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+ Vやねん!南海ホークス 第103期

103期レギュラーシーズン概要


どうでもいいけど南海ホークスは大阪のチームです。
昨年は久しく無かったAクラスだったものの、主力投手2人が抜けてのシーズンイン。
しかし主役不在の投手陣が一丸となって接戦をものにし、強力打線の東映、豪華先発陣の西鉄に追いすがる。
打撃陣も数少ないベテランの踏ん張りと成長著しい若手の活躍でチームを盛り上げ、
得点率、防御率、本塁打と見劣る成績ながら後半戦の猛チャージで近鉄を抜き去り辛くも首位に浮上。
東映・西鉄の追い上げをわずか1ゲーム差でかわして全員野球で悲願のリーグ優勝を達成した。

選手成績

+ ...

野手

選手名 成績 コメント ポジ
ラッカ .234 17本 63打点 盗塁王 AS出場 ベストナイン ホークスに欠かせない中心選手。核弾頭として存分に活躍
厄い .277 6本 40打点 自慢のミートと守備力で貢献。崩壊気味の守備陣を一人で救った
あぶさん .268 6本 57打点 若手ながら前半戦の立役者。シリーズでは.333 7打点と気を吐いた
グレ .307 20本 66打点 4年目とは思えない活躍ぶり。ここぞという所でよく打った
西行寺幽々子 .292 21本 85打点 ベストナイン 苦しい終盤戦で一気に打率を戻した。大ベテランとしてチームを引っ張る
メカセギノール .258 16本 67打点 能力からすると少し運が悪かった。しかしシリーズでは3割を越える打率を示す
雷丸 .238 8本 64打点 期待の若手。意外性の本塁打でスタンドを沸かせた
永江衣玖 .237 0本 39打点 いぶし銀の活躍。将来内野を背負う選手として期待される
四季英姫 .210 3本 32打点 名無し化に負けず南海愛を発揮。ついでに2位以下に大差を付けて犠打王。 DH

投手

選手名 寸評 コメント ポジ
なくら 12勝10敗 防2.82 奪三振36 行き先はボールに聞いてくれという変化球で活躍。シリーズでも2戦続けて好投
杉浦忠 16勝8敗 防2.91 奪三振90 名の通りまさに南海のエース。チームの勝ち頭として東映・西鉄に対抗した
スタンカ 13勝8敗 防3.79 奪三振73 シーズン中は全体的に調子が悪かった。それでもこの勝ち星は立派
魂魄妖夢 10勝9敗 防3.43 奪三振77 勝ち星に恵まれていなかったがようやく開花。速球が光る俺の嫁
早川大輔 7勝8敗 防2.91 奪三振110 43歳のリザーブさん。何故か西鉄に対してやけに相性がよかった。
紅美鈴 6勝1敗1S 防3.19 奪三振25 超スローボールで打者を幻惑する。延長○をあげたい
李小狼 7勝1敗1S 防2.28 奪三振29 まさに中継ぎの柱。泥棒で稼いだ勝ち星ではない
磯部製菓 8勝7敗1S 防2.65 奪三振39 名無しにしては素晴らしい成績。なぜかこの人が投げると打線が打つ
よね 1勝4敗35S 防3.20 奪三振14 最優秀救援投手 AS出場 競り勝つ試合が多かっただけに重要な役割を果たした

日本シリーズを追う


数十期ぶりとなる日本シリーズの相手は破壊力抜群のクリーンナップを持ち4期連続優勝中の国鉄。
レギュラーシーズンの粘りをシリーズでも発揮できるか、南海の挑戦が始まる。

+ 第1戦

第1戦

久々の日本シリーズは南海なくら、国鉄鴨志田貴司両先発の投げ合いとなった。
2回裏、2アウト1,2塁から国鉄のジョニー整骨院が二塁打を放ち、1点先制。
しかし、3回表にラッカがセンター前に落ちるヒットを放つと、すかさず盗塁を決め、
厄いもヒットで繋ぐと成長著しいあぶさんの放った打球は三塁線を抜けるタイムリーツーベース。南海はすかさず追いつく。
その後両軍共にチャンスを作るもののあと一本が出ず、膠着状態に。
好投のなくらを7回からリリーフした紅美鈴も好救援を見せ、試合は延長戦へと突入。
10回裏、国鉄は先頭バッターを四球で出した後ツーアウト満塁のチャンスを作るが、ここは紅美鈴が気迫の投球で
伊藤整骨院をキャッチャーファールフライに打ち取り無得点。
続く11回表に疲れの見えてきた鴨志田貴司から厄いがバックスクリーン左に値千金のホームランを放ち、これが決勝点。
最後は今期セーブ王のよねがピシャリと3人で抑え、南海は初戦をものにした。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 H E
南 海 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2 8 0
国 鉄 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 9 0
勝:紅美鈴 1勝  S:よね 1S  敗:鴨志田貴司
本:厄い(1号=鴨志田貴司)

