弟は可愛い彼女を母に紹介した。
弟は幸せそうだった。
「お袋、再婚しろよ」
その頃母は知り合いの紹介で5歳年上の男性とお付き合いしていた。
母が再婚を決心したのは、弟のそんな言葉からだったと思う。
母の再婚・・・幸せになって欲しいと心から思った。
人間は自分が不幸だと、自分以外の人の幸せを願えないものなのだろうか・・・
自分が幸せになってはじめて人のことを真剣に考えらるのではないかと思った。
父はいつも人のことばかり考えていた。父は幸せだったに違いない。
もしそうだとしたら、私は父のように生きるためにはまず自分が幸せになる努力をしなければいけない。
人に幸せを与えるには自分がしあわせになる努力をしよう。
母の再婚で学んだことだった。
----
2008-12-14T15:45:57+09:00
1229237157
-
第2章 不思議な夢
https://w.atwiki.jp/ohoshisama/pages/21.html
----
夢の中で父は「あけみちゃんおきなさぁーい」と起こしにくる。
ある時こんな夢を見た。電車に乗って旅に行こうと父が言うのだ。
私は父の後について行った。
駅の改札を父が抜けると後について行こうとする私のところで改札が閉まって、どうしてもホームにいけないのだ。
「電車が来たから先に行くね」と言って父は電車に乗って行ってしまった。
----
ある時はガラスの向こうで「あけみちゃんこっちへおいで」と父が手招きした。
私はドアを探すがどこにもない。母が一緒に探してくれるがみつからない。
私が「お父さんそっちへ行けないよ」と言うと父はにっこり笑って消えてしまった。
----
父がそばにいて欲しくて私を呼んでいる・・・そう思った。父のそばに行きたい・・・
毎日父を想って泣いた。
幼い頃、父は私のことを≪黒い宝物≫と呼んだ。
夏休みに真っ黒に日焼けした私をそうよんだのだ。
この上ない愛情表現だった。もちろん幼い私には意味が解かるはずもない。
「なぁにそれー」と言ってケラケラ笑ったのを覚えている。
ひとつひとつ父の言葉や仕草が浮かんでくる。
どれだけ涙を流したら、悲しみが消えるんだろう・・・涙が止まらない。
----
あまりにも若くしてこの世から去ってしまった父と30代という若さで未亡人になってしまった母への同情で近所の定年後の方々が父の会社の仕事を引き受けてくれて父の会社はそのまま継続された。
生前から近所の人たちは父を慕っていた。
父は時々マイクロバスを借りて近所の人たちを乗せて小旅行などに連れていったり、定年後の職を失った近所のおじさんたちを雇ったり、又学校のPTAの会長をするなどして、周りから信望が厚かった。そのお陰で残された私たち家族はいつまでも父に見守られているようだった。
「人にはいつもやさしく」を父は身をもって教えてくれたのだと思う。
私は大学受験を断念し、市内の商社に就職した。そこでも父の存在は大きかった。
父の娘である私はどこへ行っても歓迎されるのだ。
いつまでも父に守られていた。
それから父にお世話になったという人にたくさん会った。
亡くなって初めて父を尊敬した。
父は心優しい人だったと実感した。
私も一生を終えたとき周りの人々から父のように良い人だったと言われる人生を送りたい。そう思った。
お父さんありがとう・・・
----
ある日私は父の夢をしばらく見ていないのに気付いた。
父の死から1年後だった。
私は恋をしていた。
高校の時のひとつ先輩で、東京の大学に行っている彼が春休みで帰郷しているときに出会った。私は毎日彼からの手紙を楽しみにするようになった。
父が私に傍にいて欲しいと思っているということは、私自身の悲しみだったのではないか・・・いつまでも父の傍にいたいという思いが、私自身の心の中で勝手に夢を作ってしまったんだ・・・
そう思ったとたんに私は明るい自分の将来を見つめることが出来るようになった。
世の中の色は全て心のメガネの色によって変わる。
自分の心の変化で周りも変わる。
一年前に流したとても辛くて悲しい涙は大切な宝石と変わっていた。
----
----
2008-12-07T22:32:14+09:00
1228656734
-
プラグイン/関連ブログ
https://w.atwiki.jp/ohoshisama/pages/10.html
* 関連ブログ
@wikiのwikiモードでは
#bf(興味のある単語)
と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます
詳しくはこちらをご覧ください。
=>http://atwiki.jp/guide/17_161_ja.html
-----
たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。
#bf(ゲーム)
2008-12-07T22:10:37+09:00
1228655437
-
プラグイン/アーカイブ
https://w.atwiki.jp/ohoshisama/pages/7.html
* アーカイブ
@wikiのwikiモードでは
#archive_log()
と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
=>http://atwiki.jp/guide/25_171_ja.html
-----
たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。
保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう
#archive_log()
2008-12-07T22:10:21+09:00
1228655421