+ 第2戦

第2戦

南海魂魄妖夢、国鉄村田の先発で始まったこの試合、
南海は2回表に早くもグレのヒットを足がかりにメカセギノール雷丸の連続タイムリーで2点を先制。
しかし苦しいピッチングを続けてきた魂魄妖夢は5回、国鉄鈴川小梅、みゃぅにタイムリーを許し2-3と逆転を許す。
後を引き継いだ李小狼は1,3塁のピンチを抑えるも、打撃陣は3回以降先発村田の前に連打を浴びせられない。
7回には李小狼が主砲リネットにホームランを打たれ、万事休す。国鉄は星を戻した。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 6 0
国 鉄 0 1 0 0 2 0 1 0 x 4 13 0
勝:村田 1勝  S:ナックル姫 1S  敗:魂魄妖夢
本:鈴川小梅(1号=魂魄妖夢)  リネット(1号=李小狼)

+ 第3戦

第3戦

国鉄は大ベテランのエース川西N1K2-Jを投入、必勝を期す。対する南海も若きエース杉浦忠が先発した。
初回、いきなり南海は満塁のチャンスでメカセギノールが三遊間を破るタイムリーヒットを放ち1点先制。
しかし国鉄も2回に4番霸氣滷蛋が右中間に特大のソロアーチを放ち、同点とする。
さらに4回には伊藤整骨院のセンター右へのタイムリーヒットで逆転を許してしまう。
このピンチはセンターラッカの好返球で1点に抑えたものの、
5回にはさらに満塁から霸氣滷蛋に痛恨の押し出し四球を与えてしまい、無念のノックアウト。
リリーフの磯部製菓が踏ん張り追加点を1点に留めるものの、またも2回以降打撃陣が沈黙、
エース対決は国鉄に軍配が上がった。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 7 0
国 鉄 0 1 0 1 1 0 1 0 x 4 12 0
勝:川西N1K2-J 1勝  S:ナックル姫 2S  敗:杉浦忠 1敗
本:霸氣滷蛋(1号=杉浦忠)

+ 第4戦

第4戦

1勝2敗とリードを許した南海の先発はスタンカ。1回表、ラッカが塁に出るものの、
厄いの痛烈な当たりはファースト真正面の併殺打。しかし流れの悪さを断ち切るように続くあぶさん
右中間へホームランを放ち、南海はまたも先制。しかしスタンカのピッチングも今ひとつで
2回に同点とされると、3回には四死球を重ね、連続タイムリーで1-3と逆転される。
さらに続く4回には天神要にスリーランを叩き込まれてノックアウト。初戦で好投した紅美鈴が後を引き継ぐ。
しかし南海は5回に四季英姫をセカンドランナーに置いてあぶさんがまたもタイムリーを放って気を吐くと、
続く6回、先頭のメカセギノールが疲れの見え始めた国鉄先発胡蝶ちゃんからホームランを放ちノックアウト。
なおも永江衣玖ラッカのツーベースで2点差まで詰め寄る。
しかし、8回に3番手李小狼が国鉄の中軸に捕まり、4長短打で3点を追加され勝負あり。
ついに後がなくなってしまった南海には奮起が期待される。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 1 0 0 0 1 2 0 0 1 5 13 0
国 鉄 0 1 2 3 0 0 0 3 x 9 17 0
勝:胡蝶ちゃん 1勝  敗:スタンカ 1敗
本:あぶさん(1号=胡蝶ちゃん)  メカセギノール(1号=胡蝶ちゃん)  グレ(1号=サイクロン)
  鈴川小梅(2号=スタンカ)  天神要(1号=スタンカ)

+ 第5戦

第5戦

後のない南海はベテラン助っ人の早川大輔が先発のマウンドを踏む。
しかし1回、いきなり四死球とヒットで満塁のピンチを招くと鈴川小梅に犠飛を放たれ先制を許す。
打線も国鉄の若手内海哲也中学受験失敗に対しあと1本が出ず、暗雲が立ちこめる。
しかし5回表、ラッカが先頭でライト前にヒットを放つと、厄いグレ西行寺幽々子メカセギノールとヒットを重ね
2点を奪って逆転に成功。さらに厄いがホームランを放ち、内海哲也をマウンドから引きずり下ろす。
さらに8回には西行寺幽々子のタイムリー、9回にも永江衣玖四季英姫が下位でチャンスを作ると
あぶさんがだめ押しの2点タイムリー。
リリーフの李小狼は本調子とは言えなかったものの、相手の拙攻にも助けられて無失点で切り抜け、
南海は一つ星を戻した。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 0 0 0 0 2 1 0 1 2 6 18 0
国 鉄 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 11 0
勝:早川大輔 1勝  S:李小狼 1S  敗:内海哲也 1敗
本:厄い(2号=内海哲也)

+ 第6戦

第6戦

初回、いきなり南海は4本のヒットと2つの四球を絡めて4点を先制、試合を優位に進める。
その裏に先発なくらは天神要にソロホームランを浴びるも、その後は立ち直り国鉄打線にヒットを許さない。
さらに南海は3回、グレ西行寺幽々子の連打でチャンスを作ると雷丸がタイムリーを放ち追加点。
その後は両軍共にランナーを出せず、そのまま終盤戦へ。
9回表、好投したなくらの後を引き継いだ磯部製菓がまたも鈴川小梅にホームランを浴びるも、
すかさず出てきた抑えの切り札よねが後続を断ちゲームセット。
ついに南海は3勝3敗と五分に戻した。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 4 0 1 0 0 0 0 0 0 5 8 0
国 鉄 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2 5 0
勝:なくら 1勝  S:よね 2S  敗:鴨志田貴司 2敗
本:天神要(2号=なくら)  鈴川小梅(3号=磯部製菓)

+ 第7戦

第7戦

運命の第七戦、南海の先発魂魄妖夢は緊張からか初回いきなり天神要、リネットに連続ホームランを打たれ先制を許す。
続く2回に南海も3連打で満塁のチャンスを作るが四季英姫が惜しくも倒れ得点には結びつかない。
2回以降立ち直った魂魄妖夢は毎回のようにランナーを出すも踏ん張り、紅美鈴にバトンタッチ。
打線も国鉄の先発村田を打ちあぐねていたが、ついに8回、疲れの見え始めた村田から四季英姫厄いをランナーに置いて
あぶさんの打った当たりはレフト頭上を越えるタイムリーツーベース。南海はついに同点に追いつき、試合は延長戦へ。
紅美鈴は5回以降国鉄打線をなんとか抑えていたが、10回、ついに鈴川小梅に今シリーズ4本目となるホームランを左中間に叩き込まれ万事休す。
日本シリーズ制覇には後一歩及ばなかった。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 H E
南 海 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 7 0
国 鉄 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2x 4 11 0
勝:サイクロン 1勝  敗:紅美鈴 1勝1敗
本:天神要(3号=魂魄妖夢)  リネット(2号=魂魄妖夢)  鈴川小梅(4号=紅美鈴)

+ 日本一やねん!南海ホークス 第105期

選手

+ ...

野手

選手名 コメント ポジ
ラッカ ベストナイン 今年も劣化を一向に感じさせない活躍。核弾頭として活躍する
厄い 自慢のミートと守備力で貢献。年齢を重ね2番打者に定着。
メカセギノール 長打力には目を見張るものがある。シリーズの流れを決定づける満塁弾を放つ
あぶさん ベストナイン 昨年から4番に定着して堅実な成績を残す。
八雲紫 新人王 ベストナイン ルーキーながら前半戦は打線の中核を担う活躍。 DH
グレ 球界一のパワーヒッター。6番に置くには勿体ない能力。
田村 西鉄から移籍してきた守備職人。今期は打撃でも大いに貢献した
雷丸 期待の若手。恐怖の八番打者として重爆打線の一翼を担う
永江衣玖 いぶし銀の活躍。打撃も年々成長し、ホークスに欠かせない人材に。

投手

選手名 コメント ポジ
杉浦忠 厳しい相手に当たることが多く勝ち星は少なかったが、シリーズでは大活躍。
クロノクロス 移籍二年目は先発で大活躍。エース相手に一歩も引かない好投を見せた
スタンカ 安定した能力で要所要所を締めた。信頼できる先発に成長
よね 先年の肉体改造成功で一気にエース候補に。少々運が悪かったか
魂魄妖夢 シーズン中は若干調子が悪かった。3年越しのシリーズ初勝利を狙う
李小狼 ベストナイン 年々実力を増し、今期は防御率1点台。南海のリリーフエース。
なくら 今回は中継ぎとして三度目のシリーズに望む。
紅美鈴 超スローボールで打者を幻惑する。粘りの投球で凡打の山を築いた。
相坂さよ 暗黒南海を支えた西行寺幽々子が転生して帰ってきた。シリーズでは監督を務める

日本シリーズを追う


終盤辛くも東映を振り切りV3を決めた南海の相手は11年ぶり優勝の巨人。
2年連続で惜しくも日本一を逃した南海、今度こそ日本一の栄冠を手にしたい。

+ 第1戦

第1戦

南海の先発はここ数年エースとして定着した感のある杉浦忠。対する巨人は今シーズン好成績を挙げた帯昌勇。
試合は大方の予想通り投手戦の様相を呈した。
3回裏、巨人は下位の連打でノーアウト満塁の大チャンスを作るが、杉浦忠は赤木茂を浅いセンターフライに打ち取ると、
続くブラッグス改の一二塁間の当たりをセカンドの田村が落ち着いてホームゲッツーに仕留めピンチを脱出。
均衡を破ったのは5回。南海は先頭の雷丸が四球を選ぶと、疲れの見え始めた帯昌勇から永江衣玖ラッカ
連打を放ち満塁とチャンスを広げ、続く厄いが二遊間を抜けるヒットで南海が先制。
さらにメカセギノールがフェンス直撃の二塁打を放ちさらに加点、この回帯昌勇をノックアウトした。
杉浦忠はこの後も巨人打線を寄せ付けず、最後まで疲れも見せずに投げきり見事完封。
ワンチャンスをものにした南海がまずは一勝を奪った。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 0 0 0 0 4 0 0 0 0 4 8 0
巨 人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 0
南海:杉浦忠(1勝)
巨人;帯昌勇(1敗)-ルブタジベ

+ 第2戦

第2戦

巨人はこの試合、エースの何故かそこもを投入、南海は今期大活躍のクロノクロスで迎え撃つ。
2回、巨人は㍍㌔㌧㌢㍼㍼㍼を二塁に置いて7番のおじゃんがツーベースを放ち1点先制。
しかしクロノクロスはその後も毎回安打を許すものの要所要所を抑え追加点を許さない粘投を見せる。
これを何とか援護したい打撃陣であったが、6回のノーアウト2塁、さらに7回はあぶさん八雲紫グレが連打を放ち
満塁のチャンスを作るもあと一本が出ない。
終わってみれば何故かそこもは無四死球で完封勝利、巨人は前日の雪辱を果たした。
南海は好投した投手陣を援護できなかった打撃陣の奮起が期待される。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
巨 人 0 1 0 0 0 0 0 0 x 1 8 0
南海:クロノクロス(1敗)-李小狼
巨人:何故かそこも(1勝)

+ 第3戦

第3戦

舞台を後楽園球場に移して行なわれた第三戦、南海の先発は成長著しいスタンカ
2回表、南海は八雲紫が左翼線に二塁打を放ち、グレも続いてチャンスを作る。
続く田村は空振り三振に倒れたものの、雷丸の当たりは三遊間への深い当たり。
ショートブラッグス改はこれを好捕するものの一塁には僅かに間に合わず、この間に八雲紫が本塁に駆け込み先制点。
この後は両軍共に思うようにチャンスを作れず、凡退を続ける。
しかし9回、疲れの見え始めた名無し消しを南海は攻め立て、一二塁のチャンスに田村がセンター左へツーベースを放ち、待望の追加点。
さらに雷丸もタイムリーで続き、代わった川口からもラッカが一塁線を抜ける二塁打でダメ押し。
結局スタンカは1安打完封という快投を見せて文句なしの勝利投手。南海が2勝1敗と先行した。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 0 1 0 0 0 0 0 0 3 4 9 0
巨 人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
南海:スタンカ(1勝)
巨人:名無し消し(1敗)-川口

+ 第4戦

第4戦

4戦目の先発は期待の若手よね。対する巨人は安藤内科が先発のマウンドを踏んだ。
試合は早くも2回に動く。あぶさんのセンター頭上を越えるツーベースの後グレ田村が連打を放ちまずは先制。
さらに5回にはメカセギノールがバックスクリーン右へ待望のシリーズ初本塁打を放ち、これで2-0。
しかしその裏、ここまで不調ながら無失点に抑えてきたよねが炎上、一三塁のピンチで4番の幕田公爵にツーベースを打たれ1点差。
さらにおじゃんのタイムリーで同点に追いつかれると、続くうなぎが左中間上段へ運ぶグランドスラムを放ち、一気に逆転。
ここでよねは無念の降板、リリーフのなくらに後を託す。
南海は7回にも満塁のチャンスを作るがあと一本が出ず無得点、ベンチにも暗いムードが漂い始めた。
しかし8回、先頭の八雲紫が内野安打で出ると、グレも四球を選び、一三塁になった所で遂に先発の安藤内科をノックアウト。
後を継いだジョージ公爵は初シリーズの緊張からか制球が定まらず、3人に四球を与えてしまいここで6-4。
続くメカセギノールはカウントを取りに行ったストレートを一閃、打球は南海ファンの待つレフトスタンドへ突き刺さる満塁弾となった。
たまらず交代したルブタジベからもあぶさん八雲紫グレ田村と四連打を放ち、10-6と南海は突き放す。
なくらは8回に1点を許すも無難な投球で巨人打線を抑え、最後はルーキー相坂さよが締めてゲームセット。
南海は大逆転勝利で3勝目を挙げ、日本一に王手をかけた。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 0 1 0 0 1 0 0 8 0 10 12 0
巨 人 0 0 0 0 6 0 0 1 0 7 14 0
南海:よね-なくら(1勝)-相坂さよ(1S)
巨人:安藤内科-ジョージ公爵(1敗)-ルブタジベ

本塁打:メカセギノール1号ソロ(安藤内科) メカセギノール2号満塁(ジョージ公爵) うなぎ1号満塁(よね)

+ 第5戦

第5戦

ここで決めたい南海は魂魄妖夢を先発のマウンドに送る。
試合は3回、厄いが投手1の失投を見逃さずライトスタンドへ運ぶ2ランで南海が先制、
しかしその後両軍ともチャンスを作るもあと一本が出ず、試合は膠着状態に。
6回には田村のヒットに四球を絡めてワンアウト満塁のチャンスを作るものの、ここでリリーフしたルブタジベに
後続を抑えられ無得点。そのまま試合は終盤戦へ。
7回裏、疲れの見え始めた魂魄妖夢に対して巨人が襲いかかり、ツーアウトから三連打で満塁のチャンスを作ると、
今シリーズ絶好調の赤木茂がライト前に落ちる2点タイムリーを放ち試合は振り出しに。
さらにリリーフした紅美鈴もこの流れを止められず、続くブラッグス改にツーベースを浴び逆転。
8回、9回といずれも南海は得点圏へランナーを進め意地を見せるも結局無得点。
巨人は2勝目を挙げ、日本一へ望みを繋いだ。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 11 0
巨 人 0 0 0 0 0 0 3 0 x 3 10 0
南海:魂魄妖夢(1敗)-紅美鈴
巨人:投手1-ルブタジベ(1勝)-北条乳業(1S)

本塁打:厄い1号2ラン(投手1)

+ 第6戦

第6戦

大阪球場に戻ってきた南海は再度エース杉浦忠を投入。ファンの期待はいやがおうにも高まった。
1回表、巨人の先発帯昌勇は制球が定まらず、厄いの二塁打を挟んで4連続四球で早くも南海に先制点を許す。
なおも満塁から田村雷丸永江衣玖の連続タイムリーで初回から6点を先制、大きくリードする。
杉浦忠は大量点をバックに悠々と投げ、初戦同様の好投を見せる。
8回には田村がタイムリーを放ち欲しかったダメ押し点を入れ、これで7-0。
9回裏、最後のバッターうなぎの放った打球がセンターラッカのグラブに収まり、ゲームセット。
南海は数十年ぶりの日本一に輝き、ナインは歓喜に沸いた。
なお、胴上げ投手となった杉浦忠は2試合連続完投、わずか1失点に抑える貫禄の投球でシリーズMVPに選ばれた。

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
南 海 6 0 0 0 0 0 0 1 0 7 10 0
巨 人 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 6 0
南海:杉浦忠(2勝)
巨人:帯昌勇(2敗)-川口-ジョージ公爵
恐らく次回のVやねん!南海ホークス更新は暗黒を乗り越えて優勝した時です


Special Thanks

本家横浜様、こだわり横浜様、本家中日様のテンプレートをお借りいたしました。

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最終更新:2009年12月21日 06:54
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